表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
手紙と魔女と御茶会と  作者: 野花 智
第三幕 貴方を救うために。
47/48

エピロード

 物語の終わり。つまらない日常の始まり。


 その日から、ふと空を見上げると、一匹の虹色を見るようになった。決して降りてくることはない、ただ見つめるのみ。それが何故か安心感を呼び、一歩進む勇気になった。


 指の赤、机の上の黒、空の虹色。


 私はこれからも、幾度となく思い出し続ける。色褪せることのない、あの思い出を。


 たった一言で狂う、二つの嚙み合わない歯車。狂った歯車がまた狂ったが故に、元通りになる。

 いや、あの言葉は違うか。狂わされたのはきっと彼女で。狂わしたのは――()なのだから。


 これは、あの日死ぬはずだった私と、あの日殺すはずだった彼女の、記憶の一つに過ぎないお伽噺だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