[行政不服審査法27条・審査請求の取下げ]現場編 「総代の私が取り下げます」の罠。話をまとめる代表者と、争う権利まで預けたわけではない五人の審査請求
人の話をまとめる役目を任せたからといって。
人生の「もう争いません」まで、勝手に決めていいわけではありません。
代表。
代理。
総代。
似たような顔をした言葉ほど、法律では中身が違います。
そして。
その違いを雑に扱うと。
一人の「もういい」が、五人分の「もういい」に化けることがあります。
昭和六十三年。
片桐行政書士事務所。
その日の朝、私は電話の受話器を耳から少し離していました。
『だから、取り下げたって言われたんです!』
「はい」
『うちは取り下げてません!』
「はい」
『なのに県の人が、もう手続は終わりだって!』
「はい」
『どういうことなんですか!』
「……それを今から確認します」
受話器の向こうで、荒い息が聞こえました。
怒っています。
かなり怒っています。
でも。
怒って当然の話なら、まず事実を分けなければいけません。
行政法は、怒鳴り声の大きさでは動きません。
動かすには、
誰が。
何を。
誰のために。
どんな方法でしたのか。
そこまで切り分ける必要があります。
「先輩」
「何だ」
相馬先輩は朝から新聞を広げています。
「審査請求って、電話で取り下げられましたっけ」
「無理だ」
「ですよね」
「書面だ」
「ですよね」
「朝から何だ」
「五人分まとめて消えたらしいです」
新聞が下がりました。
「は?」
「私も同じ顔しました」
十分後。
事務所の戸が、勢いよく開きました。
「先生!」
入ってきたのは、四十代半ばくらいの女性です。
買い物かごを腕に引っかけたまま。
中には大根。
長ねぎ。
豆腐。
そして行政不服審査。
取り合わせが自由すぎます。
「電話した大西です。大西美津子」
「どうぞ」
片桐所長が椅子を勧めました。
大西さんは座るなり、茶封筒を机へ置きました。
「これです」
私は中身を取り出します。
県土木事務所長名義の通知。
県道沿いにある仮設店舗の使用に関する処分。
駅前再整備に伴って、市場通りの一角を整理するため、
長年並んでいた小さな店舗六軒に対し、使用継続を認めないという内容でした。
魚屋。
八百屋。
豆腐屋。
乾物屋。
履物屋。
惣菜屋。
昔から駅裏で商売してきた人たちです。
六人は一緒に審査請求をしていました。
処分庁は県の土木事務所長。
審査庁は県知事。
そして。
「共同で審査請求したんですね」
「はい」
「代表の方は?」
「代表じゃなくて……何でしたっけ」
大西さんは封筒から別の紙を出しました。
「これ」
見る。
――総代選任届。
総代。
森田源蔵。
魚屋さん。
「六人のうち、森田さんを総代にした」
「そうです」
「その森田さんが、取り下げた?」
大西さんの顔が一気に曇りました。
「昨日、県庁へ話をしに行ったらしいんです」
「一人で?」
「ええ」
「何を話したんです?」
「駅前の新しい仮店舗を一軒、優先的に貸してやるって言われたって」
相馬先輩が新聞を畳みました。
嫌な匂いがしてきました。
法律的な意味で。
「森田さんだけ?」
「最初は一軒だけ空くからって」
「それで?」
「森田さんが、『それなら、もう審査請求は取り下げます』って言ったそうです」
「口頭で?」
「はい」
「書面は?」
「書いてないって本人は言ってます」
私は瞬きをしました。
それなら。
「で、今日、県に電話したら」
大西さんが声を震わせます。
「『総代の方から取下げの意思を聞いておりますので、共同審査請求については終了する方向です』って」
「終了する方向」
「そう言いました!」
まだ曖昧です。
処理済みなのか。
これからなのか。
そもそも県側も本当に取下げとして扱うつもりなのか。
確認しないと分かりません。
