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【劇薬】小説について徒然なる独り言【注意】  作者: 海水『墓地ダンジョン』書籍化予定


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ランキングで見かけるAI本文出力作品

 さて暴言を吐こう(マテ


 暴言というほどでもないが、まぁ聞く人によっては暴言かもしれない。今回も劇薬である。


 さてAI小説についてだ。

 最近はランキングにもちらほら見かける。タグにないけどAIポン出しやろって作品はたくさんある。読めばわかるんよ。


 私はAI小説自体は時代の流れなので否定はしないが嫌いだ。なぜか。小説としてのレベルが稚拙で面白くないのだ。例えるならば、原色のみで塗りたくられた風景画、と言えるかな。

 そこには書いた人の意図がない。これだ。


 小説、物語というものには型がある。いまでいうとカクヨム攻略方程式かなぁ。個人的には、内容がない、読んでも得るものがない方式なのだけど。


 つまり、正解に近(・)い(・)型があり、それをなぞればそ(・)れ(・)な(・)り(・)の話は書ける。それなりのね。

 これが今のAI小説であり、今の限界だ。これを超えたAI小説は見かけない。あれば教えて欲しい。ぜひ。読んで考察する。


 個人的な話(ここに書かれているのはごくごく個人的な意見である)、AI作品がだめな理由ははっきりしていると考えている。


 私が読んで育ってきたのは、小説では小松左京、菊池秀幸、平井和正、漫画ではウィングマンが連載されたていたころからのジャンプ、サンデーだ。大人になってモーニングとかヤンキンアワーズとかコミックブレイドなんかだ。


 なので、いわゆるラノベの有名どころ、押さえておくべき作品は読んだことはない。すまん。

 売れたラノベの要点はエンタメと変わりはないので問題はなかろう。

 ハイコンテクストとか時代で変わるからこだわっても5年後に読むと古臭く感じるだけだ。普通の人間がわかる普遍的な要素は20年経っても変わらんものだ。そこを抑えるべし。


 道がそれた。

 AI小説がだめな点を挙げてみよう。


 ①基本言語が日本語ではない。


 これは、会話を見るとはっきりわかる。普段こんな会話する?こんな言い方する?こんな単語使う? 

 日本語は表意文字である。単語に意味の他に感情が乗っかってるのだ。

 英語の単(・)語(・)に対して日本語のそれは乗らない。食べても味がしない。まずこれが面白くない原因だ。英語圏なら受けるかも。


 ②裏の意図がない


 描写や説明にも実は何かを載せる。その時のキャラの心情であったり、今後の展開の前触れであったり。この辺が薄い気がする。読んでも情報量が少ない。

 読書は情報を読む(食う)行為だ。どこぞのラーメン禿が述べていた「客が食ってるのは情報だ」ってのと同じだ。

 情報が薄いと、いくら読んでも満足感がない。AI小説は正直飛ばし読みしても問題はない、程度には薄い。文字数は多いんだけどね。



 ③エンタメではない


 私が育ったエンタメ界隈は無駄をなくすことが絶対だ。Aという情報を読者に与える文字数は少ない方が良い。削った文字数でキャラをより特徴づけることに使える。これがエンタメだ。

 なのでラノベはエンタメたり得ない、というのは持論だ。

 道がそれた。

 AI小説は無駄の宝庫だ。特に会話が壊滅してる。

 私を鍛えた漫画では、漫画という絵があるのでセリフは最小限だ。実は小説も同じで、描写ができるのでセリフをミニマムにすることが可能だ。

 地の文とセリフの量の塩梅はそれこそ作者の個性や技量なのだ。AIはこれがすべて一緒だ。もちろん使用するAIによって多少は違うが、使うAIが同じであれば出力されるものはほぼ同じだ。残念ながらそこに個性はない。



 まだだあるが私もやりたいことはあるので取りまここで切り上げる。

 現状でのAI作品は面白くない。理由は、使い手が小説(物語)を理解していないから。


 以上!

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― 新着の感想 ―
月初ころに、とある作者さんが連載作品に大々的にAIを取り入れてしまった結果、作品がだいなしになってしまったので苦言を呈しまくったので、タイムリーな追加でした。 さて・・・『AI作文』へのエッセイには…
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