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【悲報】うちのボス、最弱でした。〜『右腕』に憧れて一般人の神輿を担ぎすぎた結果〜

あらすじ
現代にダンジョンや魔法が出現した世界。退屈な特権階級の暮らしを嫌い家出した中二病の青年・九条迅は、「最強のボスの背中を守る『右腕』こそが一番カッコいい」という偏った美学を抱いていた。
そんな迅が理想のボスに選んだのは、巨体で顔に恐ろしい傷を持ち、規格外の魔力を垂れ流す男・黒田。迅は彼の無口さを「背中で語るカリスマ」、震えを「覇気と武者震い」、魔法を使わないことを「自分に華を持たせるための配慮」と勝手に超解釈していく。迅自身が持ち前の雷魔法で敵対組織を次々と単独で壊滅させた結果、裏社会には黒田の悪名が轟くことに。そのカリスマ性に惹かれた狂犬のような不良や殺し屋たちが次々と傘下に入り、気づけば50人を超える武闘派凶悪組織『黒王会』が誕生してしまった。
しかし、組織が頂点に達しようとしたその時、迅は誰もいない部屋で「もうヤダ怖い……実家に帰りたい……」と泣きながら震えるボスの姿を目撃してしまう。
彼の無口はただの極度なコミュニケーション障害であり、震えていたのは純粋な恐怖から。顔の恐ろしい傷は昔自転車で溝に転んだ時のものであり、極めつけに、異常な魔力はただダダ漏れになっているだけで、魔法の使い方は一切知らないという衝撃の事実が発覚する。最強の器と崇拝していたボスは、ただ見た目と魔力がイカツいだけの完全なるクソ雑魚一般人だったのだ。
凶悪な部下たちにこの神輿がただのハリボテだとバレれば、組織は一瞬にして崩壊してしまう。だが、自らの美学で退路を断ってしまった迅は絶望するどころか、この絶対にバレてはいけない無理ゲーこそ、退屈を紛らわす最高のエンターテインメントだと笑い飛ばす。
血の気の多い部下たちを騙し通し、泣き虫なボスの威厳を死守するため、最強の雷使いは今日も完璧な「右腕」を演じ続ける。

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Nコード
N4047ME
作者名
ろくでなし
キーワード
R15 ボーイズラブ ガールズラブ 残酷な描写あり 勘違い 裏社会 恋愛 魔法 ダンジョン 酒ヤクザ ファンキー外国人
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 05月11日 12時00分
最新掲載日
2026年 05月11日 23時00分
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文字数
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