『国語の教科書に載るような短編集』
オムニバス形式の短編集です。
国語の教科書の載っているような短編を目指して書いています。
拙すぎて恥ずかしいですけど、読んでいただけると嬉しいです。
国語の教科書の載っているような短編を目指して書いています。
拙すぎて恥ずかしいですけど、読んでいただけると嬉しいです。
#001『雨の詩』
しとしとと降る雨が好きです。
都会の雨も好きだけど、田舎の雨も、なんか好きです。
掲載日:2026年 03月 17日
最終更新日:
2026年 03月 17日
キーワード:
シリアス
現代
日常
静謐な時間
#002『雨とレシートのバラッド』
雨に煙る街に佇む亮太。
失くしものに涙する美咲。
雨宿りする二人の物語。
掲載日:2026年 03月 18日
最終更新日:
2026年 03月 18日
キーワード:
シリアス
現代
日常
雨
雨宿り
失くしもの
#003『透明な影と届かぬ風の音』
一人実家に残る父を訪ねる娘・栞。
止まったような家の中で、栞のする墨の音が静かに、優しく木霊する。
掲載日:2026年 03月 20日
最終掲載日:2026年 03月 20日
キーワード:
シリアス
現代
日常
父と娘
置き忘れた時
#004『座標なき海図と黄金の夜明け』
最新のGPSでも測れない、五十年前の地図が導く、約束の場所への旅。
掲載日:2026年 04月 01日
最終更新日:
2026年 04月 01日
キーワード:
春チャレンジ2026
シリアス
女主人公
現代
職業もの
国語の教科書
老人
失われたものの探究
#005『琥珀の沈殿と閉ざせない記録』
その扉には、五十年間「鍵」がかからない。
老朽化した図書館を数字で解体する監査員・桐生。地下の閉架書庫で彼が見つけたのは、二十二年前に亡くなった兄の筆跡だった。薄いパラフィン紙に刻まれた「一晩だけ、生//
掲載日:2026年 04月 08日
最終更新日:
2026年 04月 08日
キーワード:
国語の教科書
現代
パラフィン
#006『レモネードの酸味』
初恋は、喉がヒリつくほど酸っぱかった。
五年ぶりに呼び出された私を待っていたのは、かつての恋人と一杯のレモネード。密室のゴンドラで突きつけられた残酷な現実と、その先に見えた景色。停滞した日常を焼き切//
掲載日:2026年 04月 15日
最終更新日:
2026年 04月 15日
キーワード:
現代
国語の教科書
文芸
レモネード
#007『重力とパンケーキ』
人生には、空を飛ばない「重たい食べ物」が必要だ。
夢破れて帰郷した娘と、小麦粉を練る母。流行のスフレより、お腹に石のように落ちるパンケーキがいい。風に流されないために、重力に縛られて生きる。どん底の心//
掲載日:2026年 04月 22日
最終更新日:
2026年 04月 22日
キーワード:
現代小説
母と娘
純文学
#008『硝子の中の海』
初恋は、ぬるい水と硝煙の匂いがした。
進学と就職。離ればなれになることが決まっている夏の夕暮れ、僕たちは小さなプールで「子供時代」を終わらせる。喉に詰まったビー玉のように、言えないまま飲み込んだ「好き//
掲載日:2026年 04月 29日
最終更新日:
2026年 04月 29日
キーワード:
シリアス
現代
日常
国語の教科書
子ども用プール
線香花火
#009『周波数の合わない影たちへ』
踏まれたままの影を引きずって、私は七年、今日を繰り返した。
遠軽の冷たい闇の中、古い真空管ラジオが告げた「現在」。過去の呪縛というノイズを振り切り、私は南への片道切符を握りしめる。自分の人生を、誰の//
掲載日:2026年 05月 06日
最終更新日:
2026年 05月 06日
キーワード:
現代
日常
国語の教科書
北海道遠軽町
スイッチバック
影ふみ
#010 『春を呼ぶ石』
「春を呼ぶ儀式を、もう一度だけ」
灰色の空と、ぬるい雪解け水。五年ぶりに再会した彼が持ち込んだのは、洗練された香水の匂いと、隠しきれない疲労だった。冷たい缶コーヒーの熱さと、氷を砕く石の響き。止まっ//
掲載日:2026年 05月 13日
最終更新日:
2026年 05月 13日
キーワード:
国語の教科書
純文学
懐かしい恋
#011『瑠璃色の脈動』
成功の証として持ち帰るのは、救えるはずの特効薬か、それとも「空っぽの箱」か。
極限の断崖で対峙した、未知の発光生物と女の野心。
メスを入れれば富が手に入り、その輝きは死に絶える。
密猟者・辰巳が見守//
掲載日:2026年 05月 20日
最終更新日:
2026年 05月 20日
キーワード:
BWK大賞1
BK小説大賞2
ESN大賞10
HJ大賞7
春チャレンジ2026
現代小説
国語の教科書
冒険活劇?
