第060回
『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。
この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。
https://mikikosroom.com/archives/49931501.html
なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。
フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。
特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。
なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。
https://mikikosroom.com/archives/24257587.html
み「出た。
『什の掟』。
読むぞ。
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一、年長者の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
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って……。
7つしかないじゃん。
何で、“十”の掟なの?」
ハ「よく見てみい。
数字の“十”やないで。
人偏付きや」
み「なるほど。
什器備品の“什”だ。
これって、どういう意味?」
ハ「知らんがな」
み「すぐ調べる!」
ハ「人を辞書代わりにすな」
み「人じゃないだろ」
ハ「やかましわ。
えーっと。
つまりは、人やがな。
人が10人集まった単位を、“什”ちゅうたみたいやな。
同じ町内の藩士の子供たちが、十人前後で集まりを作ってたそうや。
この集まりのことを、“什 ”と呼んだんやな。
すなわち、その集まりの掟ちゅうこっちゃ。
十箇条の“十”やないってことや」
み「なるほど。
でも今度は、什器備品の什器の意味がわからん」
ハ「また調べるんかい」
み「あたぼうよ」
ハ「いばりなや。
えーっとな。
元々は、お寺で使う食器とかの道具を云うたみたいやな。
10個をひとくくりにせなならんほど、たくさん必要やった道具ちゅうこっちゃ」
み「なるほど。
思いがけないところで、什器備品の意味がわかった。
経理現場でよく使うからね」
ハ「知らんと使こてたんかいな」
み「あたぼうよ」
ハ「いばりなっちゅうに」
み「しかし、何と言っても問題なのは……。
最初のヤツだよね。
“年長者の言ふことに背いてはなりませぬ”。
これって、間違ったことでも従わなきゃならないってこと?
死ねと言われれば、死ななきゃならないの?
今はどうか知らないけど……。
大相撲の世界でも、似たような言葉があったよね。
“無理偏に拳骨と書いて兄弟子と読む”って」
ハ「学校の部活の世界でも、まだあるんちゃうか?」
み「先輩後輩は、だいぶなくなったんだろうけど……。
監督の言葉は絶対ってとこ、未だに残ってるんじゃないの?
あと、もう一つ問題なのが、4番目だよ」
ハ「“卑怯な振舞をしてはなりませぬ”ちゅうやつか?」
み「すごい曖昧だよね。
どっからが卑怯なのか、線引きがない。
だから、真面目な人間が、これを自分に厳しく当てはめたら……。
身動き取れなくなるよ。
こういう戦時で、生き延びようと思うことすら……。
卑怯ってことになりかねない。
なんでこんな抽象的な一文が入ってきたかね?
ほかには、ものすごく具体的なのもあるじゃない。
“年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ”。
“戸外で物を食べてはなりませぬ”。
“戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ”。
戸外で物を食べるなってことと、卑怯な振る舞いをするなってこと……。
なんで、同列に並べるかね。
ははぁ。
わかったぞ。
この『什の掟』を作ったのが……。
そのとき、一番の年長者だったんだ。
だから、誰も文句を言えなかった」
ハ「エラい絡むやないか。
これまでは会津に、ずいぶんと好意的やったやろが」
み「これだけ出来そうもないことを並べられるとね。
喉元に槍を突きつけられた気分になる。
わたしに守れそうなのは……。
外で物を食べるなってことくらいだからね。
さ、次、次」
み「あ、こっから先、撮影禁止だ。
しかしさー。
どうして撮影禁止なの?
東京の『国立博物館』や『国立科学博物館』は、撮影できるのよ。
わたしもさ、行ってみたい施設は、たくさんあるのよ。
でも撮影禁止じゃ、『単独旅行記』が書けないじゃないの。
今度、隠し撮りしてやろうか」
ハ「撮禁の場所の写真なんか、掲載できんやろ」
み「あ……。
そうか」
■またしても「生成AI(ジェネレーティブAI)」に問う
今回は、先週に引き続き……。
「生成AI(ジェネレーティブAI)」に聞いてみようかと思います。
早い話、手抜きですねー。
しかしほんとに、便利なものが出来たものです。
でも、レポートなどで使うのは、かなり危険ですね。
みんなが、同じ答えになっちゃいませんか?