でも。
頭の中で何かが引っかかりました。
総代。
取下げ。
たしか。
私は本棚へ向かいました。
「おい」
相馬先輩が言います。
「どこ行く」
「条文」
「論点で走るな。まず話を聞け」
「でも今、かなり条文が私を呼んでます」
「条文は逃げねえ」
「相談者の審査請求は逃げそうなんです!」
片桐所長が一言。
「こはる」
「はい」
「座れ」
「はい」
強い。
行政処分なら理由付記を要求したいところですが、これは業務命令なので従います。
所長が大西さんを見ました。
「他の四人はどう言っていますか」
「誰も取り下げるなんて言ってません」
「森田さん本人は?」
「自分の店が残れるなら争わなくてもいいって。でも、私たちの分までやめたつもりはなかったって」
「なるほど」
相馬先輩が言いました。
「話をまとめる係だから、自分が言えば全員分止められると思ったのか」
「たぶん」
大西さんは唇を噛みました。
「私たちは、森田さんを信用して総代にしたんです。でも……」
その先は言いませんでした。
言えなかったのだと思います。
同じ市場で二十年、三十年と商売してきた仲間。
一緒に役所へ行った。
一緒に署名した。
一緒に審査請求した。
その一人が、先に自分の店だけ残れる話を持ちかけられた。
悪人というほどでもない。
家族もいる。
商売もある。
提示された席が一つだけなら、掴みたくなる気持ちも分かる。
だから余計に。
揉めます。
「大西さん」
片桐所長が静かに聞きました。
「あなたは、どうしたい」
「続けたいです」
「審査請求を?」
「はい」
即答でした。
「勝てるかどうかは分かりません。でも、せめて理由を聞きたいんです」
「理由?」
「どうして私たち全員を追い出すのか」
大西さんは茶封筒を指しました。
「駅前整備だからって、それしか書いてないんです。工事はまだ先なのに。新しい仮店舗へ移れる人と移れない人の基準も教えてくれない」
なるほど。
処分そのものにも、まだ争う理由が残っている。
「それなのに」
大西さんは言いました。
「誰か一人が『やめます』って言っただけで、私までやめたことになるんですか」
私は今度こそ本棚を見ました。
片桐所長も止めませんでした。
よし。
解禁。
私は行政不服審査法を引っ張り出します。
昭和六十三年。
もちろん旧法。
頭の中では未来の条文番号が先に浮かびました。
審査請求の取下げ。
第二十七条。
――違う。
それ未来。
今は違う。
危ない。
転生者の知識は、たまに親切な顔をして地雷を渡してきます。
ページをめくる。
ありました。
第三十九条。
審査請求の取下げ。
裁決があるまでは、いつでも。
そして。
書面。
「……やっぱり」
「何だ」
相馬先輩が覗きます。
「口で『取り下げます』って言っただけじゃ駄目です」
「そこはそうだ」
「しかも、もう一個」
私は前の条文へ戻りました。
総代。
十一条。
総代は、他の共同不服申立人のために、一切の行為ができる。
ただし。
除かれている行為がある。
「取下げ」
声に出すと。
大西さんが顔を上げました。
「え?」
「総代だからって、皆さんの審査請求を勝手に取り下げることはできません」
「……できない?」
「はい」
「でも県の人は、総代だからって」
「そこがおかしい」
相馬先輩が立ち上がりました。
「確認しに行くぞ」
「はい」
大西さんも立とうとします。
片桐所長が止めました。
「今日は私たちが行きます」
「でも」
「森田さんにも確認する」
午後。
県庁。
不服申立てを扱う総務部門の打合せ室には、
なぜか。
沢渡課長がいました。
「……課長」
「何ですか、その嫌そうな顔は」
「市役所の人ですよね?」
「今日は駅前再整備の調整会議で県庁に来ています」
「便利なところにいますね」
「そちらこそ、よく役所に来ますね」
