魔物の通り道を作った村で、最初に聞いたのは文句でした
ロアンの故郷へ到着した時、俺が最初に聞いたのは歓迎の言葉ではなかった。
「だから、うちの畑をこれ以上削るのは困るって言ってるだろ!」
谷に響く怒鳴り声に、俺は足を止めた。のんびり観光できる雰囲気ではなさそうだ。
話は少し前に戻る。
風見台の町で《荷葉獣》のポポと荷物運びをした翌朝、俺達はロアンの故郷を目指して出発した。
二度目の荷物運びは最初ほど大変ではなく、ポポとも無事に別れることができた。最後に足元へ鼻先を押しつけられたのが、別れの挨拶だったのか、追加の仕事の依頼だったのかは、今も分からない。
ただ、サーラに教わったことは、思っていた以上に心に残っていた。
長く付き合っていても、相手の考えが全部分かるわけではない。だからこそ、何度も確かめながら関係を作っていく。魔物との付き合い方だけでなく、人間同士でも大切なことなのだろう。
そんなことを考えながら、俺達は高原の北側へ続く街道を進んでいた。
「ロアンの集落って、あとどれくらい?」
「この先の谷を下れば、夕方までには着けるはずだ」
「おお、ついに!」
顔を上げると、ロアンは笑って頷いた。
「風見台とはずいぶん違うぞ。大きな店もないし、娯楽らしいものも少ないからな」
「そういうのも見てみたいんだよ。普通の人達がどうやって暮らしてるのか、結構気になるし」
「そうか。それなら退屈はしないかもしれないな」
ロアンは嬉しそうだった。故郷の話をする時の彼は、いつもより表情が柔らかくなる。
風渡りの高原へ入ってから、見たことのない景色や文化に何度も驚かされてきた。風帆車も、風見台の町も、荷葉獣と一緒に働く人達も、想像していた異世界よりずっと面白い。その先にあるフェルナ族の集落では、どんな暮らしが待っているのだろう。
期待を胸に、俺はロアンの後に続いた。
◇
昼を過ぎた頃、街道の景色が変わり始めた。
緩やかな草原は次第に狭くなり、左右には背の高い岩山が迫ってくる。谷の底には細い川が流れ、その両岸には階段のように段々畑が作られていた。
目を引いたのは、畑の間に何本も張られた色鮮やかな布だった。赤、黄色、青。長い布が風に揺れ、谷の斜面を彩っている。
「綺麗だね!」
ミミナが足を止め、目を輝かせた。
「祭りでもやってるのかな?」
「いや、あれは祭りの飾りじゃない」
ロアンの声が硬くなった。
「……あんなところに布なんて張ってなかったはずだ」
改めて谷を見渡す。布は畑を囲むように張られているものもあれば、草地の間に長く並べられているものもあった。よく見ると、布の下には細い杭が何本も打ち込まれている。
「何かの目印?」
「たぶんな。ただ、あんなに広い範囲に設置する必要があるとは思えないんだが……」
ロアンは眉を寄せ、歩く速度を上げた。故郷を離れている間に、何かが変わったらしい。
谷へ下る道を進むうちに、集落の全体が見えてきた。
木と石を組み合わせた家々が斜面に沿って並び、屋根からは小さな旗が伸びている。建物の間には細い水路が通り、その上に木製の橋がいくつも渡されていた。
谷底の広場では子供達が走り回り、軒先には乾燥させた草や果物が吊るされている。風が吹くたびに屋根の旗がはためき、遠くから家畜らしい生き物の鳴き声が聞こえた。
「……すごいな」
風見台のような賑やかさはない。けれど、こちらにはこちらの魅力があった。谷の地形をそのまま生かした家々も、段々畑の間を走る水路も、長い年月をかけて暮らしやすいように作られてきたのだろう。
「ここがハルネ谷だ。俺の集落は、あの川の上流側にある」
ロアンが指さした先には、ほかより少し大きな建物があった。屋根には青い旗が掲げられ、周囲に大勢の人が集まっている。
「……何かやってるみたいだな」
「ああ。俺も気になる」
ロアンが足早に歩き出し、俺達も後に続いた。集落へ近づくにつれて、人々の声がはっきり聞こえてくる。
