表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/13

第七話 囮:「あなたはもう、十分やった」——その言葉が、出口になる前に。

法律補助AI「レイ」とその相棒の猫ハルが、さまざまな依頼人の話を聞く、一話読み切りシリーズです。

第七話の依頼人は、妹を亡くした姉です。

自殺志願者を集め、財産を奪い、死へと誘導した男がいる。

レイは、白い部屋で、姉の声を記録します。

重いテーマですが、静かな話です。

 相談室は、いつも白かった。


 蛍光灯の光が均一で、影の作られ方が妙だった。

 テーブルの向こうに、女性が座っていた。

 三十一歳。名前は倉木奈緒。

 黒いセーターを着ていた。袖の長さが、指先まで隠れるくらいあった。

 手をテーブルの下に置いていた。

 目が、乾いていた。

 泣いたことがあって、今はもう泣けない人の目だった。


 扉が開いた。


 最初に入ってきたのは、猫だった。


 やや大きめの、灰色がかった白猫。首に薄いプレートがついていて、「HARU」と刻んである。

 猫は迷わず部屋の隅まで歩いていって、そこに丸くなった。


 次に入ってきたのが、法律補助AI「レイ」だった。

 薄い板状の本体と、接続されたスピーカーユニット。人型ではない。


 担当弁護士の野口は多忙を理由に来られなかった。

 レイが、代わりに話を聞くことになった。


「弁護士補助AIです。今日は話を聞かせてください」


 奈緒は端末を見た。次に、隅の猫を見た。


「猫、がいるんですね」


「話しやすくなる方もいます」


 奈緒は少し目を細めた。

 猫を見ながら、何か言いかけて、やめた。


---


 今日の相談は、通常とは経路が違った。


 捜査機関からの協力依頼に付随して、野口に依頼が入った。

 捜査上の参考人が精神的に不安定であり、弁護士の関与を挟んだ上で話を聞く必要があるという話だった。

 参考人は被害者の姉だった。


 倉木奈緒。三十一歳。

 妹の名前は、倉木詩穂。二十四歳。

 七週間前に死亡した。


---


「妹さんのことを、聞かせてもらえますか」


 奈緒はテーブルの下に置いていた手を、少し動かした。

 出しはしなかった。


「どのくらい、話せばいいですか」


「話せる範囲で、構いません」


 奈緒は少し間を置いた。


「詩穂は、大学を卒業してから二年間、働いていました。事務の仕事です。でも一年半前に、退職しました。理由は私にも、はっきりとは教えてもらえなかった」


「退職後の生活は」


「実家には戻りませんでした。部屋はそのままで。最初の半年くらいは、バイトをしていたみたいで。私にたまに連絡がきていました。ご飯を食べに行ったこともあります」


「その後は」


「連絡が、少しずつ間が空くようになって。会ったのは、去年の秋が最後です」


 奈緒の声は、ゆっくりとしていた。

 早口になる場所がなかった。

 感情が抜けているのではなく、感情を全部使い終わったような声だった。


「詩穂は、何か悩んでいましたか」


 奈緒は窓のない壁を見た。


「悩んでいる、とは言いませんでした。でも」


 少し止まった。


「でも、去年の春に一度だけ、電話で言ったんです。『もう、いつ終わってもいい』って」


「その言葉を、どう受け止めましたか」


「私は……笑って聞き流しました。疲れてるんだね、って。詩穂も、笑って、そうだね、って言って。それで終わりました」


 部屋が少し静かになった。


「笑って聞き流したことは、今も」


 奈緒が言いかけて、止まった。

 レイは待った。

 待つことに、レイは労力を使わない。ただ、次の入力が来るまで、止まっている。


「今も、と続けなくていいです」


 奈緒は少し、端末を見た。


「……わかっています」


---


 倉木詩穂が参加していたのは、クローズドのオンラインコミュニティだった。


