『野球場を作ろう!』
「ドゴォーーーーーーン!」
相変わらず、朝から爆発させてるケイ。日常が戻ってきた。
『今日は何を爆発させてます?結婚したんだからもう少し落ち着いてくださいよ』
「え?なんだって?」
『結婚したんだから!もう少し落ち着いてって言ってます!』
「そんな俺で満足すると思うか?セレスが」
『意味の分からない開き直りしないでくださいよ』
「今日もケイ様は素敵ですね」
『いつのまに背後に?!素敵ですかね?』
「はい。無邪気でいいと思います」
「ホラホラホラ。アル」
『甘やかさないでください!』
「ごめんなさいね。アルさん。ケイ様!爆発させたらダメですよ!」
『ほらほら。反省してください』
「あ、ああ。ごめん」
既になじんでるセレス。流石王女。
『で、結局なんです?それは?』
「掃除機だな」
『諦めてなかったんですね』
「普通の掃除機を作ろうと思って」
『普通の掃除機が爆発するんですか?』
「なんかしたな。何処に爆発する余地があったんだろ?」
『知りませんよ』
「こんにちは!」
バルトさんがやってきた
「お。バルトさん。今日は何です?」
「今日は相談があって来ました」
「相談?」
「はい。最近ヤキューの試合を時々やってるのですが、試合場が欲しいなと思いまして」
「それはいいですね」
「それにはケイ殿の助言があった方がいいだろうという事で参りました」
「公共球場を作るのですか?」
「ギルバート様も乗り気で、市民に開放する球場を建設しようと」
「いい案だと思います。出来れば色んなことに利用出来た方がいいですね」
「そうですよね。ヤキューだけの為だと、あまり利用されないかもしれません」
「運動公園として作成しましょう。そこに野球場を作りますが、子供が遊んだりも出来るように」
「いいですな!ケイ殿には野球場の助言をお願いします。そのほかの場所もいい案がありましたらお願いします」
「わかりました。出来る限り協力致しましょう」
「よし。今日の相談はこれで大丈夫です。ケイ殿は最近屋台を出したとか?」
「そうです。炭焼きで串焼きを出す店をテスト運用しています」
「とんでもなく美味いと評判ですよ」
「そうなんですか?私は雇った人に指示だしてるだけなので、実際は他の人が運営してます」
「今通りがえらいことになってますよ。見に行きましょう。私も食べたいです」
「いいですね。行きましょう。セレスも行くか?」
「はい」
遠くにいたセレスが近づいて来た
「ケイの妻、セレスです。よろしくお願いします」
「は???ケイ殿結婚されたのですかな?こんなお綺麗な方と?」
「そうなんですよ。最近ね」
「素晴らしい!ケイ殿の素晴らしさが理解出来る方が女性にもいらしたとは!」
「ケイ様は素敵なんです」
『そうでしょうか……』
「ははは。まぁ行きましょうか」
港町のメインストリートはケイの家のすぐ近くだ。
元々寂れた港町だったが、最近いろんな店が増えて、もはや寂れてるとは言い難い。
特にゴライアス食堂の集客力が尋常ではない。
ケイの店も毎日人が遠くから来るので、この2店舗で町の人口自体が増えていってるといっても過言ではない
「お?やってるな。オーイ!ダノン!調子はどうだ?」
「あ!ケイチャチョー!今日も元気にやってます!流行ってますよ!」
店長のダノンが頑張っている。
すでにお客さんが並んでおり、炭焼きの匂いがたまらない。
この匂いが集客に役立っているのは間違いない
「出来立ての串焼きいかがすかー!」
威勢もいい。教育が行き届いてる
「うちは20本くれ!」
「うちは30本だ!」
飛ぶように売れてる。早く焼くため工夫を凝らしてあり、焼き場は広く取ってある
大量の材料を色んな場所から冷凍馬車で送っている。
黒龍号馬車が各地を回り、契約農家から買ってきているのだ。
「さて、我々も注文しましょう」
「楽しみですな!」
「たくさん食べると思うので、100本くらい頼みましょうか」
「いいですな!もっとあっても食べられそうな匂いがしてますぞ!」
大量の串焼きを注文し、帰宅する
「エールも準備してるので、飲む方はどうぞ。私はコーラ飲みますけど」
「ありがとうございます。エールに合いそうですな!」
バルトのみエールで、みんなコーラで乾杯!
「う、、うまい!うますぎルパード!」
「これはうまいな。うますぎルパードだな」
『セレス様はしないでくださいよ』
「え?うますぎルパードは文化なのでは?」
『違います!』
「あながち間違ってないかもしれんぞ」
『やめてくださいよ。セレス様を汚染しないでください』
「汚染かなぁ……」
「エールが合うー!」
「それは良かった。これなら炭の利用も進むかもな」
『それは間違いないです。美味しいですから』
「私も食べたことない味ですね。香ばしくて美味しいです。うますぎルパードです」
『セレス様……』
「セレス殿とケイ殿は何処で出会われたんです?仕事でたまたまですか?」
「まぁそんな感じです」
「出会ってすぐ結婚を申し込みました」
「えええ?早い!積極的ですね」
バルトは本気で驚いている
「はい。運命の人に出会ったと思いましたので」
「そういう事もあるのですね」
『あながち間違ってないのがすごいですよ』
「さて、野球場建設がうまくいくことを願って乾杯しましょう!」
『「「カンパーイ!」」』
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