- あらすじ
- 雨の夜の事故のあと、櫻井紗季は奇妙な朝を迎える。
失ったはずの親友・橘美琴が、何事もなかったように教室で笑っていたのだ。
けれどその日から、世界は少しずつ歪みはじめる。
人の声は遠く、身体の感覚は曖昧になり、クラスメイトはまるで最初からいないかのように紗季を認識しなくなっていく。
そんな紗季の前に現れた見知らぬ少女は、ただ一言だけ告げる。
――「もう始まってるよ」と。
理由も分からないまま、それでも紗季は美琴と過ごす“当たり前の時間”にすがり続ける。
放課後の寄り道、何気ない会話、隣にいるだけの距離。
失ったはずのものを取り戻した日々は、あまりにも優しくて、あまりにも脆かった。
やがて紗季は知る。
この時間には終わりがあることを。
そして、自分が少しずつ世界から消えていく存在だということを。
それでも彼女は、最後まで隣にいることを選ぶ。
これは、もう一度出会えた親友と過ごす、たった八日間の物語。
忘れられてしまうとしても、それでも残したい想いがある――そんな少女の、静かで切ない再会と別れの記録。 - Nコード
- N0248MB
- 作者名
- もと なぎさ
- キーワード
- ESN大賞10
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 04月12日 15時57分
- 最終掲載日
- 2026年 04月12日 16時01分
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- 文字数
- 36,023文字
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君に忘れられるための八日間
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忘れたはずの名前だけが、残っている。
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触れれば壊れる。
近づけ//
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詐欺師は、嘘を売らない。
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彼の仕事は相談業。
だが実態は、関係を修復することではなく――壊れたまま成立//
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失ったはずの親友・橘美琴が、何事もなかったように教室で笑っていたのだ。
けれどその日から、世界は少しずつ歪みはじめる。
人の声は遠く、身体の感覚は曖昧になり、クラ//
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