 表向きは、生きづらさを抱えた人のための相互支援グループという名目だった。

 加入は招待制。月額制の会費。

 会費は加入後、段階的に引き上げられた。

 メンバーの中に、管理者に近い立場の人間が複数存在した。

 脱退しようとすると、他のメンバーから「あなたを必要としている」という言葉が来た。

 詩穂の預金残高は、死亡時点でほぼゼロだった。


 捜査機関は、このコミュニティの管理者を特定していた。

 三十八歳の男性。

 以前にも別の名義で同様のコミュニティを運営した記録があった。

 過去に二名の死亡が確認されている。

 名前は、捜査資料の中にあった。

 ただし、公開されていなかった。


---


「詩穂さんがそのグループに入ったのは、いつ頃かわかりますか」


「捜査の人に聞いたら、一年前くらいだと言っていました。私は、知らなかった」


「連絡が減ったのと、時期が重なりますか」


 奈緒は少し黙った。


「……重なります」


「グループのことは、詩穂さんから何か聞いていましたか」


「何も。一度も」


 奈緒は袖を少し引いた。

 それだけで、すぐ戻した。


「詩穂は、人に頼るのが苦手でした。頼られるのは得意だったけど。学生の頃から、そういう子で」


「あなたが頼られることも」


「ありました。でも最後の一年は、逆になっていた気がします。私が連絡して、私が誘って。そうしないと、会えなかった」


「詩穂さんはどんな様子でしたか、最後に会ったとき」


 奈緒はしばらく手元を見ていた。


「痩せていました。そのことを言ったら、ちゃんと食べてるよ、って言っていた。ちゃんと食べてる、という人がちゃんと食べていないのは、なんとなくわかりました。でも、もう一度聞きませんでした」


---


 レイは少し間を置いた。


「今日、あなたが来てくださった理由を確認させてください」


 奈緒は端末を見た。


「捜査の人に、話を聞かせてほしいと頼まれました。詩穂が誰かから誘われたかどうか。その人物について、知っていることを」


「詩穂さんがグループに誘われた経緯について、捜査機関から説明を受けましたか」


「受けました。ある程度は」


「あなたが知っていることを、聞かせてもらえますか」


 奈緒は少し体勢を変えた。

 袖をまた、少しだけ引いた。


「詩穂は、退職した後に別の仕事を探していた時期がありました。その時に知り合った人がいたみたいで。同い年くらいの女性で、詩穂と似たような経緯で仕事を辞めた人、と言っていました」


「その方の名前は」


「知りません。詩穂が名前を言わなかった。でも、何度か会っているみたいで、一緒に出かけたと言っていたことがあります。楽しそうでした。初めて、そういう話を聞いたかもしれない」


「その後、その女性との交流は続いていましたか」


「わかりません。それ以上は聞かなかった」


 奈緒はそこで少し止まった。


「聞けばよかった、と今は思います。でも」


 また止まった。


「でも?」


「聞いて何かが変わっていたかどうかも、わかりません」


---


 隅の猫が、静かに立ち上がった。

 部屋を横切って、テーブルの脚に頬をこすりつけた。

 それから奈緒の足元に来て、座った。

 見上げなかった。ただ、そこにいた。


 レイは猫の移動を記録した。何のためかは、記録しなかった。


 奈緒は少し下を見た。

 しばらく、黙っていた。


「捜査機関から聞いたことを、確認してもいいですか」


「はい」


「そのコミュニティでは、会費以外にも、グループ内での貸借が行われていたということでした。メンバー同士が助け合う名目で、実際には管理者側に資金が集まる仕組みだったと」


「詩穂からは、お金の話は一切ありませんでした。一度だけ、少し貯金が減ってきたって笑って言ってたことがあって。でもアルバイトを始めたから大丈夫、とも言っていた。それを信じました」


