↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

勇者の遺体を回収する仕事

あらすじ
勇者が死んだ。

それは、この世界では珍しいことではない。

魔王討伐に失敗した者。
ダンジョンから帰ってこなかった者。
名もなき村を守って命を落とした者。

――そして、誰にも見つけてもらえなかった者。

そんな冒険者たちの遺体を回収し、家族のもとへ届ける仕事。
それが、俺――レインの仕事だった。

勇者になる気もなければ、魔王を倒す気もない。
剣の腕も三流。
魔法は使えない。

ただ、死んだ人間を見つけることだけは得意だった。

ある日、俺は「五十年前に死亡した伝説の勇者」の遺体回収を依頼される。

そんな人間が今さら見つかるはずがない。

そう思っていた。

だが、指定された古い地下迷宮の最深部で、俺は本当にその勇者を発見してしまった。

白骨化した身体。
錆びた鎧。
朽ちた聖剣。

そして――

「遅かったな」

死んでいるはずの勇者が、俺に話しかけてきた。

「……」

「おい。聞こえてるだろ」

「聞こえてます」

「なら早く起こしてくれ」

「いや、死体が喋るなよ」

五十年前に死んだ勇者は、なぜか成仏していなかった。

しかも彼は、自分がなぜ死んだのかを覚えていないという。

さらに奇妙なことに、勇者の遺体を調べれば調べるほど、五十年前の「魔王討伐」に関する記録と矛盾が見つかっていく。

勇者は本当に魔王と戦ったのか。

なぜ遺体は五十年間、誰にも発見されなかったのか。

そして――

なぜ歴代の勇者たちは、全員同じ場所で死んでいるのか。

これは、世界を救う勇者の物語ではない。

勇者が死んだあと、その死体を拾う男の物語だ。
Nコード
N4413MT
作者名
ななほし
キーワード
アイリスIF9大賞 ESN大賞11 なろうフェス2026 ギャグ 男主人公 勇者
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 09月17日 09時30分
最新掲載日
2026年 09月23日 09時30分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
10pt
評価ポイント
10pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
26,708文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1956MS| 作品情報| 連載(全31エピソード) | 異世界〔恋愛〕
私は、愛する人たちに殺された。 婚約者である王太子。 信頼していた親友。 大切な家族。 彼らに「王太子暗殺未遂」の罪を着せられ、私は弁明することさえ許されないまま、処刑された。 最後に誓った。 ――もし、もう一度//
N1965MS| 作品情報| 連載(全39エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
魔物が存在し、剣と魔法が当たり前の世界――エルディア。 この世界では、十五歳になると教会で「ステータス」を測定する。 レベル。 体力。 魔力。 そして、生まれ持った特殊なスキル。 その数値によって、人の人生は大きく変わる//
N2755MS| 作品情報| 連載(全38エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
平凡な会社員だった黒崎蓮は、ある日突然、事故に巻き込まれて命を落とす。 死後、蓮の前に現れたのは美しい女神。 「あなたには、もう一度人生をやり直してもらいます」 転生先は――魔法と剣の世界。 しかも女神から与えられたのは//
N3827MS| 作品情報| 連載(全27エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「お前は今日限りでパーティーを抜けろ」 勇者パーティーに所属していた青年・レオンは、突然追放された。 理由は――「魔法の威力が低すぎるから」。 火球を撃っても小さな火しか出せず、回復魔法も使えない。 剣も平凡。 仲間から//
N4413MT| 作品情報| 連載(全15エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
勇者が死んだ。 それは、この世界では珍しいことではない。 魔王討伐に失敗した者。 ダンジョンから帰ってこなかった者。 名もなき村を守って命を落とした者。 ――そして、誰にも見つけてもらえなかった者。 そんな冒険者//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。