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十二灯館は、誰の罪を照らすのか

あらすじ
 湖上に建つ洋館・十二灯館。
 二十年前の一家惨殺事件を検証するため、関係者たちは再び館へ集められる。
 外壁に灯る十二の灯。
 そのひとつが消えた瞬間、最初の死体が現れた。
 死体の位置、鏡、図面、名を呼ぶ声――すべてが犯人の設計なら、真実を照らすのは灯か、それとも罪か。

登場人物紹介

真壁彰
 警視庁捜査一課の刑事。十二灯館で起きる連続事件に巻き込まれ、犯人に名前を置かれていく。

二階堂壮也
 警視庁広報課の男。軽口の奥で、言葉・報道・見せ方に仕込まれた違和感を読む。

九条雅紀
 京東大学法医学教室所属の法医学者。死体の位置や損傷から、整いすぎた事件の嘘を見抜く。

鳳恭介
 京東大学工学部建築学科准教授。館の構造、動線、図面の欠落から、建物に隠された意図を読む。

西園寺雅治
 追悼会の中心人物として振る舞う男。最初の灯が消えた夜、最初に名前を呼ばれる。

氷室圭吾
 十二灯館の現管理責任者。丁寧すぎる態度で、追悼と検証の場を取り仕切る。

鳴海栞
 館の資料整理と展示案内を担当する女性。事件の記録を守るように抱えながら、何かを隠している。

御子柴瑠璃子
 二十年前の事件に関わる遺族側の女性。静かな佇まいの奥に、語られなかった時間を抱える。

神楽坂小夜子
 瑠璃子に寄り添う女性。館の灯と鏡の中で、誰かと印象が重なって見える。

葛城慎一郎
 行政資料に関わってきた男。公開範囲や記録の正しさにこだわる。

蓮見詩穂
 資料を研究者の目で読む女性。二十年前の記録に距離を置きながらも、事件に呑まれていく。

烏丸鏡花
 若く儚げな雰囲気を持つ女性。館に残る“少女”の記憶を強く呼び起こす存在。

朽木怜二
 法的整理に関わる男。感情よりも記録と責任の所在を重視する。
Nコード
N4392MF
作者名
綾見 恋太郎
キーワード
残酷な描写あり JR西じゆうに大賞1 HJ大賞7 BWK大賞1 BK小説大賞2 集英社小説大賞7 ミステリー 館ミステリ クローズドサークル 見立て殺人 法医学 建築ミステリ 警察 キャラ文芸 完結済
ジャンル
推理〔文芸〕
掲載日
2026年 05月20日 09時04分
最終掲載日
2026年 05月20日 10時49分
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文字数
171,377文字
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