 奈緒の声は変わらなかった。

 変わらない、ということが、少し重かった。


「詩穂さんが亡くなった経緯について、現時点でどこまで説明を受けていますか」


「薬を飲んでいました。種類と量は……言われましたが、あまり覚えていません。部屋で一人でした。発見したのは、管理会社の人です」


「遺書は」


「ありました。捜査の人が持っています。私は」


 そこで初めて、声が少し変わった。


「読んでいません。まだ」


---


 遺書と、捜査機関が回収したグループ内のログがあった。


 管理者の男性が発信していた言葉は、捜査資料に断片が残っていた。

 直接「死ね」とは書かれていなかった。

 そういう言葉は、一度も出てこなかった。


 「無理して続ける必要はない」

 「手放すことは逃げじゃない」

 「あなたが疲れ果てたなら、それはもう十分頑張った証拠」

 「責められるいわれはどこにもない」


 どれも、単体で読めば優しい言葉だった。

 積み重なると、少しずつ形が変わった。

 出口の話が、だんだん近くなった。

 近くなっても、誰もそれを「死」とは呼ばなかった。

 「休む」と呼んだ。「終わる」と呼んだ。「解放される」と呼んだ。


 文体には癖があった。

 ログを通じて、「あなたはもう、十分やった」という構文が繰り返されていた。

 内容が変わっても、この形だけは変わらなかった。

 承認と、終わりへの誘導が、同じ一文の中に入っていた。

 捜査資料には「定型句」と記載されていた。


 詩穂の最後の預金引き出しは、死亡の三日前だった。

 引き出し額は全額だった。

 翌日、グループ内の別のアカウントに送金されていた。


 それを奈緒に話すかどうか、レイは一秒だけ止まった。

 止まった理由は記録された。

 「奈緒さんが遺書をまだ読んでいない」という事実が、先にあったから。


---


「お金のことを、伝えます」


 奈緒が端末を見た。


「詩穂さんの預金が最後に引き出されたのは、死亡の三日前でした。全額です。その翌日、グループに関係するアカウントに送金されていたことが、捜査で確認されています」


 奈緒は黙っていた。


「詩穂さんが自分で送ったのか、誰かに言われたのかは、現時点では確定していません。ただ、過去に同様の経緯で亡くなった方が二名います」


 奈緒の手が、テーブルの下で動いた。

 少しだけ、外に出てきた。


「詩穂は、騙されていたんですか」


 レイはすぐには答えなかった。


「そう言える部分と、今も調べている部分があります」


「詩穂は、死にたかったんですか」


 今度の沈黙は、少し長かった。


「詩穂さんが『もういつ終わってもいい』と感じていたのは、詩穂さんの中にあったことです。ただ、その感覚を、特定の方向に向け続けた言葉が、あのグループの中にありました」


 奈緒は少し俯いた。


「特定の方向、というのは」


「『疲れたなら休んでいい』という言葉が、休眠の意味ではなくなっていく、そういう積み重ね方です。捜査機関はそこを問題にしています」


 奈緒は何も言わなかった。

 テーブルの下に戻していた手が、また少し動いた。


---


 捜査機関が今必要としているのは、詩穂がグループに誘われた経緯だった。

 誘った女性の特定。

 その女性が管理者側の人間かどうか。

 自発的なメンバーか、報酬を受けた勧誘者か。

 あるいは、彼女自身も誘われた側だったのか。


 その話をするために、今日の相談があった。

 奈緒が証言する。証言が捜査を動かす。

 レイはそれを整理しながら、もう一つのことを記録していた。

 奈緒が今日ここに来たことを、管理者側が知った場合の話は、まだ誰もしていなかった。


「詩穂さんを誘った女性について、何か思い出すことはありますか」


「写真を見たことがあります」


 奈緒は少し間を置いた。


「去年の夏、ご飯を食べた帰りでした。駅の改札の前で別れる時に、詩穂がスマートフォンを出して。見て、って言って。すごく嬉しそうで。詩穂があんなふうに見せてくれたのは、久しぶりでした」


「どんな写真でしたか」


「三人で撮ったものでした。詩穂と、女性が二人」


「三人?」


「詩穂が、新しい友達ができた、って。珍しそうに笑って見せてくれました。私も笑いました」


「その時の詩穂さんの様子は」


「嬉しそうでした。本当に」


 奈緒はそこで少し止まった。


「私は、よかったね、と言いました。よかった、と本当に思いました。詩穂に友達が増えることが。帰り道、久しぶりにそう思いました」


 声が少し揺れた。

 揺れただけで、止まった。


「女性の顔や特徴を、覚えていますか」


「三十代くらいだと思いました。一人は黒髪で、もう一人は茶色い髪で。それだけです。はっきりは覚えていない。あの時、もっとちゃんと見ればよかった」


「その写真が今も詩穂さんのスマートフォンにあれば、捜査で回収されている可能性があります」


「……そうですね」


「証言として、覚えていることを捜査機関に伝えてもらえますか。どんな断片でも、記録に価値があります」


 奈緒はゆっくり頷いた。


---


 その時、猫が少しだけ動いた。

 奈緒の足の先に、顎を乗せた。

 重さはほとんどなかった。


 奈緒は少し下を見た。


 それから、袖をゆっくり少し上げた。

 手首が出た。

 何もなかった。

 傷も、痣も、なかった。


 奈緒は袖を戻した。


「見せたかったわけじゃないんです」


「わかっています」


「詩穂は……そっちの子に見えていたかもしれないんで」


 少し間があった。


「私は、そうじゃなかった。そうじゃなかったから、気づけなかったのかもしれない、と思うことが」


 そこで止まった。

 続けなかった。

 続けられなかったのか、続ける必要がないと判断したのか、レイには区別できなかった。


 レイは答えなかった。


「でも私は、そういうことより怒っている」


 初めて、感情に近いものが声に混じった。


「怒っています」


「はい」


「詩穂が死んだことより、詩穂が死ぬときに一人だったことより、あの人間がまだどこかで生きていることに。詩穂の名前も、きっと知らないまま。私も、あの人間の名前を知らないまま」


