第087回
『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。
この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。
https://mikikosroom.com/archives/51420214.html
なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。
フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。
特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。
なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。
https://mikikosroom.com/archives/24257587.html
み「また、顔ハメじゃ。
右の顔、小さすぎるんじゃないの?」
ハ「子供用やろ。
こっちでやってみたらどうや。
顔の下半分入れたら、目ぇが隠せるやろ。
人相わからへんから、ブログに載せられるで」
み「そんな写真を、誰かに撮ってもらえと?」
ハ「引かれるやろな」
み「ドン引きだわ」
ここから、いきなり外の風景に移ります。
おそらく、顔ハメから下の階が……。
撮影禁止だったんじゃないでしょうか。
行ってから掲載まで、これだけ間が空いては……。
まったく記憶が残ってないんです。
今度から、ボイスレコーダーでメモしておくかな?
今調べたら、スマホでアプリがあるようです。
「Google Keep」がいいみたいです。
なんと、音声をテキストにして保存してくれるのだとか。
これを使えば、口述筆記も出来ますよね。
試してみようかな。
ハ「次はここやな」
み「看板、見ただけ」
ハ「なんでやねん」
なぜ、ここを見なかったのか不明です。
写真も記憶もありません。
入ってないと思います。
み「この枠って、御影石かな?」
ハ「そっちかいな」
み「これだけデカいと……。
お値段もそうとうですよ」
み「うーん。
やっぱり、お城には青空が似合うよね」
ハ「コンクリートには見えんわな」
み「本丸か……。
芝刈りがタイヘンだ」
ハ「そっちかいな」
み「でも、障害物がないから……。
乗用の芝刈り機で刈ればあっという間かも」
み「お、これはタギョウショウ(多行松)だな」
ハ「なんやそれ?」
み「アカマツの園芸品種。
地際から幹が分岐して……。
樹幹が、傘を開いたみたいになるの」
ハ「樹齢を経たら……。
おとろしい形になりそうやな」
み「古木はないのよ。
短命で。
50年くらいかな」
ハ「そら短いな。
人生、50年か」
み「ここの松も、枯れが目立つね。
マツノザイセンチュウかな?」
ハ「助からんのかいな?」
み「こうなったら、もうどうしようもない。
ほかに広がらないように……。
早めに伐採した方がいいんだけどね」
み「コンクリートの天守が出来たのって、何年?」
ハ「えーっとな……。
1965(昭和40)年やて」
み「今年(2022年)で、57年か。
そのころに植えられたとしたら……。
このタギョウショウも、もう寿命だね。
枯れたら、どうするんだろ。
バックヤードで、次世代を育ててるとは……。
ちょっと思えないけど」
ハ「植木屋が育ててるかも知れんで。
植え替えを見こんで」
み「確かに、その植木屋にしかなければ……。
買うしかないけど。
でも、どうだろ。
植え替えの予算が付くのかな?
寄付なら受けるかも知れないけど……。
購入はないんじゃないの」
ハ「植木屋はん、見こみ違いやな」
み「戊辰戦争後の天守だね」
ハ「穴ぼこだらけや」
み「でもさ、大砲の弾って……。
穴、空けるだけ?
爆発しないの?」
ハ「昔のはそうやったんやないんか?
ヘタなの作ったら……。
発射のとき爆発するがな」
み「まぁ、城に穴を空けるだけでも……。
心理的な効果はあるんだろうけど」
■街路樹ⅩⅥ
最近はそこここで、老木化した街路樹が問題になってるようです。
来年で、戦後80年。
戦後植えられた街路樹が、順次、寿命を迎えてます。
特に深刻なのは、ソメイヨシノでしょうね。
この木は、太い枝が真横に張り出します。
で、自らの枝の重みを支えられなくなって、枝が裂けます。
幹まで裂けることもあります。
そこから菌が入って、枯れていくんですね。
枝が太いので……。
落ちるとき、通行人や車にあたれば大変です。
事前の剪定や伐採が必要になります。
桜並木の管理、年々大変になっていくと思います。
まだそこまでいかない樹木でも、問題が起きてます。
太った根が、歩道を持ちあげてしまうこと。
インターロッキングブロックなんかだと、ガタガタになってしまいますね。
車椅子やベビーカーの通行に支障を来します。
でもこの問題は……。
最初の植え方で、ある程度は軽減できると思います。
歩道が持ちあがってるのは、植樹枡に植えられてる木がほとんどです。
縁石の下に潜りこんだ根が太り、歩道を持ちあげてしまうわけです。
植樹枡じゃなくて、植樹帯にすべきだと思うんですよ。
枡を点々と作るのではなく、帯状に繋げてしまうんです。
根は、横に伸びていけます。
楽に伸びて行けるところがあるのに……。
わざわざ縁石の下になんか潜りませんよ。
植樹枡では、行き場がないから、縁石の下に潜るわけです。
一直線の植樹帯にする方が、施工も楽なはずなんですけどね。
植樹枡では……。
たちの悪い舗装業者が、ヒドい施工をしてるのを見たことがあります。
まず、歩道の路盤をするとき……。
植樹枡になる部分まで含めて、一面に砕石を敷いてました。
で、全体をガチガチに転圧してたんです。
もちろん、その方が施工が楽だからです。
で、その後、植樹枡の縁石部分だけ掘って、ブロックを埋めます。
当然、植樹枡の内側は、ガチガチに転圧された路盤のままです。
植木屋さんは、そこを掘り返して木を植えなければなりません。
舗装屋の下請けですから、請負額は利益ギリギリでしょう。
丁寧な仕事は出来ません。
根鉢が入るくらいの穴を掘って木を立てて終わりなんじゃないですか。
植栽後、まったく木が育たない街路も少なくありません。
植樹帯にすれば、歩道一面に路盤をするなんてこともなくなると思うんですよ。
先に、一直線に縁石で区切ってしまった方が……。
砕石の量も、施工面積も少なくて済みますし。
でも、植樹帯にした場合……。
施工後に、ちょっとやっかいな問題が生じます。
雑草対策です。
年に何回も除草する予算は取れないでしょう。
ということは、ある程度雑草を許容する植栽にしなければなりません。
低木では、どうしても雑草が樹冠から飛び出てきます。
雑草が目立ってしまうわけです。
なのでいっそ、中木を植えたらどうでしょう。
というわけで……。
次回に続きます。




