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『あるマッド魔導具職人の日常 〜死の大陸に核ミサイルを撃ち込んでレベル6311になった件〜』  作者: すわ


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『黒龍号を改良しよう!』

7/6 第1話 一部変更しました。

『ご主人様。それは黒龍号ですか?』

「そうそう。改良しようかなってね」

『改良?足が速くなったり?』

「うん。速くしたり、耐久性を上げたり、安定性を上げたり」

『早くする必要ありますかね?』

「急いでる時でも、今の速度以上でないからな」

『まぁ危なくないならいいのではないでしょうか』


しばらくして……


「ふーむ違うな」

『おや?なんか気持ち悪さが突き抜けてますね』

「カッコよくなっただろ?足がたくさんついてる」

『足が増えてカッコよくなる生き物ってこの世に存在するんですか?』

「ムカデみたいだな」

『ムカデみたいな生き物がカッコいいとはならないんでは……』

「ダメか」


さらに研究は続き……


『???もはや何の生き物かわからない見た目ですよ。何ですかこのバケモノは?』

「バランス考えて、横にも上にも足つけたんだよ」

『バランスとは何ですか?何に対してのバランスですか?』

「下ばっかり足が生えてたら、こけた時危ないだろ?それなら、[もはやこける事のない馬]にしたらいいじゃんって」

『いいじゃんって可愛く言ったら許されるとでも?』

「ダメかな?」

『この世にダメじゃないと答える人はいないでしょうね。見た人100%叫ぶ見た目です』

「しょうがないなぁ。違う方向で行こう」

『さっさと戻さないと、見た人気絶しちゃいますよ』


数日後……


『またやってるんですか?別に黒龍号あれで困らないですよ』

「また発想の転換をしてみたよ」

『絶対変なことになってるのはわかります』

「合理的と言ってくれ」

『また足が変なことになってるじゃないですか』

「後ろ足を車輪にすることで安定性をあげたのだ」

『ならなんで馬の形にしてるんですか?馬なのに車輪ついてるからおかしいんです』

「……それは思いつかなかった。アルちゃん天才だ」

『天才じゃなくても思いつくでしょう……』

「でもこのカッコいいフォルムが活かせないなぁ」

『なら車輪付けたりとか、足増やしたりとかしないでくださいよ……』

「仕方ない。足を太くしたりするのを考えよう」

『やっと普通の発想になりましたね』


さらに数日後……

「どうだアル?」

『いいんじゃないですか?見た目は元の何かわからない生き物ですけど』

「よしよし。速度も安定性も上がっているのだ」

『これだけ見た目変わらず上げれたのは合格です』

「やったぜ」


「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

「ん?なんだ?」

『ご主人様。前の試作品は?』

「スクラップ置き場に捨ててあるが」

『確実に誰か見ましたよ。そのスクラップ』

「誰だろ。バルトさんかな?」


スクラップ置き場に行くと、泡を吹いて気絶したバルトがいた


「あー。いかんな」

『ベッドに移動しましょう』


「む?ケイ殿。私はなぜベッドに?」

「何故か庭に倒れていたので運んできました」

「ありがとうございます。何か物凄く怖いものを見たのです」

「悪い夢を見ていたんですよ」

「最近疲れてたから、そうかもしれません」

『相変わらず適当ですね』

「そうそう。ケイ殿。この前空が明るくなって、ケイ殿とアル殿の顔が空いっぱいに広がったと聞きましたぞ。あれを見たギルバート様が、お祭りを開こうとおっしゃってまして」

「おお。あれは花火といいましてね。お祭りであげると楽しいと思いますよ」

「たくさん上げることは可能ですかな?」

「ある程度可能です。私が一人で作りますから、限度はありますが」

「それはよかった。祭りをするくらいとなると、どの程度の数と時間がいるでしょうか?」

「そうですねぇ……数千発必要でしょうから、1ヵ月は必要かもしれません」

「それなら丁度いい!祭りの準備にそれくらいかかりますからな。領民にも知らせないと」

「みんなで参加する楽しいお祭りにしましょう」

「はい!ギルバート様にもお伝えします!つきましては予算についてお話が」

「しっかり詰めましょう」

『ご主人様が真面目に働いてる……』


次回 第1回ヴァルカナス花火大会 ご期待ください


『初めての次回予告です……』

「なかなかいいだろ?」

『悪くはありませんね』

「面白かったら★やブックマークで応援お願いします!」

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