お互いさまです。
県の担当者は、黒縁眼鏡の中年男性でした。
机の上には、六人の共同審査請求に関する記録。
相馬先輩が単刀直入に聞きます。
「森田源蔵さんの審査請求、取り下げ扱いにしたのか」
「まだ正式には処理していません」
私は少し息を吐きました。
間に合った。
「ただ」
担当者が続けます。
「昨日、総代の森田さんから、審査請求はもう取り下げたいとのお話がありましたので」
「口頭ですよね」
「ええ」
「取下書は?」
「まだです」
「なら、まだ取下げになってませんよね」
担当者が私を見ました。
「正式にはそうです」
まず一つ。
「それと」
私は総代選任届を指しました。
「森田さん、総代ですよね」
「そうです」
「総代として、他の五人の審査請求まで取り下げられるんですか」
沈黙。
沢渡課長が、少しだけこちらへ視線を向けました。
県の担当者が書類をめくります。
「共同の申立てですから、総代が窓口として――」
「窓口になるのと」
私は言いました。
「取下げる権限があるのは別ですよね」
空気が止まりました。
昨日までなら。
総代。
多数人の手続をまとめてくれる人。
その程度の理解でした。
でも現場では違う。
書類を受ける。
通知を受ける。
意見を出す。
そうした手続を代表して進められる。
けれど。
争うこと自体をやめる。
そこまで本人たちは任せていない。
「旧法十一条三項」
片桐所長が言いました。
「総代ができる行為から、不服申立ての取下げは除外されている」
県の担当者の手が止まりました。
「……確認します」
相馬先輩が腕を組みます。
「確認じゃなくて、今そこに法令集あるだろ」
圧が強い。
でも今日ばかりは頼もしい。
担当者が法令集を開きます。
数秒。
そして。
「……おっしゃるとおりです」
大きな勝利宣言ではありません。
声も静か。
でも。
机の上で、五人分の審査請求が生き返った音がした気がしました。
「では」
私は続けました。
「森田さんが口頭で『取り下げる』と言ったことを理由に、共同審査請求全体を終了扱いにはできませんね」
「はい」
「仮に森田さん自身が取り下げるとしても」
片桐所長が言いました。
「書面が要る」
「はい」
県の担当者は頷きました。
「こちらも、口頭の発言を受けて意思確認の段階でした。共同審査請求全体を正式に終了処理したわけではありません」
「電話では終了する方向だと言われたそうだが」
相馬先輩が言います。
「その説明は適切ではありませんでした」
沢渡課長がそこで初めて口を開きました。
「ずいぶん素直ですね」
私が言うと、
「法令上そうなら、そうでしょう」
いつもの顔。
感情では動かない。
でも条文を置けば止まる。
ある意味、一番楽です。
「ただし」
沢渡課長が私を見る。
「朝比奈さん」
「はい」
「森田さん本人が、自分の審査請求を取り下げることまで止められるわけではありませんよ」
「分かってます」
「裁決前なら?」
「取り下げられます」
「方法は?」
「書面」
「総代として他人の分は?」
「取り下げられません」
「代理人なら?」
来た。
私は一瞬止まりました。
頭の隅で、現代の受験テキストがぱっと開きます。
総代。
代理人。
取下げ。
特別の委任。
「あ」
相馬先輩がにやりとしました。
「固まった」
「今出ます」
「何がだ」
「記憶が」
片桐所長が助け舟を出しました。
「代理人なら、特別の委任があれば取下げまでできる」
「そうです!」
思わず大きな声が出ました。
沢渡課長が眼鏡の奥で笑った気がします。
「何です?」
「いえ」
「今、絶対『受験生だな』って思いましたよね」
「気のせいでしょう」
またそれです。
でも。
重要でした。
総代と代理人。
どちらも本人に代わって手続を進めることがある。
しかし同じではない。
総代は、
取下げそのものができない。
