第11話 AIは作家ではなく優秀なアシスタント
「AIに作ってもらう文は、たたき台として6割までの精度と割り切る。残りの4割は人が味付けする。」
この持論は、何度か書いてきた
AIが得意なこと (最初の6割)
頑丈な論理のブロックや、プロットの骨組み。
全体の構成といった「パンと肉」を組み立てる作業。
指示に忠実に、迷いのない綺麗な土台を作ってくれる。
人がやるべきこと (残りの4割)
AIが構造の破綻を恐れて削ぎ落としてしまった「ドラマチックな『転』」や、登場人物の感情の揺らぎ、行間に宿る余韻といった「味付け」は、後からたっぷりと盛り込んでいけばいい。
AIは、感情豊かな小説を最初から完璧に書き上げる「作家」ではなく、頑丈な設計図を秒速で組み立ててくれる「優秀なアシスタント」だ。
初期設定の癖を理解し、ベースとなるたたき台をサクッと作ってもらったら、あとは人が好みのスパイスを効かせていく。
役割分担さえ掴めば、創作活動を支える最高の相棒になってくれるはずだ。
■ あとがき
本コラムシリーズを読んでいただきありがとうございました。
なぜAI小説は「ツルツルしてつまらない」のかについての私見をご紹介できたつもりです。
しかし、AIの書く文章への違和感の原因は、今回ご紹介したものだけではないと思っています。
原因を解きほぐすには、英語と日本語の言語学的ギャップがどのようになっているかを理解することが必要なのではないかと思うのです。
つまり、英文法と向き合うしかない!
そして、英語を母語としない日本人が英文法を理解する前に、説明されていないことや、ミスリードするようなトラップをいくつか発見したと思う!
一つ一つをかみ砕くとちょっとした量になるので、項目別にコラムシリーズにしていきたいと思います。
乞うご期待?(^^;)




