ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『琥珀色の記憶をほどいて ―時洲美波と遠い日の約束―』

あらすじ
「モノは決して嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間だけです」

下町の路地裏にひっそりと佇む古物商『時洲堂』。
若き店主・時洲美波の元には、どこからともなく【迷子になったモノ】たちが持ち込まれる。

半世紀の時を超えて突如返却された家宝の銀のオルゴール。
クラシックホテルで十年間眠り続けていた、開かずのトランク。
あるいは、不器用な職人が遺した金色の歯車や、痛切な恋の終わりを告げる手紙――。

一見するとただの古い品物に見えるそれらには、持ち主すら知らない不可解な謎と、失われた過去の時間が封じ込められている。

美波は、極めて冷静で論理的な観察眼をもって、モノが刻んだ傷や酸化の具合、微細な矛盾を読み解いていく。
誰かを欺くための冷たい悪意から、愛する家族を守るために命がけでついた優しい嘘まで。言葉を持たない古物たちが無言で語る『真実』を翻訳し、美波は迷子たちを本来あるべき場所へと静かに帰していく。

これは、モノに宿る人々の不器用で温かい想いをほどき、凍りついた時間を再び動かす、静かで優しい謎解きの物語。
Nコード
N1882ML
シリーズ
琥珀色の記憶をほどいてシリーズ
作者名
長月有希
キーワード
ミステリー 探偵小説
ジャンル
推理〔文芸〕
掲載日
2026年 07月08日 17時11分
最終掲載日
2026年 07月18日 21時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
111,851文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2474MM| 作品情報| 連載(全3エピソード) | 純文学〔文芸〕
大学の敷地の最奥、取り壊しを待つだけの旧西棟に、学生たちの間で密かに『無菌室』と呼ばれる一室がある。 そこに君臨するのは、学生ピア・カウンセラーの鴻巣美青。彼女は、圧倒的な美しさと、血の通った感情を一切排除した冷徹な論理//
N1882ML| 作品情報| 完結済(全16エピソード) | 推理〔文芸〕
「モノは決して嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間だけです」 下町の路地裏にひっそりと佇む古物商『時洲堂』。 若き店主・時洲美波の元には、どこからともなく【迷子になったモノ】たちが持ち込まれる。 半世紀の時を超//
N0622MG| 作品情報| 完結済(全62エピソード) | 純文学〔文芸〕
月城詩織の日常は、完璧だった。 西日の差し込む教室、響くチョークの音。そして隣の席には、いつもスケッチブックに向かう『彼女』がいる。二人は共通の夢である一冊の絵本を紡いでいた。詩織が言葉を編み、彼女が色彩を乗せる。それは//
N7607MA| 作品情報| 連載(全27エピソード) | 推理〔文芸〕
 月見坂市の無機質なスマートシティから一転、如月学園の校外学習で訪れたのは、白煙と巨大な歯車が支配する大正ロマンとスチームパンクの街『咲浜市』。  時代に合わせた美しい矢絣の着物と袴に身を包んだ天才鑑定士・如月瑠璃は、喧//
N0829MA| 作品情報| 完結済(全43エピソード) | 推理〔文芸〕
 平穏な休日の午後。自室で推しのアイドルグッズに囲まれ、至福の怠惰を貪っていた朔光太郎(サクタロウ)は、ふとしたことから『もしも』の空想に思考を巡らせる。  あの規格外の天才令嬢・如月瑠璃が、もしも別の環境にいたらどうな//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