能力解説③-街角女神編
能力者:藍音 クラウン(あいね くらうん)
能力名:癒しの輪(ラブソング)
ランク:A-
能力概要:
貴重な回復系能力。そして、回復能力のみでAランク認定された唯一の能力である。本来の能力ランクは能力の危険度、脅威を示すものであり、攻撃力という点が主な判断基準となっていた。そのため、希少性だけでは精々B+。Aランクを超えるということはなかったが、回復に特化した構成とその特徴から、こうした評価付けとなった。
技能解説:
ほかの回復能力者にはない特異な効果を持つ。
「人数による増幅効果」「他者への回復能力付与」など。
戦闘能力は皆無だが、回復能力はスペシャリスト。
彼女がいるだけで、生存確率はぐっと上がるだろう。
主要技能:
●円環の導き(リカバーリング)
回復効果と他者への回復能力付与。
付与された回復能力は自分でも他人にでも使えるが、その効果は一度限り。
致命的な一撃をもらった場合は、即座に自動で回復効果が発動する。
藍音が手で触れるのが基本だが、"女神の泉"範囲内の対象には触れずに掛けることができるほか、歌声に乗せて届けることもできる。
●女神の泉(ホーリーサークル)
自身を中心に円状に展開。
回復・浄化効果の底上げ。範囲内にいる"円環の導き"、"天使の息吹"を付与された人数により、更なる増幅効果を得る。格上のデバフ効果なども抑え込むほどの力を持つ。(『災厄破片』の封印効果が確認されている)
●天使の息吹(ブレスオブユー)
浄化効果(デバフ効果の除去、精神疲労の回復)と他者への浄化能力付与。
"円環の導き"と違い、持続的な効果があるが、浄化の回数がかさめば効果は薄れていく。
能力者:鳴守 胤人(なるかみ つぐと)
能力名:闇外套(ブラッククローク)
ランク:A-
能力概要:
身体変化系(トランス)能力者。背中に羽織った外套が能力本体。
強化体の生成+突出した一部のステータス、ダメージを持ち越さないなどの特徴が上げられる。身体強化系とは違い固定されたステータスではあるが、各自伸びているステータスは異なる。
技能解説:
身体変化系の最大の特徴は、トランス体で受けたダメージは本体に持ちこさないというもの。最悪頭を破壊されても何も問題はなく、トランス体が維持できなくなった時点で、その技能は解かれる。技能の発動自体に時間制限や精神消耗などのリスクがある場合もあるが、彼の場合、そういったデメリットはないようだ。
主要技能:
●英雄形態(フォルムチェンジ)
身体変化系のメイン技能。自身に上書きする形で、トランス体を生成する。
防御力と攻撃力が突出している。トランス体が維持できなくなると解除され、再発動までには一定のクールタイムが必要になる。
●黒色の衝撃(ブラックインパクト)
手や脚に纏うことでその威力を増幅し、地面に打ち付けることで衝撃波のように使うこともできる。攻撃力を底上げできる、優秀な技能。また、身体全身に纏うことで、更なる防御アップも可能。(ただし長続きはしない)
●反骨精神(リベリオススピリット)
特定の技能に対するカウンター。
一度受けたことのある技能を封殺する。(効果を受け付けない)
一つの枠に当てはめる形であり、それから外すと当然くらう。
●紫炎解放(バイオレットブレイズ)
鳴守命名。加恋に使用を頑なに禁止されているが、追い詰められたらきっと使う。
鸚哥に掛けられた【禁忌】の解放。一時的な強制パワーアップ。
今は藍音に掛けられた"封印効果"もあり、本人の意思+メンバーの力で解除は可能。
能力者:榎本 加恋(えのもと かれん)
能力名:韋駄天(スウィフトランナー)
ランク:B+
能力概要:
脚力強化のみの能力とよく間違われるが、その本質は「速度を速める」というもの。走る速度を速めることで高速移動を可能にし、その速度に耐えうる程度の身体強化も付随している。他にもタバコの火の速度を速めて対象を燃やしたり、応用が利く能力である。能力に対しても効果があるため、チャージやクールタイムがある能力持ちとの相性はいい。
技能解説:
対象を分けた2種類の技能。効果は同じである。
トップスピードに乗った彼女には、誰も追い付けない。
主要技能:
●神速(ヴェロシティⅠ)
物理的対象の速度を速める。
その速度アップにより、対象が崩壊しない程度の強化が自動で施される。
●神風(ヴェロシティⅡ)
能力や技能に対しての速度アップ。
チャージ系や制限のある能力持ちに対しての、アシスト技能。
能力者:鷺沼 鸚哥(さぎぬま いんこ)
能力名:鳥籠少女(アビス)
ランク:暫定A-
能力概要:
中と外を隔絶する、不壊の檻"鳥籠"を操る。自分以外では、視界に入った対象に効果発動できる。能力封印などの効果はなく、単純な移動・行動禁止の能力である。ただ物理的攻撃力で破れるものではなく、使い方によっては非常に厄介な能力となる。
技能解説:
"鳥籠"を主軸に置いた能力構成。他者とのコンビネーションで、初めて真価を発揮する。『災厄破片』の"特性"である【禁忌】との組み合わせは凶悪で、絶対安全圏からの【禁忌】ばらまきは恭介達をも窮地に追い込んだ。現在【禁忌】は光に切り取られ、鳴守預かりとなっている。
主要技能:
●鳥籠少女(アビス)
不壊の鳥籠を生み出す。対象を中心に発動するため、基本的に外すということはない。自分に使えば鉄壁の盾となり、他者に使えばどんな強者も閉じ込める檻となる。能力行使はばらばらにできるが、解除は全てが連携されてしまう。外へと逃れる技能は使えないが、能力そのものを封じる効果はない。
●秘密の小窓(エンドポイント)
小窓設置。外からの攻撃を鳥籠一つにつき一度だけ、余すことなく通す。
不可避の一撃となるが、中で防御すること自体は可能。
●陰の揺り籠(クレイドル)
裏世界生成。鸚哥だけが入り込める、安全通路の様なもの。
中は宇宙の様な不思議な模様が拡がり、透明の床が並んでいる。
領域の生成には時間がかかるため、いつでも入り込めるというものではない。




