第083回
『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。
この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。
https://mikikosroom.com/archives/51227379.html
なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。
フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。
特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。
なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。
https://mikikosroom.com/archives/24257587.html
み「いよいよ、1層だ」
ハ「この上からは、撮影禁止やで」
み「何層あるんだっけ?」
ハ「確か、5層やったと違うか」
み「そんなら、3,4,5層は撮影できるってことだね」
み「あれ?
撮影可じゃん。
ここって、1層じゃないの?」
ハ「いきなり3層に出たっちゅうわけないわな。
ま、あがってみなはれ」
み「うーむ。
字がいっぱいじゃ」
ハ「ぎょうさん、お勉強でけるな」
み「先を急ぎますで」
ハ「時間の使い方が間違うとるわ」
み「松平容保公の美顔だけ、拝んでいきましょう」
み「ちょっと待った」
ハ「なんやねん」
み「越後の英雄、河井継之助じゃ。
しかし……。
どうしても、アホの坂田に見える」
ハ「怒られるで、県民に。
せめて、鈴木宗男、言うたりや」
み「てことは……。
鈴木宗男とアホの坂田は似てるってことだな」
ハ「わしゃ知らん」
み「戦火を耐えたお城か」
ハ「ボロボロや」
み「しかし、当時の火器が……。
いかにお粗末だったかわかるよね。
今の兵器だったら、一撃で木っ端微塵でしょ」
薄暗いうえ、フラッシュを焚けないので……。
ピンボケ写真ばかりになってしまいました。
この後、撮影不可の層を通ったようです。
もちろん、撮影はしませんでした。
しかし、2年近く前のことなので……。
残念ながら、その間の記憶が皆無です。
ということで、次のシーンに続きます。
み「ようやく、撮影可だな」
ハ「フライングやないんか?」
み「『撮影可』の看板は、撮影可でしょ」
ハ「なに言うとんねん」
み「出た、新島八重。
しかし……。
どう見ても、綾瀬はるかとは結びつかん。
芸人にいそうな顔だよね」
ハ「つくずく、失礼なやっちゃ」
み「これって、何歳くらいの写真?」
ハ「調べるんか?
また、いらんことに時間使てる思うがな」
み「そんなら、急いで調べて!」
ハ「洋装の写真は、1920年から22年あたりに撮られたみたいや。
1921年が一番多かったみたいやな」
み「いくつくらいのとき?」
ハ「1845年生まれやから……。
76やな」
み「げ。
そんな歳には見えないよね。
福々しくて。
八重は、いくつまで生きたの?」
ハ「86やな」
み「当時としては、異例なほどの長生きだよね。
亡くなったのは、いつころ?」
ハ「1932年、昭和7年やな」
み「戊辰戦争を戦った人が、昭和まで生きてたわけか。
そのころの平均寿命って、いくつくらい?」
ハ「女でも、47,8くらいみたいやな」
み「86って、バケモノじゃん。
平均の1.8倍でしょ。
今なら、140超えてるよ」
ハ「そういう計算が成り立つんかわからんがな。
しかし、この写真を見る限り……。
栄養状態は良かったみたいやな」
み「洋装してたんでしょ。
ぜったい、ナイフで肉、食ってたよね。
やっぱ肉なんだな、長生きの秘訣は」
ハ「結論が単純すぎや。
早よ去ぬで。
また、道草や」
み「どこが道草じゃ。
順路どおりではないか」
この上の階が、再び撮影禁止だったのか……。
それとも、時間が押して、層を端折ったのかは定かではありません。
いきなり場面が変わります。
み「おー。
絶景かな、絶景かな」
ハ「何で、石川五右衛門やねん」
■街路樹ⅩⅡ
今回も低木の話題です。
サツキツツジについて書きます。
↓Wikiから引用させていただきます(https://w.wiki/3V54)。
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サツキはツツジ科ツツジ属に分類される植物で、山奥の岩肌などに自生する。
盆栽などで親しまれている。
サツキツツジ、映山紅などとも呼ばれており、他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い5~6月頃、つまり旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われている。
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一般的なツツジは、ゴールデンウィーク前から咲き始めます。
それに対し、サツキツツジが咲くのは、5月の下旬くらいからです。
梅雨時に咲いてるイメージですね。
↑わたしが撮った写真です。
最近は、あまり街路樹としては使われなくなりました。
葉が密で、地表面まで日を通しづらいので、雑草が繁茂しにくいです。
でも、大きな欠点があるので、使われなくなりました。
それについては、後ほど。
それでも、今も公共事業の植栽では、比較的よく使われてます。
道路よりむしろ、ハコモノ(公共施設)の外構ですね。
設計者が使いたがるんです。
設計者が、一番重要視するのは……。
竣工写真と竣工式での見栄えです。
普通、植物を植える場合……。
成長を見こんで、間隔を空けて植えます。
でもそれだと、見た目が疎らで、土が透けて見えます。
早い話、貧相な植栽に見えてしまいます。
設計者は、それを嫌がるんです。
それで選ばれるのが、サツキツツジ。
サツキは安価で、苗でも葉が密に付いてます。
なので、これを根鉢がぶつかるくらいに密植すると……。
見事な完成形の植樹帯が作れるんです。
綺麗な竣工写真が撮れます。
しかし、こんな密植をすれば……。
根の伸びるスペースがありませんし、水の奪い合いになります。
植えたばかりのときが一番良くて……。
だんだんダメになっていってしまいます。
でも設計者にとっては、植えた直後が良ければいいので……。
後のことなどケセラセラなわけです。
↑わたしが撮った写真です。
前述した、サツキの大きな欠点ですが……。
水切れに弱いことです。
街路は、カンカン照りに晒されますので……。
水やりが出来ないところでは、一夏で全滅することもあります。
昔は、公共施設の植栽の年間維持管理に……。
灌水が入ってたところも多かったと思います。
でも今は、経費削減で、ほとんどなくなってしまったと思います。
水やりの出来ないところには、サツキは植えられません。
あと、乾燥すると、ツツジグンバイムシの被害を受けます。
軍配の形をした小さな虫ですが……。
葉裏に貼りついて、汁を吸います。
葉っぱがカスリ状に白くなってしまい、大いに外観を損ねます。
葉裏にいるので……。
薬剤散布も、下から噴きあげなければなりません。
やっかいな虫です。




