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風花が 桜の枝と 遊びをり
『風花が 桜の枝と 遊びをり』
風が吹き、冬枯れた桜の木に風花が舞っている。
老木は、まるで自身の花が咲いたように喜んでゆらゆらと枝を差しのべて、風花とたわむれていた。
次の朝、枝に雪が積もり、満開の桜が咲いているように見えた、春まだ遠き冬の一日。
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自宅の庭にある桜の木を詠んだ句です。
お会いした事のない俳句の先生がこの句を読み感心しこの方と会って話をしてみたいと、おっしゃっていた事を人づてに聞き、とても誇らしく感じた思い出があります。
平成十五年、同人誌「橘」の三百号を記念して橘師弟句碑が上尾市丸山公園に建立された。
青龍同人である私も句を載せることになり、この句を選びました。