代理人は、
特別にそこまで委任されていれば取下げできる。
つまり。
法律は、争いをやめる行為を軽く扱っていない。
誰かが便利だから。
窓口だから。
代表者っぽいから。
それだけでは、
本人の救済の道を消せない。
冷たい条文なのに。
やっていることはずいぶん人間的です。
「今回の件は」
県の担当者が言いました。
「森田さんを含む共同審査請求人全員について、取下げがあったものとは扱いません」
「審理は続く?」
「続けます」
私は息を吐きました。
まだ。
処分が覆ったわけではありません。
店舗が残ると決まったわけでもない。
でも。
勝手に閉じかけた入口が、
開いた。
それで十分です。
今日は。
帰り道。
相馬先輩が煙草を取り出しました。
「面白えだろ」
「何がです?」
「総代」
「地味ですよ」
「行政法は大体地味だ」
「否定できません」
「でも今日、五人分止めただろ」
私は歩きながら考えます。
「総代って、強いようで、越えちゃいけない線がちゃんとあるんですね」
「当たり前だ」
「代理人とも違う」
「そうだ」
「しかも取下げは書面」
「そうだ」
「口で『やめます』だけじゃ消えない」
「そうだ」
「なんか」
「何だ」
「法律って、意外としつこいですね」
相馬先輩がこちらを見る。
「褒めてんのか」
「褒めてます」
人の権利を消すときくらい。
しつこくていい。
むしろ。
しつこいほうがいい。
事務所に戻ると。
大西さんだけではなく、
森田さんも来ていました。
六十を少し過ぎた、小柄な男性。
魚屋の白い前掛けをつけたままです。
「……すみませんでした」
入るなり。
森田さんは頭を下げました。
大西さんは黙っています。
「俺」
森田さんが言いました。
「総代だから、話を決めるのも俺の仕事だと思ってた」
誰も何も言いません。
「新しい仮店舗、一つ空くって言われて」
手が震えていました。
「女房も、もう六十過ぎてて。ここで店なくしたら終わりだと思って……」
「それで、取下げるって?」
「はい」
「私らに相談もせずに?」
大西さんの声は厳しかった。
「すまん」
「私だって終わりよ」
「分かってる」
「分かってないからやったんでしょう」
痛い。
でも。
ここは法律だけでは片付きません。
条文で審査請求は戻せる。
壊れた信用まで、三十九条では直せない。
少し長い沈黙のあと。
片桐所長が言いました。
「森田さん」
「はい」
「あなた自身は、審査請求を取り下げたいですか」
森田さんはうつむきました。
「……分かりません」
「なら、今決めるな」
短い。
それだけ。
でも。
森田さんは顔を上げました。
「裁決までは時間がある」
所長が続けました。
「取下げは、今この場で決めなければならないことじゃない」
「はい」
「仮店舗の条件も確認する。他の五人の扱いも確認する。そのうえで、自分の分をどうするか決めればいい」
「……はい」
大西さんが腕を組みました。
「それなら私たちにも、ちゃんと話してよ」
森田さんが頷きます。
「話す」
「今度勝手に決めたら」
「決めん」
「魚買うのやめるからね」
「それは困る」
思わず。
私は笑ってしまいました。
大西さんも、少しだけ笑いました。
「先生」
森田さんが片桐所長に聞きました。
「俺、総代やめたほうがいいですか」
「それは皆で決めろ」
「法律では?」
「総代は解任できる」
「ひえ」
「でも」
私は口を挟みました。
「今日ちゃんと話し合えるなら、続ける選択だってありますよね」
大西さんが森田さんを見る。
「今度から、余計なこと決めないならね」
「決めん」
「本当に?」
「書面で約束しようか」
「そこまでしなくていい」
「今日は書面に敏感なんですよ、森田さん」
私が言うと。
森田さんが初めて笑いました。
「そういえば」
