冬の鈴 / 夕陽の唄
ふゆのすず / ゆうひのうた
◆冬の鈴
君が歌った僕への唄は
僕の胸いっぱいに響いた
君が描いた僕との夢は
僕の全てを突き動かしたんだ
一つだけ決めていた
だけど君と出会ってからは
もっと、もっと、欲しくなって
もっともっと欲張りになった
一人だけ見つめていて
本当の僕だけを見つめていて
だって、だって、不安過ぎて
だってだって幸せ過ぎて
どんな幸福だって、それは過ぎてゆくものだから
終わってしまうその瞬間がとてつもない位怖いの
また、また時間はせっかちに通り過ぎて
まだ、まだこの一時に見い出せない想いが
少しだけ胸の奥に揺らいでるけど、
君が歌った僕への唄は
僕の胸いっぱいに響いた
君が描いた僕との夢は
僕の全てを突き動かしたんだ
君が祈った僕への心は
僕の心臓を鋭く貫いた
君が描いた僕との愛は
僕の衝動を君で埋めたんだ
どんな幸福だって、それは過ぎてゆくものだけど
それを掴んでいたいと欲張りになってもいいかな
君が歌った僕への唄は
僕の胸いっぱいに響いた
君が描いた僕との夢は
僕の全てを突き動かしたんだ
そうやってまた、君を好きになる。
◆夕陽の唄
皆で行ったろう
あの秘密の丘へ、
あのでかい夕陽が見れる丘へ
喧嘩した後、仲直りの時
あの場所集まる約束だったよね
見ろよ、綺麗な景色が見える
橙色に染めた空が見える
取って置きにしてあったこの場所で
皆で居れる事、それは夢みたいで…
それぞれ語っただろう
あの秘密の丘で、
あのでかい眩さが包む丘で
傷付いた後、心休める時
あの場所集まれば大丈夫だよね
見ろよ、描ける明日が在る
真紅に染めた血がが騒ぐ
取って置きにしてあったこの想いは
まだ一人、独り夢の中にいるみたいで…
動かないの、僕のこの腕も、足も
全部、夢のようで、掴めない光のようで
あの丘の夕陽の欠片でもいいから
僕の夢の中に、
この“本当”と言う夢の中に。




