29.『日陰くんと二等星』レビュー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日陰くんと二等星
枯れ尾花/グランツ文庫
★★★★☆ 4.6(レビュー 312件)
※現在、出版社在庫切れ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★★★ 一年前
投稿者:ヒラメ
なんでこれが売れてないのか本当に分からん。
主人公の日陰くんは学校で誰にも認識されてない。名前すら覚えられてなくて、担任にも「えーと、そこの」って言われる。そういう子が主人公の話。
ヒロインの春野さんは日陰くんと正反対に見える。成績も運動も上位で、先生からの評判もいい。誰が見ても優等生。でも本人はずっと自分のことを二等星だと思ってる。
何をやっても一番の誰かがいて、自分はその次。表彰台なら、いつも二段目。周りは完璧だと思ってるのに、本人は一番になれない自分が空っぽだって感じてる。だから二等星。
この二人が図書室で出会う場面が好き。日陰くんが本に届かなくて、春野さんが後ろから取ってくれる。それだけで会話もほとんどないけど、そこから始まる恋愛っていうのが刺さった。
続きが出ないのが納得いかない。
★★★★★ 二週間前
投稿者:やまびこ33
深夜にテレビを見ていたら、アイドルの子がこの本を紹介していました。人生で一番好きな本だと言っていて、目が真剣だったので、翌朝から本屋を回りました。
ですが、五軒回ってもどこにもありませんでした。中古で定価の十倍でしたが買いました。
読み終えて、なぜ彼女がテレビであんな顔をしたのか分かった気がします。
私は今年で二十八になります。会社では誰でもできる仕事を任されていて、いてもいなくても同じような立場です。新人の頃はそれが悔しかったのですが、最近は何も感じなくなっていました。
日陰くんが文化祭の準備で、誰にも役割を割り振ってもらえない場面があります。みんなが忙しそうに動いている中で、彼だけが何をしていいか分からず、結局ゴミを捨てに行く。あの場面を読んで、自分の去年の忘年会を思い出しました。
でも、この本が良かったのは、そこで終わらないところです。
五章の屋上で、日陰くんは笑いました。先輩から「お前は主役じゃない」と言われて、彼は笑ったんです。
何がおかしいのかと聞かれて、「その通りだと思ったんです」と答える。私はそこで、電車の中なのに泣いてしまいました。
彼は納得したわけでも、諦めたわけでもありませんでした。自分の人生の主役を自分だと思えるのは自分。他人に決められる事じゃありません。でも、他人に主役だといってもらえて、初めて空っぽじゃないと気付ける人もいる。
私はまだ何者にもなっていませんが、それでもいいのかもしれないと思えました。
続きが出ていないと知って驚いています。
★★★★☆ 三日前
投稿者:クレアちゃん推し
クレアちゃんが紹介してたので読みました!
正直、アイドルが薦めてなかったら絶対に手に取らなかったタイプの本です。表紙も地味だし、あらすじも盛り上がりがなさそうだったので。
でも、読んでよかったです。
春野さんが最後に日陰くんに言う台詞、ネタバレになるので書きませんが、あそこでタイトルの意味が変わるのが良かった。二等星って、負けてる側の言葉じゃなかったんだなって。
クレアちゃんがこれを人生で一番好きって言った理由がわかりました!
★★☆☆☆ 五日前
投稿者:匿名
話題になっていたので読みましたが、私には合いませんでした。
とにかく展開が地味です。主人公は最後まで大きなことを成し遂げないし、ヒロインとの関係も曖昧なまま終わります。事件らしい事件も起きません。
文章は悪くないと思います。ただ、盛り上がりを期待して読むと肩透かしを食らいます。
あと、終わり方がはっきりしません。日陰くんがその後どうなったのか書かれていないので、消化不良でした。
合う人には刺さるのだと思います。私には静かすぎました。
★★★★★ 一週間前
投稿者:みなみ
中学二年です。文章が下手くそだったらすみません。
この本がネットで話題になっていて、図書館に行ったらたまたまあったので読んでみました。
私はクラスであまり話す人がいません。休み時間はずっと本を読んでいるふりをしています。ふりというのは、本当は読んでいなくて、同じページをずっと見ているだけだからです。
この本の日陰くんも、教室で同じことをしていました。
それを読んだとき、私のことを見ていた人がいるのかと思って怖くなりました。でも、読み進めていくうちに怖くなくなります。
春野さんは日陰くんに、あなたは私にとって一等星だと言います。日陰くんはそれを信じません。信じないけど、その言葉を覚えています。
私には、まだ、そういう人がいません。でも、いつかできるかもしれないと思えました。
学校に行くのがちょっとだけましになりました。ありがとうございます。
★★★★★ 九日前
投稿者:かげろう
発売当時から追いかけている者です。
この作者の本は、これ一冊しか出ていません。当時、続きが出るものだと思って待っていましたが、打ち切りだったと後で知りました。
正直、もう新しいものは読めないのだと諦めていたので、今になって話題になっているのが信じられません。
あの頃、この本を薦めても誰も読んでくれませんでしたが、今はこんなに多くの人に読まれている。悔しさ半分、嬉しさ半分です。
作者の方が今どこで何をしているのかは分かりません。それでも、もし見ているなら伝えたいです。あなたの本に救われた人間がいるんです。今はもっと増えています。
続きを、とは言いません。
ただ、また書いてくれたら、私は必ず買います。
追記
SNSのアカウントがあったんですね。盲点でした。
少しずつ更新が増えている気がするので、この調子で新作を読めたら嬉しいです。
★★★★★ 十日前
投稿者:無題
続きが読みたい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この作品は現在、出版社での取り扱いがありません。
中古商品の価格は定価を上回る場合があります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
モキュメンタリーホラーの導入じゃないですよ。
律のデビュー時期周りが怪しいことになっていますが、もっと続いたりする事があればしっかり合わせます。
評価ポイントをいただけるととても嬉しいので、お手数ですがよろしくお願いいたします!
作品作りにご協力いただけると幸いです!