#012『波に返す大聖堂』
「残らなくていい。永遠じゃなくていい」――その言葉が、私を撃ち抜いた。
地図に残り続ける堅牢なコンクリートを設計してきた54歳の建築家。
逃げるように訪れた海岸で出会ったのは、波打ち際で精巧な砂//
掲載日:2026年 05月 27日
最終更新日:
2026年 05月 27日
キーワード:
BWK大賞1
BK小説大賞2
現代
年の差
ESN大賞10
HJ大賞7
短編
おじさん
少女
芸術
職人
挫折
再生
#013『潮騒と白砂の工房』
完璧に直せば直すほど、鏡に映る自分の顔が怖くなった。自分には、オリジナルを生み出す才能なんてない――。
一流の修復士としてのプライドを失い、すべてを投げ出して錆びついた故郷へ逃げ帰ってきた渋沢修//
掲載日:2026年 06月 03日
最終更新日:
2026年 06月 03日
キーワード:
シリアス
男主人公
現代
職業もの
現代ドラマ
職人
修復士
幼馴染
再生
挫折
海
切ない
#014『藍墨の心』《美桜14歳》
雨音とインクの匂い。祖母の形見の万年筆が、私の本当の声を綴り出す。
通知の嵐に急かされ、空気を読むことに疲弊した14歳の美桜が、スマホの沈黙(休符)をきっかけに、おじいさんの四畳半の工房で「質量のあ//
掲載日:2026年 06月 10日
最終更新日:
2026年 06月 10日
キーワード:
BK小説大賞2
集英社小説大賞7
現代
ホームドラマ
現代ドラマ
祖父と孫
万年筆
文房具
デジタルデトックス
職人
成長
春休み
#015『硝子の壁』
「あーあ、また砂噛んだ。帰ったら絶対、キンキンに冷えた生ビール飲んでやる」
それが、戦場に散った親友の最後の言葉だった。
彼が遺した、ひび割れたガラス越しに「午後二時十四分」を指したまま動かない//
掲載日:2026年 06月 17日
最終更新日:
2026年 06月 17日
キーワード:
集英社小説大賞7
現代ドラマ
再生
トラウマ
救済
職人
時計屋
カメラマン
男主人公
#016『焔《ほむら》を継ぐ吐息』
主人公が極限状態の中で覚醒し、周囲の人間をその圧倒的な熱量で狂わせていくカタルシス
ガラス職人の田島理沙は、倒れた師匠の代わりに千三百度の溶解炉の前に立ち続けていた。
しかし、どれだけ竿を回し//
掲載日:2026年 06月 24日
最終更新日:
2026年 06月 24日
作品に含まれる要素:
R15
キーワード:
シリアス
女主人公
現代
現代ドラマ
職人
覚醒
狂気
執念
芸術・料理
ハッピーエンド
#017『透明な迷子たちへ』《Primer Gray》
——周囲に合わせて透明になる少女。路地裏のおでん屋台で、自分だけの芯を知る。
進学校のトップを維持し、母親の言う通りに生きる17歳の少女。
「完璧」という出汁に浸かりきり、煮崩れる寸前だった彼//
掲載日:2026年 06月 14日
最終更新日:
2026年 06月 24日
キーワード:
BWK大賞1
BK小説大賞2
集英社小説大賞7
日常
ハッピーエンド
HJ大賞7
現代ドラマ
JK/女子高生
職人
救済
トラウマ/葛藤
料理/おでん
#018『波に返す大聖堂・続』
永遠を信じる五十四歳と一瞬に生きる十七歳。冷たい砂の上の静かな共犯関係。
五十四歳のベテラン建築家は、徹夜明けの重い身体を引きずり、再び九十九里の砂浜に立っていた。
視線の先にいるのは、昨日出会った//
掲載日:2026年 07月 01日
最終更新日:
2026年 07月 01日
キーワード:
HJ大賞7
BWK大賞1
BK小説大賞2
集英社小説大賞7
コミックルーム大賞
アイリスIF9大賞
現代ドラマ
建築
芸術・料理
年の差
覚醒
職人
男主人公
#019 『朝靄のブルーと温もりのブラック』
現場仕事に向かう五十代の高瀬誠は、冷え切った手をいつもの黒い缶コーヒーで温めていた。
舌に残る人工的な甘みと強い苦味。それが彼にとっての日常だった。
駅前のロータリーで灰色の景色の中に異彩を放つ//
掲載日:2026年 07月 08日
最終更新日:
2026年 10月 20日
キーワード:
現代ドラマ
男主人公
おっさん
父と娘
家族
再会
日常
ほのぼの
#020『適当という名の最適解』《Buffer Amber》
頼るな、放置しろ。やる気ゼロの不良教師が教える、生態系と集団のルール!
