↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

#023『藍墨の心―3年後の断章―』《美桜17歳》

短編
あらすじ

 17歳の重圧と胸の万年筆。ペン先の違和感が、少女を再びあの家へ導く。
 
 17歳になった宮下美桜は、高校の教室で周囲の「空気」に合わせる息苦しさを感じていた。
 スマートフォンから流れる絶え間ない通知。自分を消して波風を立てないように生きる彼女の胸ポケットには、祖父から受け継いだ一本の万年筆があった。
 誰にも言えない本音をノートに綴る時間だけが、彼女が自分自身でいられる瞬間だった。
 だが、その万年筆の書き味が、ある日突然変わり始める。
 滑らかだったはずのペン先が示す小さな拒絶。
 美桜は弾かれたように教室を抜け出し、3年前の記憶が眠る祖父の工房を目指して走り出す。
Nコード
N4546MO
シリーズ
『国語の教科書に載るような短編集』
作者名
いわたとおる
キーワード
コミックルーム大賞 アイリスIF9大賞 ESN大賞11 なろうフェス2026 日常 現代ドラマ 高校生 文房具 絆 再会 女主人公
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2026年 08月05日 19時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
13,321文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2088MT| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
 凍える深夜の高架下。過去を捨てた私を、温かな熱が呼び覚ます。  十二月中旬、深夜11時の高架下駐輪場。  仕事に追われ、すり減った日々を送る村上志緒は、冷え切ったコンクリートの暗がりで立ち尽くしていた。  半年前に去//
N5219MS| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
 正解の音を失った少女が、絶対的な暗闇で見つけた私だけの和音。  「きみはこの合奏に存在してはならない不協和音だ」  顧問の冷酷な言葉に傷ついた中学生の架乃は、ポケットの中の小さな音叉だけを頼りに自分を保っていた。  //
N6462MR| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
「なんちゃって」で塗った日常。不格好な甘さが、私の空白を温める。  流行のメイクに、周りと合わせた笑顔。  伊藤來未は、グループから浮かないために「なんちゃって陽キャ」を演じ続ける16歳。  胸の中にある無機質な空洞に//
N5680MQ| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
「時間は積み重なる」絵を諦めた私と、砂時計を持つ君の十五分。 五月の雨上がり。放課後の教室で、海野美波は半年前に買った油彩セットの領収書を見つめていた。 自分の才能への絶望から筆を折り、美術部から逃げ出したあの日。 か//
N1229MQ| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
 家を出た娘と残された母。夏の終わりに響く足音が、二人を繋ぎ直す。  八月の終わり、猛暑の中で一人、亡き母の墓参りへと向かった美和。  照りつける太陽のもと、熱くなった墓石に水をかけながら、届かない娘への祈りを捧げる。//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。