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討伐依頼ではありません。ただ、地鳴りが近づいているだけです 【十五文化圏周縁抄 獣人オブ・ラグナロク】

短編
あらすじ
獣人の里で、最初に異変を告げたのは塩壺だった。

干し肉小屋の床に置かれた塩壺の白い粒が、風もないのに震えている。

匂い番のミカは、井戸桶の水面、床板の震え、骨札の鳴る向き、土の匂いから、地の底を進むものが近づいていることに気づく。

それは、倒すべき獣ではない。
槍で突ける相手でもない。
地震のように、地面そのものを揺らしながら迫ってくるカイジュウだった。

だが、若い戦士たちは逃げることを恥じ、干し肉や毛皮や種袋を捨てられない者たちは避難をためらう。

ミカは鳴子札を鳴らす。

持つものは三つだけ。

子ども。
水袋。
火種。

それ以外は捨てて、南の骨なし原へ逃げる。

これは、戦士でも勇者でもない獣人の匂い番が、近づいてくる地鳴りを読み、里を逃がす話。

討伐依頼ではありません。
ただ、地鳴りが近づいているだけです。

『第十六個体観測録』関連短編ですが、本編未読でも読めます。

  本編:『第十六個体観測録』
  https://ncode.syosetu.com/n6732mh/

本作は、作者が世界観設定、キャラクター設定、勢力構造、物語の方向性を作成し、それらに基づく本文の下書き・推敲補助にAIを使用しています。AI出力をそのまま投稿するものではなく、作者が内容確認、設定整合性の確認、加筆修正、投稿判断を行っています。
本文へのAI利用

AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)

Nコード
N4264ML
シリーズ
第十六個体観測録
作者名
黒瀬 量衡
キーワード
R15 女主人公 人外 異世界 獣人 パニック 災害 カイジュウ 地震 避難誘導 地鳴り 匂い番 逃げる勇気 討伐しない 実務知 ダークファンタジー
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 07月20日 18時00分
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