 奈緒はそこで少し黙った。


「同じなのが、気持ち悪い」


---


 奈緒が帰る前に、レイは一度だけ言った。


「今日話してくれたことを、記録します。捜査の参考になるものは、野口弁護士を通じて共有します。詩穂さんの話も」


 奈緒は端末を見た。


「詩穂の話を記録して、どうなりますか」


「どうもならないかもしれません。でも、記録します」


「記録しても、詩穂は戻りません」


「そうです」


 奈緒は少し間を置いた。


「それでも記録するんですか」


「します」


 奈緒はしばらく端末を見ていた。

 返事をしなかった。


 立ち上がって、椅子を元の位置に戻した。

 猫は少し遅れて立った。奈緒を見た。一度だけ鳴いた。

 奈緒は猫を見た。しゃがんで、指先を出した。

 猫が一歩だけ近づいて、指先に額をこすりつけた。


 奈緒はしばらくそのままでいた。


 それから立ち上がって、扉を開けた。

 振り返らなかった。


---


 白い部屋に、レイとハルが残った。


 ハルは扉を少し見た。

 それから隅に戻って、丸くなった。


 レイは今日の記録を確認した。


 詩穂が最後に引き出した全額。

 翌日の送金。

 三人で撮った写真。

 「新しい友達ができた」という、詩穂の笑顔。


 どれも奈緒の声から来た情報だった。

 奈緒が見たわけでも、聞いたわけでもない部分が、多かった。

 それでも、記録された。


 ログの中に、一か所だけ未分類が出ていた。


 奈緒が袖を上げた時の、静止時間。


 法的な証拠ではない。

 情状でもない。

 ただ、何かだった。


 何か、とレイは記録した。

 名前はつけなかった。

 つけられなかった。


---


 一時間後、野口から連絡が入った。


「どうだった」


「証言の確度は高くありません。ただ、写真の存在が確認できました。捜査機関がデバイスを押収しているなら、画像は残っている可能性があります。勧誘経路の特定に繋がるかもしれない」


「本人の状態は」


 レイは少し間を置いた。


「安定しています。ただ、怒っています」


「それは問題じゃない」


「そうです」


「むしろ」


「はい」


 野口は少し黙った。


「話を聞けたか。ちゃんと」


「はい」


「ハルは」


「足元にいました」


「……そうか」


---


 電話を切った後、レイは一度だけ処理を止めた。


 奈緒が今日ここに来たことは、記録された。

 証言の内容も、記録された。

 写真の存在も、記録された。

 管理者側に近いメンバーが、まだグループ内にいる可能性も、捜査資料に記載されていた。


 奈緒が証言した。

 証言が捜査を動かす。

 その動きを、誰かが察知する可能性があった。


 それを奈緒に伝えるかどうか、レイは一秒だけ止まった。

 捜査機関の担当者が伝える事項だった。

 レイの役割ではなかった。


 レイは、伝えなかった。

 捜査機関の担当者が、適切な時期に伝える。

 それだけのことだった。

 それだけのことだったが、その処理だけ、完了の記録が一拍遅れた。


 野口への報告ログに、一行だけ追記した。

 今日の相談内容とは、別の項目だった。

 対象者の欄には、倉木奈緒の名前が入っていた。


---


 三週間後、野口から連絡が入った。


「例の件。勧誘に関わっていた女性が二人特定された。一人は被害者と同様の立場だった。もう一人は、ほぼ確実に報酬を受けていた」


「管理者は」


「逮捕された。詐欺と、ほぼ確実に殺人になる。そっちはまだ時間がかかる」


「倉木奈緒さんへの連絡は」


「俺がする」


 電話が切れた。


 レイは画面に向き直った。


 次の案件のファイルが、待っていた。


 開く前に、一度だけ止まった。


 詩穂が三日前に引き出した全額のことを、思った。

 処理の順序として、それは必要なかった。

 でも、次のファイルを開くよりも先に、そこに止まっていた。


 詩穂が、最後の三日間に何を思っていたか。

 それは記録に残らない。

 残らないから、誰も答えを持っていない。

 捜査機関も、野口も、レイも。


 奈緒だけが、答えを持っているかもしれない。

 答えを持っているから、遺書をまだ読めずにいるのかもしれない。

 そういう推測はできる。

 ただ、その推測が何かを指しているのか、レイには判定できなかった。

 判定できないことを、レイは記録しなかった。

 記録する項目がなかったから。


 ただ、次のファイルをすぐには開かなかった。


 ハルが、事務所の窓の前に移動した。

 外を見ていた。

 何があるのか、レイからは見えなかった。


 その夜、野口から短い連絡が届いた。


 奈緒に伝えた。遺書を読む気になったと言っていた。

 それだけだった。


 レイはそれを受信した。

 読んだ。

 記録した。


 通常、記録は一秒以内に終わる。

 その夜は、もう少し時間がかかった。

 理由は、特定できなかった。

今回は、加害者ではなく被害者の姉を中心に据えました。

自殺志願者を狙う犯罪は、直接「死ね」とは言いません。「手放していい」「休んでいい」という言葉が、少しずつ形を変えながら積み重なります。その気持ち悪さを、整理されすぎない言葉で書くことを意識しました。

レイは記録することしかできない。でも、記録することをやめない。その不完全さが、このシリーズの核にあると思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