絵本の星空
えほんのほしぞら
◆絵本の星空
君がみた空は凄く綺麗だった
君が言っていた空は一色じゃなかった
また記憶を捲ればまたみれると
なんか知ってたけど、目を瞑るのが怖いの
ああ、暗闇はきっと僕を呑み込むから
傍に光がないと瞼を閉じれないの
記念に造った家、葉っぱに溜まる雫
湿っている土、燕の親子
強い風に抗いながら、曇る空に濡らす頬を上げて
おちそうな雲を眺めた君の横顔
君の来なかった夜は寂しいの
ひとりで窓を開いて眺める空は寂しいの
身体全部で触れた空気を掴めたらいいのに
どうか僕をあの寂しい空に連れてって
決まって光ってる星がきっと歓迎するよ
ああ、暗闇はきっと僕を呑み込むから
傍に光がないと瞼を閉じれないの
君が訪れる為の戸、閉まってばかりの窓
濡れている屋根、それを照らす月
柔らかい風に揺られながら、輝く空に濡らす頬を上げて
掴めそうな星を眺めた君の横顔
鉛の様に重い心を枯らさない様に
だけど水をやるのは凄く拒んでるの
きっと全部に慣れた空気に甘えそうで
どうか僕をあの素晴らしい空に連れてって
決まって光ってる星を眺めて、心枯らさない様に
ああ、暗闇はきっと僕を呑み込むから
傍に光がないと瞼を閉じれないの
また記憶を捲ればまたみれると
なんか知ってたけど、目を瞑るのが怖いの
記念に造った家、葉っぱに溜まる雫
濡れている屋根、それを照らす月
ずっと忘れない様に、ひらいた僕の絵本
ずっとずっと君を、美しくうつしていた
君がみた空は凄く綺麗だった
君が言っていた空は一色じゃなかった
僕がみた空は凄く綺麗だった
僕が言い伝える空は一色じゃ語りきれなかった
ずっと忘れない様に、ひらいた僕の絵本
ずっとずっとずっと、変わらない“何か”を包んで。




