蒼白の雲 / 靡く華
そうはくのくも / なびくはな
◆蒼白の雲
屋上に行って静かな空を眺め
僕だけの位置で風にあたる
掴めないのはとっくに知ってるけど
不完全な思想で手を伸ばす
指の先には今にも触れそうな
独り揺れる雲が折れているけど
空の青と凪が僕を包むように空気一つずつが優しくて
おちそうになる雲を見ては
ああ虚しくて、ああ虚しくて
伸ばす腕には無数の傷がある
見るのも嫌で消したくなった
消せない傷は潰す隙もなくて
新しく傷が増えるだけ
癒す空には狂いが一つもなくて
ゆらり、揺れる雲に僕が狂いそうだ
青過ぎる空と透き通る雲、美しくて僕を鈍らせる
叶うなら僕をそこへ呼んでよ
なあ頼むから
暗い闇は僕を救うからもう進むのが怖くなる
それでもまだそこにいるならどうか僕を包んでくれよ
目を開いたら僕は揺れてる
さあお願い、
空の青と凪が僕を包むように空気一つずつが優しくて
おちそうになる雲は僕じゃない
まだ歩いてゆく
この道に終わりがきた時には僕は昇り一欠片の雲になる
眩い太陽に焦がれるから
さあお願い、
僕は揺れてるだろう
僕は成れてるだろう。
◆靡く華
逃げた事から全てが始まった
何も想わないもん、
それこそが可笑しいの
逃げて辿り着いた孤独の部屋を
自分勝手に散らかして
見られるのは怖いくせに
揺れる心、僕は勇気がないの
捻る神経、僕に愛を巡らせて
聴こえない様にと涙を堪えて
辻褄のあわない怒りを溜め込んで
触れる花腐れ散ってしまうくらい
僕の感情は噴火して虚ろになりそうだよ
逃げても無駄だと解った時から
僕は眼を開いた、
それこそが素敵なの
触れる花の色を輝かせるくらい
僕の感情は高鳴って空を突き抜けそうだよ
なんか、
進んでゆけそうだよ。