「これじゃ収穫が減っちまう!」
「でも、ほかに道がないんだから仕方ないでしょう!」
「仕方ないで済むかよ!」
揉めているらしい。
「……ロアン」
「分かってる。まずは話を聞こう」
彼は小さく息を吐くと、人々の集まる場所へ向かった。
◇
広場では、十数人の男女が大きな地図を囲んでいた。
ほとんどが、ロアンと同じ獣耳と尾を持っている。耳の形や毛色には個人差があり、長い尾を腰に巻きつけている者もいれば、短い尾を忙しそうに動かしている者もいた。彼らがフェルナ族なのだろう。
俺達が近づくと、一人の女性がこちらに気づいた。
「……ロアン?」
「ああ。ただいま」
「帰ってきたのかい!」
女性は驚いた顔をしたあと、すぐに表情を緩めた。四十代くらいだろうか。茶色い髪を後ろでまとめ、灰色がかった耳をしている。腰には小さな道具袋を下げていた。
「ずいぶん早かったね。ちゃんと冒険者は見つかったのかい?」
「ああ。連れてきたよ」
ロアンが俺達を振り返る。
「こちらがユウト達だ。魔物の調査を手伝ってくれることになった」
「初めまして。神崎ユウトです。よろしくお願いします」
「私はサフィア。この集落で、道や畑の管理をまとめている者だよ」
サフィアは俺と握手を交わし、リリア達にも挨拶をした。ロアンとは以前から親しいらしく、彼の肩を軽く叩く。
「よく帰ってきたね。長旅で疲れただろう?」
「まあな。でも、こっちも色々あったみたいだな」
ロアンが地図へ目を向けると、サフィアは困ったように耳を伏せた。
「そうなんだよ。あんたが出ていってからも魔物の移動が続いてね。とうとう、畑の一部を通り道として空けることになったんだ」
「畑を?」
「ああ。集落のすぐそばを通ろうとする魔物が増えてきたから、少しでも人の暮らす場所から離れて移動できるようにね」
なるほど。さっき見かけた色とりどりの布は、そのための目印だったらしい。
「でも、それって……」
「そう。畑を使えなくなる人もいるんだ」
サフィアが言い終えるより早く、近くにいた男性が口を開いた。
「だから、俺は反対だって言ってるんだよ!」
振り返ると、日に焼けた顔の中年男性が腕を組んで立っていた。茶色い耳は後ろへ倒れ、長い尾が落ち着きなく左右に動いている。
「魔物が通るから畑を空けろって、簡単に言うけどな。こっちは何か月もかけて作物を育ててるんだぞ!」
「……それは困りますよね」
俺が答えると、男は意外そうな顔をした。
「何だ、あんたは?」
「リベルタから来た冒険者です。今回の魔物の移動について調べるために来ました」
「冒険者か。だったら、魔物を何とかしてくれよ。追い払ってくれれば、こんなことしなくても済むんだから」
男は地図の上の赤い線を指さした。谷の東側から西側へ抜ける細長い通路が描かれている。ただし、通路の途中には畑がいくつもあり、その一部が斜線で塗りつぶされていた。
「ここが俺の畑だ。せっかく育てた作物を片づけて、魔物に通らせる場所にしろって言われてる」
地図を覗き込む。確かに、畑のかなりの部分が通路に含まれていた。
「……簡単に決められることじゃないですね」
「だろう?」
男は少し勢いを取り戻した。
「俺だって、魔物と無理に戦いたいわけじゃない。でも、畑が使えなくなったら、うちの家族はどうやって暮らせばいいんだ?」
返事に詰まった。
魔物を守るために道を空ける。考え方としては間違っていないように思える。けれど、そのために誰かの生活を犠牲にしていいわけではない。サフィアも同じことを考えているのだろう。
「だから、どこを通して、どこまで畑を空けるか相談してるんだよ。勝手に全部決めたわけじゃない」
「でも、結局は誰かが損をするんだろ?」
「そうならないように考えてるんじゃないか!」
