第084回
『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。
この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。
https://mikikosroom.com/archives/51275719.html
なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。
フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。
特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。
なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。
https://mikikosroom.com/archives/24257587.html
み「こうして見ると……。
会津が盆地だってのがよくわかるよね」
ハ「まさしくやな」
み「四方を山に囲まれてると……。
安心感がある気がする。
少なくとも、津波は来ない」
ハ「当たり前やがな」
み「これで雪が降らなきゃ……。
住んでみたいんだけど」
ん?
あれ、何だろ?
ピラミッドみたいなのが見えるけど」
ハ「どこや?」
み「ほら、あそこ」
ハ「ほー。
なるほど。
で、調べるんやな?」
み「森田検索、出動じゃ」
ハ「いらんこと言わいでええわ。
えーっとな。
あの方向やと……。
どうやら、鶴ヶ城体育館らしいな」
み「なんだ。
宗教施設かと思った」
み「お、飯盛山だ」
み「どれが飯盛山?」
ハ「真正面やな」
ハ「ほれ、ポールが建っとるやろ。
その向こうのこんもりした山が……。
飯盛山や」
み「あのポールって……。
そういう意味で建てられてるの?」
ハ「ちゃうんやないか。
えーっとな。
ふむふむ。
どうやら、NHK福島放送局の……。
会津若松ラジオ中継放送所らしいな」
み「じゃ、偶然……。
一直線上にあったってことか」
実は、飯盛山から鶴ヶ城を見たときも……。
確かにこのポールが、お城の真ん前に建ってたんです。
↓ま、気づかなくて当然ですが。
み「しかし、ほんとにいい季節だよね。
1年中、5月だといいのに」
ハ「5月バカになるで」
み「それは、4月バカでしょ!」
み「そこそこ都会だし……。
こんくらいの町が、一番暮らしやすいんじゃないの。
雪が降らなければだけど」
ハ「よっぽど、雪が憎いようやな」
み「昔の家はさ……。
先祖から子孫に、綿々とつながれて来たわけじゃない。
だから、家には必ず若手がいたんだよ。
なので、雪下ろしも出来た。
ところが、今はどうよ?
若手はみんな、家を離れて行って……。
残されたのは老人ばかり。
雪下ろしなんて、出来なくなって当然よ。
これからの雪国では……。
どんどん、廃村が増えるんじゃないかな。
でも、それでいいんだと思う。
どんどん人口が減ってるんだから……。
雪の降らないところに、みんな集まって暮らせばいいのよ」
ハ「ま、行政サービスの効率やら考えれば……。
その方がええんやろうけどな。
難しい思うで」
ここからまた城内の写真に変わります。
撮影が出来るところで撮ったはずですが……。
今となっては、記憶が皆無です。
自分を信じて、そのまま載せることにします。
み「これは、『八重の桜』の衣装だな。
この服装って、季節に関係なしなのかな?
あの八重の格好じゃ、冬は耐えられないと思うよ」
ハ「冬は、綿入れくらい羽織ったんちゃうか。
会津戦争は、夏やったからな」
み「この『飲食禁止』の貼り紙に……。
『注意』は必要かね?
むしろ、赤字で大きく『飲食禁止!』だけの方が良くない?」
ハ「そないなとこまで、世話焼かいでええがな」
■街路樹ⅩⅢ
今回も、低木についてです。
街路植栽では、高木の根元に低木が植えられます。
この場合、低木の役割は、雑草の抑制でしょう。
でも、雑草は1年草で成長が早いので……。
低木の間から、あっという間に抜け出てしまいがちです。
特に、丈の低い低木では、あんまり抑止効果はないですね。
新潟の街路での失敗例としては、カンツバキがあります。
「ツバキ」と名前が付いてますが、サザンカの仲間です。
でも、幹が立ちあがらず、枝分かれして、地際でこんもりとなります。
花が綺麗で公害に強いので、街路植栽に使われました。
でも、ちょっと枝打ちが荒く、丈も低いので……。
どうしても、地面まで陽を通してしまいます。
雑草は抑え切れませんでした。
低木で、比較的よく雑草を抑える樹種に……。
アベリアがあります。
和名は、ハナゾノツクバネウツギ。
暑さ、寒さ、乾燥に強いので、街路にはもってこい。
小さい葉が密集するので、陽の光を通しにくいです。
いいことずくめのようですが……。
欠点もあります。
強健で成長が早く、徒長枝がどんどん出ます。
樹形が大暴れします。
放任できる場所ならいいんですが……。
丈を低く抑えなければならないところでは、毎年、刈りこみが必要です。
それじゃ、欠点のない低木はないのかと云うことですが……。
完全無欠な樹種は存在しないでしょう。
でも、これなら合格点というのを紹介します。
ヒペリカム・カリシナムとヒペリカム・ヒデコート。
なんじゃそれって感じでしょう。
でもこれ、「キンシバイ(金糸梅)」の園芸品種なんです。
なので、6~7月ころ、黄色い花を咲かせます。
ヒペリカム・カリシナムは、背丈が低いので……。
低木ではなく、グラウンドカバー扱いにされる場合も多いようです。
背丈は低いですが、葉が密なので、地面まで光を通しにくいです。
↑わたしが撮った写真です(花の盛期には、一面が花で覆われます)。
ヒペリカム・ヒデコートは、カリシナムより背が高いです。
↑わたしが撮った写真です(花の盛期には、一面が花で覆われます)。
ただ背が高いため……。
放任すると、道路や歩道に倒れこんだりしがち。
わたしは、この2種を2段に植えたらいいんじゃないかと思います。
道路際にカリシナム、後ろにヒデコート。
どちらも、病害虫の心配は、まずありません。
姿に似合わず強健で、耐暑性、耐寒性、ともに備えてます。
根付いてしまえば、水やりも必要ありません。
もちろん、昨夏のような極端な乾燥のときは必要でしょう。
でもこれは、ヒペリカム以外の樹種にも云えることです。
注意点は、寒冷地での利用。
寒いところでは、落葉します。
でも新潟では、葉を落としません。
本州なら、まず大丈夫でしょう。




