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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

勇者でも魔王でもない俺は、物語に殺される君を救う

作者:ハリオアマツバメは泣いた
最新エピソード掲載日:2026/05/08
かつて勇者は魔王を倒し、世界は救われた――そう語られている。

だが、アスター・レインは知っている。勇者は勇者らしく勝つことを強いられ、聖女は聖女らしく犠牲を求められ、魔王は魔王らしく世界を憎まされる。この世界では、人は「物語」という見えない脚本に縛られ、役割のまま生き、役割のまま死んでいく。

何者にも選ばれなかった青年アスターには、人の影に絡みつく黒い文字が見える。それは「刺せ」「裏切れ」「泣け」「裁け」「死ね」と囁き、人間を勝手な結末へ導く呪いだった。彼にできるのは、その文字を斬り、掴み、噛み砕くこと。ただし喰った物語は消えず、アスター自身の中に残り続ける。

ある日、王都では公爵令嬢イリス・ヴァルクラインの公開裁判が始まろうとしていた。彼女は聖女を虐げ、王子を裏切った悪女として断罪されようとしている。けれどアスターには、その処刑が誰かの書いた筋書きにしか見えなかった。

勇者でもない。魔王でもない。英雄にもなれなかった男は、物語に殺される者たちを救うため、神の脚本に牙を立てる。
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