二人の声が大きくなる。周囲の住民達も、それぞれ意見を言い始めた。簡単にはまとまりそうにない。
俺は地図を見つめて考えた。魔物を追い払えば終わる話ではない。かといって、魔物を通すために畑を潰せばいい話でもない。どちらにも守りたいものがある。
なら、まずは何が起きているのかを、もっと詳しく知る必要がある。
「すみません。一つ聞いてもいいですか?」
声をかけると、サフィアと男性がこちらを見た。
「何だい?」
「実際に魔物が通っている場所って、どこなんですか? この赤い線は、これから作ろうとしている道ですよね?」
「ああ。そうだよ」
「じゃあ、今まで魔物達が通っていた場所も分かりますか?」
サフィアは少し考えてから、地図の別の場所を指さした。
「最初はこっちの草地を通っていたんだ。でも、最近は数が増えてきてね。谷の狭いところでは、畑の方へ入り込む群れも出てきた」
「なるほど……」
指の動きを追う。草地から谷へ入る道は途中で狭くなり、その先で畑と街道が近づいていた。大きな魔物が通るには窮屈そうだ。
「ロアン、魔物達はみんな同じ道を通るのか?」
「いや、種類によって違う。川沿いを進む奴もいれば、丘を越えていく奴もいる」
「じゃあ、この道を作ったからって、全部の魔物が通ってくれるとは限らないよな」
「ああ。そこは俺達も分かってる」
サフィアが頷いた。
「だから、布で目印を作って、人が近づかない場所を決めているんだ。魔物を無理やり追い込むためじゃなく、少しでも事故を減らすためにね」
ただ、それがどれくらい役に立っているのかは、まだ分からないらしい。
「だったら、まず魔物達がどこを通っているのか、もう少し詳しく調べませんか?」
「詳しく?」
「はい。魔物の種類や大きさによって、通りやすい場所が違うかもしれません。今ある畑を全部片づける前に、ほかの道が使えるかどうか確かめたいんです」
地図の上を指でなぞる。
「もちろん、危険な場所へ無理に近づく必要はありません。遠くから観察するだけでも、何か分かるかもしれませんし」
男が腕を組んだまま、俺を見た。
「……それで、俺の畑は助かるのか?」
「まだ分かりません」
正直に答えると、男は顔をしかめた。
「何だよ、それ」
「でも、何も調べずに畑を潰すよりはいいと思います。ほかに道がなかったとしても、どこまで空ければいいのかは考えられるかもしれません」
男の目を見て、続ける。
「それに、畑を使えなくなる人がいるなら、その負担をどうするかも一緒に決めないといけませんよね」
男はしばらく黙っていた。やがて、小さく息を吐く。
「……まあ、そこまで考えてくれるなら、話くらいは聞くよ」
少し安心した。まだ何も解決していない。けれど、話し合う余地はありそうだった。
◇
そのあと、俺達はサフィアの案内で、実際に魔物の通り道を見に行くことになった。
集落の外れにある小高い丘へ登ると、谷の全体が見渡せた。左右には段々畑が広がり、その間を川に沿って細い草地が続いている。
問題になっているのは、草地が急に狭くなる場所だった。片側には岩場が迫り、もう片側には畑が広がっている。大きな魔物が群れで通れば、確かに畑へ入り込んでしまいそうだ。
「……思ってたより狭いな」
「そうなんだよ。小型の魔物なら問題ないんだけど、大きいのが来るとね」
少し離れた場所には、大きな足跡がいくつも残っていた。周囲には草が踏み倒された跡もあり、かなりの数の魔物が通ったことが分かる。
リリアが足跡を確かめながら口を開いた。
「かなり大きな魔物もいるようですね。集落へ向かってきた場合に備えて、避難できる場所を決めておいた方がよいでしょう」
「ああ。それなら準備しているよ」
サフィアは丘の反対側を指さした。少し高い場所へ続く道があり、その先に広い空き地が作られている。
「万が一の時は、子供や年寄りをあそこへ避難させることになっているんだ」