大西さんが買い物かごを机へ置きました。
「朝から持ち歩いてたから、豆腐が心配なんだけど」
「え」
「うち豆腐屋だから」
「相談に来る途中で買ったんじゃないんですか」
「商品」
「商品を買い物かごで?」
「悪い?」
「いえ」
大西さんは包みを二つ出しました。
「これ、皆さんで」
相馬先輩がすぐ反応します。
「豆腐か」
「木綿と絹」
「食えるな」
「花のときと反応が違いすぎません?」
「差し入れは食えるものに限る」
「その規則、どこにあるんですか」
「相馬法第一条」
「廃止してください」
森田さんも何か持っていました。
新聞紙に包まれています。
「こっちは?」
「鯵」
「生魚!?」
「朝の残り」
「行政書士事務所に生魚持ってこないでください!」
「新鮮だぞ」
「そういう問題じゃないです!」
相馬先輩だけが嬉しそうです。
「焼けば食える」
「誰が焼くんですか」
「お前」
「なぜ!?」
片桐所長が静かに言いました。
「裏庭」
「所長まで!?」
行政書士見習い。
申立書作成補助。
法令調査。
来客対応。
花の水替え。
そして魚焼き。
労働法の相談先が欲しくなってきました。
夕方。
裏庭から鯵の焼ける匂いが漂います。
結局、焼いているのは相馬先輩です。
私は大根おろし担当。
なぜこうなった。
大西さんと森田さんは、ほかの四人へ事情を説明しに帰りました。
審査請求は続く。
処分が覆るかは分からない。
駅前整備も止まらない。
仮店舗が全員分用意される保証もない。
それでも。
今日。
五人は、
自分が「やめる」と言っていない争いまで、
勝手に終わらされずに済みました。
「先輩」
「何だ」
「取下げって、思ってたより重いですね」
「始めるより終わらせるほうが重いこともある」
「珍しくいいこと言いますね」
「大根おろし減らすぞ」
「褒めたのに!」
私は事務所の窓から、机の上の法令集を見ました。
審査請求人は。
裁決があるまでは。
いつでも。
審査請求を取り下げることができる。
自由です。
続ける自由があるなら。
やめる自由もある。
でも。
だからこそ。
誰がやめるのか。
本当に本人がやめたいのか。
そこは雑にしてはいけない。
口頭ではなく、書面。
総代だからといって、他人の分まで取り下げられない。
代理人だって、特別の委任なしにはできない。
面倒です。
かなり面倒です。
でも。
人の救済の道を閉じる場面なら、
面倒なくらいでちょうどいい。
条文は冷たい。
書面。
権限。
委任。
総代。
代理人。
どれも情緒なんてありません。
けれど。
冷たいからこそ、
「代表なんだからいいでしょう」
という雑な空気を止めてくれる。
一人の都合を、
五人分の意思にしないで済む。
私は大根をおろしながら、心の中で今日の教訓をまとめました。
――話を任せても、諦める権利まで渡したわけじゃない。
「こはる」
「はい」
「醤油」
相馬先輩が言います。
「自分で取ってください」
「大根係だろ」
「大根担当に醤油の権限はありません」
「代理で取れ」
「特別の委任が必要です」
「醤油に要るか!」
「重要な行為です」
「何が重要だ!」
奥から片桐所長の声がしました。
「こはる」
「はい」
「醤油を取れ」
「所長命令……」
私は渋々、醤油差しを渡しました。
「異議があります」
「却下」
「まだ申し立ててません!」
「簡易迅速だ」
「だから早すぎますって!」
相馬先輩が笑いました。
鯵の皮がぱちりとはぜます。
駅前では今ごろ、
六人がもう一度、
自分たちの意思を確認しているはずです。
争うのか。
やめるのか。
続けるのか。
それは。
総代でも。
役所でも。
勝手には決められません。
最後に決めるのは、
やっぱり本人です。
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