エコフェスティバルの展示企画を巡り、一年生と三年生が激しく衝突。環境委員会で板挟みになった高校二年生の松下理奈は、胃に穴が//
掲載日:2026年 07月 15日
最終更新日:
2026年 07月 15日
キーワード:
集英社小説大賞7
コミックルーム大賞
ほのぼの
女主人公
学園
日常
青春
おっさん
教師と生徒
#021『ノイズの向こうのあなたへ』
忘却を恐れる時を越えた声。ホテルの暗闇で、孤独な夜警は「彼」と出会う。
取り壊しを待つ無人のトランジットホテルで、夜間警備員として働く白石夏海。
午前四時、誰もいないはずの客室フロアを見回り中//
掲載日:2026年 07月 22日
最終更新日:
2026年 07月 22日
キーワード:
集英社小説大賞7
アイリスIF9大賞
ESN大賞11
夏のホラー2026
シリアス
女主人公
現代
職業もの
日常
現代ドラマ
過去と現在
深夜
救済
現代ファンタジー
#022『泥まみれのペダル』
即消費される言葉に疲れた。泥まみれのペダルの先に届いたのは言葉の重み。
都内の大手出版社で働く文芸編集者、神崎千景。
疲労困憊の中で立ち寄った神保町の古書店。そこで偶然見つけた手製本には、名も//
掲載日:2026年 07月 29日
最終更新日:
2026年 07月 29日
キーワード:
シリアス
女主人公
現代
日常
現代ドラマ
お仕事
出版
山奥
再生
#023『藍墨の心―3年後の断章―』《美桜17歳》
17歳の重圧と胸の万年筆。ペン先の違和感が、少女を再びあの家へ導く。
17歳になった宮下美桜は、高校の教室で周囲の「空気」に合わせる息苦しさを感じていた。
スマートフォンから流れる絶え間な//
掲載日:2026年 08月 05日
最終更新日:
2026年 08月 05日
キーワード:
コミックルーム大賞
アイリスIF9大賞
ESN大賞11
なろうフェス2026
日常
現代ドラマ
高校生
文房具
絆
再会
女主人公
#024『真っ赤なりんご飴』《Primer Gray》
割れた水風船、手繋ぎ。ちょっと苦くて甘い、私たちの夏。
中学生活最後の夏祭り。部活を引退したばかりの葉月と凛は、私服で並んで歩く特別な時間に心を弾ませていた。
けれど、不意のアクシデントで落ち込//
掲載日:2026年 08月 12日
最終更新日:
2026年 08月 12日
キーワード:
コミックルーム大賞
アイリスIF9大賞
ESN大賞11
なろうフェス2026
ほのぼの
女主人公
現代
日常
青春
夏祭り
友情
中学生
ハッピーエンド
#025『蝉時雨と水鏡の空』
家を出た娘と残された母。夏の終わりに響く足音が、二人を繋ぎ直す。
八月の終わり、猛暑の中で一人、亡き母の墓参りへと向かった美和。
照りつける太陽のもと、熱くなった墓石に水をかけながら、届かない//
掲載日:2026年 08月 19日
最終更新日:
2026年 08月 19日
キーワード:
シリアス
日常
現代ドラマ
母娘
親子
絆
再会
夏休み
女主人公
#026『群青のインクと落ちる砂』
「時間は積み重なる」絵を諦めた私と、砂時計を持つ君の十五分。
五月の雨上がり。放課後の教室で、海野美波は半年前に買った油彩セットの領収書を見つめていた。
自分の才能への絶望から筆を折り、美術部から逃//
掲載日:2026年 08月 26日
最終更新日:
2026年 08月 26日
キーワード:
ESN大賞11
なろうフェス2026
日常
青春
現代
高校生
美術部
絆
女主人公
ハッピーエンド
#027『ドーナツ、なんちゃって!』
「なんちゃって」で塗った日常。不格好な甘さが、私の空白を温める。
流行のメイクに、周りと合わせた笑顔。
伊藤來未は、グループから浮かないために「なんちゃって陽キャ」を演じ続ける16歳。
胸の中//
掲載日:2026年 09月 02日
最終更新日:
2026年 09月 02日
キーワード:
ESN大賞11
ほのぼの
女主人公
現代
青春
日常
高校生
学園
料理/食
ハッピーエンド
#028『静寂に木霊する和音』
正解の音を失った少女が、絶対的な暗闇で見つけた私だけの和音。
「きみはこの合奏に存在してはならない不協和音だ」
顧問の冷酷な言葉に傷ついた中学生の架乃は、ポケットの中の小さな音叉だけを頼りに自//
掲載日:2026年 09月 09日
最終更新日:
2026年 09月 09日
キーワード:
