表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
六十歳、追放されましたが遅すぎることはありません 〜家族に捨てられた私を覚えていたのは、あの子だけでした〜  作者: snow☆rabbit


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/10

第2話 終わったはずの人生の続き

施設の扉が閉まる音で、何かが終わった気がした。


 部屋は、きれいで、静かで、何もない。


 ベッドと、棚と、椅子。


 それだけ。


 「ここで、暮らすのだ」


 そう思っても、実感は湧かない。


 夕食。


 同じような食事。


 同じような沈黙。


 味が、よくわからない。


 ただ、食べるだけ。


 誰も何も求めない。


 それは楽なはずなのに、


 どうしてか、胸が冷えていく。


 夜、天井を見る。


 白い。


 何もない。


 ——このまま、終わるのかもしれない。


 その感覚だけが、静かに残った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