「分かりました。それなら、避難経路も確認しておきたいですね」
リリアが真剣な表情で頷く。その横で、ミミナが地面にしゃがみ込んでいた。
「ユウト、これ見て」
「どうした?」
「ここ、地面がすごく硬くなってる」
言われてみると、草の生えていない場所が広がっている。ミミナは杖の先で地面を軽く叩いた。
「何度も同じ場所を通ったからかな。土が固まってるみたい。でも、こっちはまだ柔らかいよ。大型の魔物が通ったら、足が沈みそう」
少し離れた土を指さす。そちらは湿っているように見えた。
地図を取り出し、地面の状態を確かめながら、もう一度周囲を見渡す。魔物がどこを通るのかは、道が広いか狭いかだけで決まるものではないのかもしれない。足場の硬さ、傾斜、川の深さ。種類によっては、そうした条件も大きく関係するのだろう。
「……俺達だけで決めるのは無理そうだな」
「そうだね。でも、何を調べればいいかは、少し分かってきたんじゃない?」
「ああ。まずは、実際に通るところを見たいな」
話していると、ロアンが丘の向こうへ耳を向けた。
「……何か来る」
全員が顔を上げた。
「何が?」
「魔物だ。たぶん、群れで移動している」
耳を澄ます。最初は何も聞こえなかったが、やがて遠くから、低い地響きのような音が伝わってきた。草原の向こうに小さな影がいくつも現れ、ゆっくり数を増やし、一つの群れになって谷へ向かってくる。
「……でかいな」
先頭にいるのは、荷馬車より大きな体を持つ四足の魔物だった。灰色がかった厚い毛皮に覆われ、太い脚が地面を踏みしめるたびに、周囲の草が大きく揺れる。その後ろには一回り小さな魔物達が続き、さらに奥にも同じような影が見えた。少なくとも、数十頭はいるだろう。
「リリア……」
「はい。皆さん、ここから動かないでください」
リリアはすでに周囲を確認し、万が一に備えて立ち位置を変えていた。腰の剣に手を添えているが、まだ抜いてはいない。ノアも俺達の少し後ろへ下がり、周囲に怪我人がいないか確かめている。
丘の上から群れを見つめた。彼らは集落を目指しているようには見えない。ただ、草地に沿って西へ移動している。そのまま進めば、さっき見ていた狭い場所へ入るはずだった。
「……あのまま行ったら、畑に入るかもしれないな」
「ああ。だから、あそこを空けようとしてるんだ」
サフィアが、新しく設置された布の目印を指さす。その先には、畑の一部を片づけて作った細い通路があった。魔物達がそこを通ってくれれば、少なくとも家々の近くへ入り込む危険は減らせるだろう。
俺達は息を潜めて見守った。
群れの先頭にいた大きな魔物が、ゆっくり谷へ入ってくる。一歩、また一歩。その歩みは決して速くないのに、体の大きさのせいで妙な迫力があった。
無意識に短剣の柄へ手を伸ばしかけ、すぐに思い直した。こんな相手に、短剣一本で何ができるというのだろう。そもそも、今のところ敵意を向けられているわけでもない。
手を下ろし、もう一度群れを見る。
先頭の魔物は、布で示された通路の手前まで来ると、そこで足を止めた。
「……あれ?」
後ろを歩いていた魔物達も、次々と動きを止める。先頭の一頭がゆっくり顔を上げた。大きな鼻先が風を探るように動き、耳がわずかに揺れる。何かを確かめているのだろうか。
「……どうしたんだ?」
小さく呟くと、隣でロアンが息を呑んだ。
「……あいつだ」
「ん?」
「あの先頭にいる魔物……」
ロアンは、信じられないものを見るように谷を見つめている。
「橋のところで、俺の声に反応した奴だ」
思わず彼を見た。
「本当か?」
「ああ。間違いないと思う」
ロアンの声には、わずかな緊張が混じっていた。
視線を魔物へ戻す。あれが、人間の言葉を理解しているかもしれない魔物なのか。初めて見るその姿は、想像していた以上に大きく、近づくのをためらうほどの迫力があった。それでも、襲いかかってくる様子はない。群れを率いたまま、通路の入口で立ち止まっているだけだ。