コミックルーム大賞
アイリスIF9大賞
ESN大賞11
なろうフェス2026
シリアス
女主人公
学園
現代
青春
吹奏楽/部活
トラウマ
成長/自立
心理描写
純文学
#029『真夜中のホットスナック』
凍える深夜の高架下。過去を捨てた私を、温かな熱が呼び覚ます。
十二月中旬、深夜11時の高架下駐輪場。
仕事に追われ、すり減った日々を送る村上志緒は、冷え切ったコンクリートの暗がりで立ち尽くして//
掲載日:2026年 09月 16日
最終更新日:
2026年 09月 16日
キーワード:
なろうフェス2026
シリアス
女主人公
現代
日常
ヒューマンドラマ
働く女性
食
失恋
冬
夜
#030『水鏡に映る空』
カッコ悪くてもいい。泥に塗れたこの場所で、私は私を生きる。
義父の支配する「完璧な家」から逃げ出した橘咲。
彼女が暮らし始めたのは、新宿の片隅に建つ古い木造平屋と、泥だらけで美しい同居人のいる生活だ//
掲載日:2026年 09月 23日
最終更新日:
2026年 09月 23日
作品に含まれる要素:
R15
キーワード:
アイリスIF9大賞
ESN大賞11
なろうフェス2026
秋の文芸展2026
シリアス
女主人公
現代
日常
現代短編
純文学
ヒューマンドラマ
自立
青春
働く女性
カフェ
#031『ひとすじの黒』
壊されたペンと傷だらけの指で、僕は僕だけの線を引き直す。
理不尽な悪意によって、大切なペンを踏み砕かれた篠原蓮。
誰も助けてはくれない学校という閉ざされた世界で、彼は恐怖に膝を折る。
しかし//
掲載日:2026年 09月 30日
最終更新日:
2026年 09月 30日
キーワード:
秋の文芸展2026
シリアス
男主人公
現代
現代ドラマ
青春
学園
成長
日常
イジメ・トラウマ
#032『透明なプリズム』
一瞬の悲鳴、歪む日常。無実の彼を救ったのは……
九月の朝の通勤電車。高校二年生の吉高涼佳は、毎朝同じ車両で静かに文庫本を読む初老の男性の姿に、密かな安らぎを感じていた。
しかし、一人の女子高生//
掲載日:2026年 10月 07日
最終更新日:
2026年 10月 07日
作品に含まれる要素:
R15
キーワード:
ESN大賞11
なろうフェス2026
秋の文芸展2026
シリアス
女主人公
現代
日常
現代ドラマ
女子高生
集団心理
冤罪
心理的恐怖
電車内
ヒューマンドラマ
#033『金木犀の呼吸と眠る独楽』
今回の短編は某所で企画された「三題噺〈キンモクセイ〉〈文化祭〉〈独楽〉」の為に書いたものです。ふっと頭に浮かんだイメージを二日間で文章にしただけなので、あまり内容はありません。お恥ずかしいです。よかっ//
掲載日:2026年 10月 12日
最終更新日:
2026年 10月 12日
キーワード:
金木犀
文化祭
独楽
現代小説
純文学
青春?
#034『針の鳴る店で僕らは湯気を吸い込む』
真鍮の針が跳ねるたび、湯気の向こうで本音が幾つも溢れ出す。
夕暮れ時の定食屋「しおさい亭」。
長谷部修平は、父の傍らでキャベツの千切りを刻みながら、日々を過ごしていた。
カウンターの端に置かれ//
掲載日:2026年 10月 14日
最終更新日:
2026年 10月 14日
キーワード:
ESN大賞11
ドリコム大賞5
なろうフェス2026
秋の文芸展2026
現代短編
純文学
ヒューマンドラマ
ご飯
青春
幼馴染
タイムカプセル
ハッピーエンド?
#035『透明なプリズム -Deuxième rayon-』
正義の代償に突きつけられた悪意。それでも私たちは、抗いつづける。
前作『透明なプリズム』は序章にすぎなかった。
朝の満員電車。高校二年生の吉高涼佳は、どこか不穏で重苦しい空気に怯えていた。
//
掲載日:2026年 10月 21日
最終更新日:
2026年 10月 21日
キーワード:
現代ドラマ
女子高生
日常
葛藤
学園
短編
復讐
悪意の連鎖
善意の連鎖
#036『雨の匂いが変わるまで』
傘を失くした夕暮れ。駆け出した雨の中で、私の何かが動き出す……。
雨の日の匂いは、どこか鉄の味に似ている。
人の輪に入っていくのが苦手で、いつも静かに時間が過ぎるのを待つ高校生の吉野萌夏。
//
掲載日:2026年 10月 28日
最終更新日:
2026年 10月 28日
キーワード:
秋の文芸展2026
現代短編
純文学
女子高生
学園
雨
ずぶ濡れ
ハートフル