さて、今回の設問は、↓です。
「なぜ、博物館は撮影禁止なのか?」
●↓「ChatGPT」の答え
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博物館が撮影を禁止する理由は、様々な要因によるものです。以下に一般的な理由をいくつか挙げてみましょう:
・著作権と知的財産権の保護: 博物館に展示されている作品や展示物には、アーティストや制作者の著作権や知的財産権が関わっている場合があります。撮影を許可すると、それらの権利を侵害する可能性があるため、博物館側が制御しようとすることがあります。
・保存と保護: 撮影によって使用されるフラッシュやカメラのストラップ、または訪問者の動きによって、展示物に損傷が生じる可能性があります。特に古い作品や繊細な展示物は、光や触れに敏感であり、これらを守るために撮影を制限することがあります。
・プライバシーと敬意: 博物館には個人に関連する展示物や写真も含まれることがあります。訪問者の中には他人のプライバシーを尊重するために撮影を制限する必要があると考える人々もいます。
・観賞の妨げ: 撮影が許可されている場合、訪問者がカメラに集中し過ぎて実際の展示物をじっくり鑑賞することが難しくなることがあります。博物館は、展示物を適切に体験してもらうために、撮影に制限を設けることがあります。
・商業的利用の防止: 訪問者が撮影した写真や映像を商業利用することを防ぐためにも、博物館が撮影を制限することがあります。商業利用に関する許可プロセスを設けている場合もあります。
ただし、博物館によっては特別な許可を得れば撮影が許可される場合もあります。訪問前に博物館のウェブサイトや案内を確認し、ルールやガイドラインに従うことが大切です。
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●↓Google「Bard」の答え
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博物館が撮影禁止である理由は、主に以下の3つです。
・作品の著作権保護のため:博物館に展示されている作品の多くは、著作権で保護されています。そのため、撮影によって作品を無断で複製した場合、著作権侵害に当たる可能性があります。
・フラッシュの光による作品へのダメージを防ぐため:フラッシュの光は、作品の色褪せや変形などの原因となる可能性があります。そのため、フラッシュの使用を禁止することで、作品を保護しようとしています。
・他の鑑賞者の妨げとなるため:撮影のためにカメラを構える行為は、他の鑑賞者の邪魔になる可能性があります。また、シャッター音やフラッシュの光も、他の鑑賞者の集中を妨げる可能性があります。
これらの理由から、多くの博物館では撮影を禁止しています。
ただし、近年では、フラッシュの使用を禁止する代わりに、撮影を許可する博物館も増えてきています。
日本では、美術館や博物館の撮影禁止は、一般的に受け入れられています。
しかし、海外では、撮影が許可されている施設も多くあります。
そのため、海外の美術館や博物館を訪れる際は、撮影の可否を事前に確認しておくとよいでしょう。
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先週に引き続き、ほぼ同じ答えでした。
なるほどと思ってしまいました。
特に最近は、動画がありますからね。
館内を動画で撮られて、いつでも見れるようになったら……。
わざわざ行かなくたっていいってことになっちゃいます。
それに動画撮影は、他の鑑賞者の邪魔になる可能性、大ですからね。
自撮り棒を振り回したりされたら……。
危ないばかりではなく、ヘタすると作品を破壊する怖れもあります。
やっぱ、動画はダメかな。
でも、スマホ構えてるのだけ見ても……。
動画を撮ってるのか静止画なのか、ちょっとわかりませんよね。
やっぱ、一律禁止にするしかないんですかね。
あ、そうだ。
↑で、「動画がアップされたら、行かなくていいことになる」って書きました。
でもね。
違うかも知れません。
結果が違ったケースがあったのを思い出しました。
大相撲のテレビ放送が始まるときのことです。
当初、相撲協会は、テレビ放送なんてとんでもないと拒否ってたそうです。
テレビでやられたら、会場にお客が来なくなるって。
で、結果ですが……。
まったく、逆でした。
お客さんが、山ほど会場に詰めかけて来たそうです。
テレビで見た人が、本物をこの目で見たいと思ったわけです。
博物館も撮影を許可したら、それがブログなどに載るわけです。
で、そのブログを目にした人は……。
ぜひ、本物を見たいと思うんじゃないですか。
博物館の中には、お客がわたしだけってところもありました。
少なくとも、そういう施設での撮影は……。
「他の鑑賞者の妨げとなる」ってことはないと思います。
施設の撮影禁止については……。
もう一度考えてみてもいいんじゃないでしょうか。




