ネトコン14雑感
ネトコン14が終わりました。受賞された方、おめでとうございます。
グランプリと金賞が該当なしは寂しいものでしたが、書き手側の力が足りない結果だと胸に刻むことにします。
受賞作の中で、連載を追いかけてるのが1作、読んでたのが2作ありました。
否恋愛、古い作品もある中で、なかなかの打率だと思います。
恋愛ものが多いのは、やはり購買層と売り上げが影響してるんでしょう。
ファンタジーを増やしたかったら皆がファンタジージャンルの本を買うしか……!
SNSだと、コミカライズ前提なのはおかしいとか、そんな意見もありましたが、各レーベルが求めてる作品の説明でコミカライズに触れてますのでおかしくないと思います。コミカライズしやすい作品は読みやすいですし。IPとしてに育てていくにはコミカライズは避けて通れませんし。
オルクセンはコミカライズがなければあそこまで跳ねてないです。わたしは原作を読んで途中挫折しました。
コミカライズ前提で頭に絵が浮かぶ文章を求められているので、執筆スタイルが頭に字を浮かべて書く人にはつらい時代かもしれません。
ちなみに私は頭に絵が浮かんで漫画的に変わっていくスタイルです。
売れそうなのばっかり、という意見もありましたがそりゃそうでしょとしか。そもそもが面白い作品が前提条件でその上で売れそうだと判断された、と解釈しました。レーベルだって無駄玉を打つ余裕はないけど先細りもまずいと思っているんじゃないかなと。
それを覆すには相当の作品のパワーが必要になりそうで、そうしたらメフィスト賞に出した方がいいんじゃ?と個人的は思います。
さて、今回受賞された作品群の中でファンタジー部門の作品をざざっと読んだのでその雑感を記していこうかと思います。全部は読んでません(;'∀')時間ないっす。後自分のは除きます。
なお、コミックは除外で小説のみです。コミックはたぶん違う基準で選んでると思うので。
・雑感
文章レベルは高めです。「ここ直してぇ!」ってところはなかったです。
地の文もきっちり書いている作品が多かったです。独自世界の説明も「手練れ!」って作品もありました。うまいなぁ。
序盤から突飛なキャラはおらず、人物もしっかり描かれていた印象です。なんやかや主人公をしっかり描くのは大事ですよね(内外です)
エンタメ寄りが多いかなと思いました(個人の感想です)
上記のように感じたのは作品に私が考えてるエンタメの要素達があったからです。そもそもそれができてるラノベもあるんですが。
カクヨムがラノベに特化したのとは対照的だなと思いました。角川は一般文芸レーベルを持ってるからラノベに特化できるんでしょう。
文字の向こうに読者がいると意識している作品ばかりだった気がします。でないと表したいことが伝わらないですし。これも大事なんじゃないかーなって。
・個別ですが
『空飛ぶ魔女の航空会社〈Flying Witch Aviation Company〉』
『ルヴァラン皇国皇女記 ー聡慧の姫君と大陸ザマア譚ー』
はおすすめです。マジ好み。
講評を読むに、人間ドラマはきっちり書いてね?って言われてる気がしました。人間ドラマは面白さの必要条件なのでそうだよなーと思いました。
大事なのは主人公の造形でしょうかね。前向き主人公ツヨイ。
次回も同じような傾向になるかはわかりませんが、問題なく改稿もできる即戦力を求めてるのかなーって印象です。新人よりは中途採用的な。
個人的にはお仕事小説なんて売れ筋なんだけど少ないよなーって思ってます。面白くできる要素がたくさんで跳ねやすいんですけど書く難易度は高いです。塩梅が難しいんですよね。仕事多めにするとただのお仕事紹介小説にしかならないので。
取り留めなく書きましたが雑感でした。




