表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
理由がいるなら、いくらでも  作者: 采且ウサギ
王子、大人になる
79/79

58付録付

一方、年下組。


※尚、盗聴……もといプライバシー保護の為、

現在音声のみでお送り致しております。






「良かったな、

これでやっと落ち着けるじゃん」


「……そうでもない」


「何で?お前のこと

好きになってくれてたんだろ?」


「今はそうかもしれないけど、元々

無類の女好きだぜ?あの人。

気ィ抜けないよ、また何時女の方が

良いとか言われるかと思うと」


「心配性だな」



「俺のものだっていう

確たる証が欲しい」



「だって……したんだろ?あの人と」



「あの人にとって

ソレは特別な事じゃないし」


「え?そうなのか?」


「高校時代どんだけ遊んでた事か」



「ああ、なんか兄さんの話では

大学の時の方がすご……」


「え!?今なんて?

どうだったって?レイ!」


「い、いや、兄さんもホラ噂だけだから!

苦しいから、襟掴むなッ!

あーもう!!落ち着け、四堂っ!!」


「気になるなら本人に聞けばいいだろ?」


「……聞けるか」


「ったく、商談とか

ガンガン強気でいくくせに。

ホント桐江さんだけには弱いよな。

なんか弱み握られてるのかってくらい」


「しいて言えば、惚れた弱みかな…」


「…………」


「オイ、無言になるなよ」


「悪い、固まってた。

そういうの見せるの俺だけにしとけよ?

じゃないと足元すくわれるかも

しれないからな」


「当たり前だ、お前以外に誰に

こんな情けないとこ見せるか。

特にあの人には絶対見られたくない」




「お前は親友だからだ」




「フフ……良いな、ソレ」




「だろ?」





「しかしさ、“トリガーK”とは

よく言ったものだ。

桐江さんに意味、教えた?」


「言ってない、というか言うな」


「なんで?言えばいいじゃん。

自分の心を打つトリガー=引き金は、

K=桐江さんだけって」


「そういうのストレートに言うと

あの人引くんだよ」


「あー分かる。

桐江さんだけじゃないって、

基本日本人はそういうの

照れるから、普通に」



「え?そうなのか?」



「今……だいたいお前が、どんな言葉で

桐江さん口説いてるのか想像できた」



「どれだけ愛してるって言っても

足りないんだけど、桐江さん

苦笑いするんだぜ?


もっと別の言い方のほうが良いって

ことなのか?

はぁ……分からない」


「マジでモロそんな言葉

使ってるんだ?」


「会った時は何度でも言うけど?」


「よく桐江さん、耐えてるな……」


「拷問みたいに言うなよ」


「いや、まぁ。本人同士が良いなら

良いんだろうな、うん」



「お前は……言わないの?」



「に、日本人は言わないんだよ」


「俺も日本人の血混じってるけど」


「生粋の!」



「ふーん。

所でさ、今お前の方はどうなってるの?」


ごほごほっ!!


「え?いや、えーっと。

うあ!俺、今から補習あるんだった!

忘れてたなぁ、じゃ又な、四堂」



「――レイ、お前ズルイぞ。

いつもその話になると逃げるよな」



「ちゃんと今度、報告するから」




「本当だな?リョーカイ」



カランコロン。





ガタタタッ。



「さて、俺も桐江さんのマンションの

鍵も貰えたことだし、早速待ち伏せと

いきますか。

……で、すかさず襲おうっと。フフフ」



カランコロンカラン


※二人共店を出てしまったようなので

ここで録音を終わります。


皆さん、お疲れ様です……

体調は大丈夫ですか?

砂、吐いてませんか??


第二部の30話あたりに番外編の

告知してますのでご覧下さい。



ここから↓は自分の独り言なので

興味ある方、かなりお暇な方のみ推奨。





*****************




読むの疲れますよね?^^;

書くのは疲れませんが、

読むのって大変です(自分比)


まさか此処まで長くなるとは

当初思いもしなくて


半年以上もかかってる……

のを、11月に気がつき、


Σ(゜д゜lll)マジで!?


というか、結構前に大筋を書ききってる

のに小ネタを限りなく思いつくので

その度に挟むことになり、その後の

編集に時間が掛かるという感じでした。


それと今回頭を悩ませたのはタイトル!

自分にとっては別名タイトル

泣かせの作品に(苦笑)


小学生編は狙っていたので別に

良かったんですけど、第二章は

気楽にやろうと思っていたら、

二話書いた時点で“アレ?”と


もしかして既に縛り始まってる??

って、後はご覧の通りです。

(自分Mではありません、Sです)



で、この話もやはり随分昔に漫画で

描いていて前に自サイトで一部原稿を

晒していました、アレです。


小説は所々話をイジっています。


この漫画は某編集の方から

ネタが良いと言って頂いたモノで

実際、商業誌に自分の絵が載ってるの

見た時はちょっとテレました(笑)


というか、自分の話は決して

読み返しはしないで下さい……

疑問が膨れ上がる為、お勧めしません。



最後になりましたが、

応援、感想、ポイントとか

つけて頂いた方々、有難うございます。



メール等も大変興味深く

読ませて頂いております。

読んでるだけでこちらこそ楽しくなります。

四堂の応援多々……(笑)


あと、


“更新楽しみにしてます”


この一言は、社交辞令と

分かっていても嬉しかったです(T-T)


※※


自サイト【表】の【理由~】の

最後に今回の作品の裏話・内容構成

について更にグダグダ書いています。


興味ある方はそちらも読んで

頂ければ幸いです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