『正義の味方になろう!』
内容を考えるのに時間がかかってしまい、投稿が遅れましたことを、ここにお詫び申し上げます(土下座)
7/6 第一話一部変更しました
「ふふふ。これがあれば……世界は私のものに……」
「ふふふ……」
「ふふふ……」
「ハーハハハハ!」
「ハーハハハハ!」
『馬鹿なんですか?トトも付き合わないの』
「この村見てみろよアル」
『見えるんですか?』
「ドローンの活動範囲増やしたのよ」
『これ何処です?』
「北の方の村」
『どうかしたんですか?この村が』
「行ってみよう」
『なんでです?』
「食料が足りないらしい」
『行って何するんです?』
「正義の味方になろう!」
『迷惑かけるんじゃなければいいんじゃないですか?』
「おう!準備する!」
しばらくして
「見ろ!アル!かっこいいだろ!」
『怖いんですけど。なんで顔がパンになってるんです?』
「あんぱん坊やだよ」
『あんぱん坊やとはなんですか?』
「あんぱんの顔の妖精だよ」
『知りませんけど、それはどういうものなんですか?』
「あんぱんの顔をお腹がすいてる人に食べさせる」
『顔を……食べさせる?』
「そう。そして、おいしい!ありがとう!となるだろ?」
『なりますかね?』
「なる!僕の顔を食べなよ!」
おもむろに顔をちぎって渡す
『はい……おいしいですけど……顔の中身見えてますよ。なんかグロいですけど何です?それ?』
「肉だよ」
『あんぱんなのに?なぜ肉?』
「あんぱんだけだと、栄養が偏るだろ?」
『えぇ……あんぱん坊やなのにおかしいでしょう?』
「こだわってるからな」
『何にですか!』
「肉に」
『それはいいかもしれないですけど、子供が泣きますって』
「そうかな?」
『しかも今何処からしゃべってます?』
「腹だけど?尻からでもいいけど、前から聞こえないから腹にした」
『そりゃ尻よりはましですけど』
「妖精だからな」
『……』
「妖精だからな!」
『そういう事にしときます』
なんやかんやで北の村に移動
「うわー!なんだあの生き物は?」
「馬……なのか?」
『ご主人様。すでに馬で怖がられてますが』
「かっこよすぎてビビってるんだな」
『どう考えても、馬じゃない何かが引っ張ってるから、怖がってるだけでしょう?』
「ふふふ。わかる人にはわかるんだよ」
ケイは馬車を降りて近づいていく。
「やぁ!僕あんぱん坊や!僕の顔を食べなよ!おいしいよ!」
「うわぁ!バケモノ!」
顔をちぎって、口に突っ込む
「うっ……うまい」
「だろ?どんどん食べなさい食べなさい」
離れてみてた人たちも少しずつ近づいてくる
「うまいのか??俺にもくれるか?」
「こっちを食べな!」
違う場所をちぎって渡す
「モグモグ……うまい!もっとくれ!」
「まだまだある。どんどん食べな!」
ケイがどんどんちぎって渡していくと、あんぱんの部分が無くなってきた。
『なんか肉団子になってきましたけど。もはやあんぱんではないですよ』
「そうなると肉団子坊やだな。僕の肉団子を食べなよ」
『肉団子がリアルすぎますよ。怖いですよ』
「でも子供泣いてないぞ。普通に肉団子も食べてる」
『食料不足深刻だったんですね』
「そろそろ顔交換するか。アル子さん。新しい顔を」
『誰がアル子さんですか』
「アルおじさんの方がよかった?」
『どっちも嫌です』
結局配り切れず、村長にあんぱん肉団子の顔を渡した。
「こんなにたくさんありがとうございます」
「いやいや気にしないでくれ。あんぱんの妖精だからな」
「ありがとうございます妖精さん」
「ありがとう」
「それじゃまたくる!」
馬車に乗り込むケイとアル
「行くぞ!黒龍号!」
「ブルィイイイイイイン!」
この後、村には外はあんぱん、中は肉団子の気味悪い像が建てられたとか建てられなかったとか……。
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