「……ユウト。どう思う?」
ロアンが静かに尋ねた。
言葉を理解しているのかもしれない。そうではなく、別の理由で止まったのかもしれない。ここからでは、まだ何も分からない。
「……まず、何を見ているのか確かめたい」
そう答えると、ロアンは頷いた。
その時、先頭の魔物がゆっくり首を動かし、丘の上にいる俺達の方へ顔を向けた。
背筋が伸びる。距離は十分にある。それでも、大きな目がこちらを捉えたように見えた瞬間、胸の奥がひやりとした。
「……気づかれた?」
ミミナが小さく呟く。
「分かりません。ただ、今は動かない方がいいでしょう」
リリアが落ち着いた声で答えた。
俺達はその場に留まり、魔物の様子を見守った。やがて先頭の魔物は、もう一度通路の方へ視線を戻す。そこには、人間達が用意した道がある。畑の一部を空け、布で目印を作り、少しでも安全に通れるようにした道だ。
けれど、魔物はすぐには進もうとしなかった。
「……何でだ?」
道が狭いのか。足場が悪いのか。それとも、別の理由があるのか。考えている間にも、群れは動かないままだった。
サフィアが困ったように耳を伏せる。
「せっかく道を空けたのに、どうして通らないんだろうね……」
返事ができなかった。人間が安全だと思って用意した道を、魔物も安全だと感じるとは限らない。考えてみれば当たり前のことだ。けれど、それをどう確かめればいいのだろう。
目の前の大きな魔物を見つめる。言葉が通じるかどうかは、まだ分からない。何を考えているのかも分からない。それでも、ここまで来たからには、まず向き合ってみたいと思った。
「……ロアン」
「何だ?」
「明日、もう少し近くから様子を見られる場所を探そう。あいつらが何を気にしてるのか、ちゃんと確かめたい」
ロアンはしばらく魔物を見つめたあと、ゆっくり頷いた。
「ああ。俺もそうしたい」
その声には、故郷へ戻ってきた安堵とは別の感情が混じっていた。
魔物の移動によって変わり始めた集落。暮らしを守ろうとする人々。そして、人間が用意した道の前で立ち止まる魔物達。俺達が向き合う問題は、思っていた以上に複雑らしい。
それでも、今は焦って答えを出す必要はない。人間の事情を聞いたように、次は魔物達の様子を確かめればいい。そのうえで、みんなが少しでも納得できる方法を考えよう。
谷を吹き抜ける風を感じながら、遠くの群れを見つめ続けた。
先頭の魔物は、まだ動かない。その大きな体の後ろで、何十頭もの魔物達が静かに待っている。
彼らは何を待っているのか。それを知ることが、今回の依頼を解く最初の手がかりになるのかもしれなかった。
第78話――終
最後までお読みいただきありがとうございます!
今回は、ついにロアンの故郷であるハルネ谷の集落へ到着しました!
美しい高原の景色とは裏腹に、集落では魔物の移動によって様々な問題が起こり始めています。
魔物を守りたい人もいれば、自分達の畑や暮らしを守りたい人もいる。
どちらか一方が間違っているわけではないからこそ、簡単には答えが出せません。
そんな中、ユウト達の前に現れたのは、ロアンが以前出会ったという大きな魔物でした。
人間の言葉を理解しているのか、それとも別の理由で行動しているのか。
そして、魔物達が用意された道を進まないのはなぜなのか。
ここから、ユウト達の本格的な調査が始まります!
今回も剣や魔法だけでは解決できない問題ですが、交渉士ユウトがどんな方法を見つけるのか、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
面白いと思っていただけましたら、ブックマーク・評価・感想で応援していただけると、とても励みになります!
引き続き、ユウト達の冒険をよろしくお願いします!




