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『あるマッド魔導具職人の日常 〜死の大陸に核ミサイルを撃ち込んでレベル6311になった件〜』  作者: すわ


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『フェルさん再び』

7/6 第1話 一部変更しました。

「ふぅ完成だな」

『また変なもの作りました?』

「説明するより、使って見せよう」

『爆発しないでしょうね?』

「爆発はしない」

『怖いですよ』

「アル。トマト持ってきてくれ」

『はい。何に使うか解りませんが』


アルがトマトを取ってきてくれた。


「ふふふ。成功だ」

『え?何がです?』

「俺が[トマト]と言って、アルがトマトだと解ったな?」

『いや、解るでしょう?』

「元々俺が良く解らない物の呼び方すると思ってただろう?」

『はい。出身地の呼び方と言ってましたね?レモンとか』

「それだ。こっちの呼び方があるんだが、レモンと呼んでいた。だが今レモンが意味わかるだろ?」

『確かに。変な呼び方に聞こえませんね。他の人と同じ呼び方になってます』

「それだ。言葉を一体化させる機械を作ったのだよ」

『ありえなく難しそうなものを完成させましたね』

「エセカの技術が元になってる」

『困ったときのエセカですね』

「これで他の人とも物の名前が一致するはず」

『原理よくわかりませんけど、すごいという事はわかりました』


「そこでこのパン工房の意味が出てくる」

『唐突ですね』

「この前あんぱん坊やの顔を造った機械だ」

『それが何か?』

「俺が何のパン作ったかわかるという事だ」

『??何のパン?』

「うぐいすパンと言ってわからないだろう?」

『えええ?ハーピーのパンですよ?意味不明です』

「え?うぐいすってハーピーなの?何がどうなって?」

『こっちのセリフですよ』

「人型だよね?ハーピー」

『そうです。あまり数はいませんけどね。山にしか住んでないらしいですよ』

「ハーピー緑色なの?」

『データにはそう書いてありますね。主な色が緑で、水色とか、赤も入ってるらしいですよ。あったことないですけど』

「面白いな。そうなるのか」

『良く解りませんけど、ご主人様の地元の鳥と、ハーピーが同じ色だという事ですね』

「まぁ簡単に言うとそうだな。さすがアル賢いな」

『褒めても何も出ませんよ。それで、この為に作ったんですか?』

「そうだ。俺の作るパンの名前が伝わらないのが腹立つからな」

『高度な技術を、そんな理由で開発するとは……すごいですね』

「そうだろそうだろ!褒めていいぞ!」

『はいすごいすごい』

「アルちゃん冷てー」


ドアが開いて、知った顔が入ってくる


「こんにちは!」

「お?フェルさんじゃないですか。久しぶり」

「お久しぶりですケイさん。アルさん」


フェルはフォルトゥーナ商会の会長で、前に商品をたくさん仕入れていってくれたのだ


『お久しぶりです。お世話になってます』

「結構売れたんですか?商品は」

「ほぼ売れてます!また仕入れに来ました!お金も持ってきましたよ!」

「おお。流石商才ありますねぇ」

「いえいえ。ケイさんの商品がいいものだからですよ」


「色々商品を見せてもらえますか?」

「どうぞ。色々増えてますからね」


色々な商品を見て、打ち合わせをしている。


「この冷蔵庫凄まじい商品ですね」

「良く冷えますよ。コーラ飲みます?どうぞ」

「あ、どうも。初めて見る色ですね。ゴクゴク…ぶはっ!これはすごい!初めて飲みましたが、おいしいですね!」

「それはよかった」

「これも仕入れられますか?」

「ええ。長持ちするように、原液を大きな瓶に入れたものがありますよ」

「これを割って飲むんですか?」

「そうです。炭酸で割るのです。炭酸作成機も必要になります。バラで買う場合は、重たいんであまり詰めないかもしれませんよ。いくつか用意してますが」

「どちらも頂けますか?バラで売る分も少し。直接割って飲む分も」

「はい。これは嵩張るので、馬車を少し改良した方がいいかもですね」

「次回までに改良します」

「いえいえ、私の連結器で後ろに台車を繋ぎましょう。安くしときますよ」

「え?いいんですか?」

「はい。最近馬車の改造に凝ってましてね」

「外に馬のゴーレムがいましたね。あれは馬ですか?見たことないですけど」

「完全に馬です。カッコいい馬です」

「あっハイ。カッコいい馬です」

『強要しないでくださいよ』

「じゃあせっかくだしいつもの所行きますか!」


今日もみんなでゴライアス食堂に行くのだった。


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