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邪悪な公爵令息は規格で世界を支配する

作者:怪力熊男
最新エピソード掲載日:2026/06/28
ダンストン公爵家の令息、ダニエルは何よりも『実利』を重んじる。

綺麗事ばかりを語る『善』が役に立つものかと、より自由でより実利を得られる『悪』こそが自分の道であると信じるようになった。
そんなダニエルは、公爵であり怜悧な宰相でもある父ハルバートから一冊の書物を受け取る。
「勇者の書」と呼ばれる書物は、数百年前に現れた魔王を討伐するために「ニホン」という国から召喚された勇者が語った内容を記したもので、あまりにも荒唐無稽、実現すれば国家が崩壊するであろうことから、「悪徳の書」として禁書扱いされているものだった。

「ダニエル、お前も私に似て清濁併せ呑む器量を持ち合わせている。お前ならばこの禁書をも器に収めることができるだろう」

過去に召喚された勇者が国家を転覆させるために綴ったと伝承される悪徳の書、そこに記されていたのは、確かに国家を崩壊させかねないものばかり。

「ククク……勇者がこのようなことを考えていようとは……良いだろう、悪徳の勇者とやら、この私がその『悪』を継いでやろうではないか!」

自称悪徳の令息ダニエルと、幼少期からダニエルに仕え溺愛するヤンデレ暗殺者メイドエルザ、そしてダンストン公爵領の皆さん、さらにインダス王国の若き女王ネフェルをも巻き込んだ勘違いコメディ
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