第053回
『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。
この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。
https://mikikosroom.com/archives/49579862.html
なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。
フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。
特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。
なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。
https://mikikosroom.com/archives/24257587.html
み「げ。
また柔道が来た。
ハ「西郷四郎やな」
み「西郷頼母の養子になったのは……。
維新後だよね」
ハ「Wikiによると……。
明治12(1879)年やな」
み「もともと、どういう繋がりだったの?」
ハ「甥っ子みたいやで。
頼母の長男が、病気で夭折したようや」
み「てことは、家を継がせるための養子か。
そもそも、維新後、頼母は何をしてたわけ?」
ハ「石田村(現:伊達市)の霊山神社の宮司をやっとったとあるな」
み「宮司って、資格なしでもなれるの?
今だと、國學院大とか出なきゃダメだよね」
ハ「昔は、人徳だけでなれたんやないか。
知らんけど」
み「で。
今度はベルばらか。
なじぇに、この格好?」
ハ「アメリカに官費留学した人のようや」
み「西郷頼母とどういう関係?
愛人じゃないよね」
ハ「アホか。
繋がりは、会津藩出身の女性ってことみたいやな」
み「ほぼ無関係じゃん!
しかし……。
この名前、どうなってんの?
山川捨松って、本名なの?」
ハ「元々の名前は、“さき”やったようやな。
渡米させるとき、母親がこの名に改名させたそうや」
み「なじぇに?」
ハ「“今生では、二度と会えるとは思っていないが……。
捨てたつもりでお前の帰りを待つ(松)”ちゅう意味やて。
行く方より、送り出す方に覚悟が要ったちゅうことやろ。
このとき、娘の“さき”は、まだ11歳やったそうや」
み「それじゃ、自分の意思での留学じゃなかったってこと?」
ハ「山川家が応募したみたいやな」
み「なんちゅうか……。
昔の女性は、ほんとにタイヘンだわ。
昔に生まれなくて良かった」
ハ「あんた見てると、ほんまにそう思うわ」
み「この格好って、渡米先での姿ってこと?」
ハ「帰国して、大山巌ちゅう軍人と結婚しとる。
後に、陸軍大将にまでなった人やな。
で、この格好は……。
『鹿鳴館の華』と呼ばれてたころのものやて」
み「なるほど。
留学帰りだから……。
ダンスも上手かったわけだ」
み「『若党部屋』か」
ハ「『来客の従者が、主の要件が済むまで待っていた部屋』とあるな」
み「しかし、見事に殺風景だね。
テレビもないし」
ハ「当たり前やがな」
み「寝っ転がってるわけにもいかないよね」
ハ「ずっと正座やないんか」
み「過酷すぎる。
スマホもないし、時間の潰しようがないじゃない」
ハ「畳の目を数えるしかないわな」
み「料理道具か。
しかし、どれもこれも重そうだ。
持ち運ぶのも洗うのも、タイヘンだったろうね」
ハ「冬は辛かったやろな。
水が冷とうて」
み「落っことして割ることもあったと思う」
ハ「せやな」
み「で、手打ちにされて、井戸に投げこまれ……。
夜な夜な、“一枚……、二枚……”」
ハ「皿屋敷か!」
み「お、茶の間か。
やっぱり、畳の部屋は落ち着くね。
しかし、ずいぶんと広いな」
ハ「茶の間いうても……。
『家臣達が休憩したり食事をした二十畳敷きの部屋』やて」
み「なるほど。
ここは、公邸側のエリアか」
み「こりゃ広いわ。
家族はどこに住んでたの?」
ハ「右下の青いとこみたいやな」
み「ふーん。
確かに、一番下に浴室と厠があるね。
しかし、広いわ」
ハ「建築面積、280坪やて。
敷地やないで。
建物が建ってる部分の床面積や」
み「掃除がタイヘンすぎる」
ハ「女中がおるがな」
み「『城からの使者が、家老と会った部屋』か。
城からの使者って、こんな格好して来んの?」
ハ「んなわけあるかいな。
飾ったあるだけやろ」
み「紛らわしい!」
み「ここは、最初の式台玄関の裏っかわだね。
ここだけで、十分暮らせる広さだ」
ハ「わしも……。
あないなお女中と一緒やったら暮らしてみたい」
み「やめんか、エロ親父」
■和室と生成AI
やっぱり、和室っていいですよね。
でも最近は、大幅に減ってきてます。
新築のマンションなんて、和室がなかったりしますよ。
「貴様、それでも日本人か!」と言いたい。
あと、アパートね。
こっちは、もっと顕著かも。
不動産屋の表のガラスに、賃貸物件が張り出されてます。
和室のあるアパートは、ほとんどありません。
確かに貸す側に、畳替えとかの面倒がありますからね。
それでは、なぜこれほどまでに、和室が減ってきているのか。
突然ですが……。
これを、「生成AI(ジェネレーティブAI)」に聞いてみたいと思います。
設問は、「なぜ和室が減少しているのか?」。
●「ChatGPT」の答え
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和室が減少している理由はいくつかあります。以下にいくつかの主な要因を挙げます。
西洋の生活様式の普及: 近年、西洋の生活様式や家具がより一般的になってきました。洋室や洋風のインテリアが好まれ、和室の需要が減少しています。
空間の有効活用: 和室は、畳を敷いた床や縁側など、特定の目的に特化した空間です。一方、洋室は家具や配置を自由に変えることができ、多目的に使用できるため、効率的な空間利用が求められる現代の生活スタイルに合っていると考えられています。
住宅の小型化: 近年、都市部や狭小地において住宅の小型化が進んでいます。和室は比較的広いスペースを必要とするため、限られたスペースを最大限に活用するために、和室を減らすか洋室に変更することが選ばれることがあります。
生活様式の変化: 若者の間では、伝統的な和室や和風の生活様式に対する関心が減少している傾向も見られます。都市化やグローバル化の進展に伴い、西洋文化の影響が増え、若者たちはより現代的な生活スタイルを追求する傾向があります。
これらの要因により、和室の需要が減少し、和室が減少していると言えます。ただし、和室の魅力や利点も多くあり、一部の人々や伝統的な家庭では、引き続き和室を好む人々も存在します。
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●Google「Bard」の答え
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和室が減少している理由はいくつかあります。
核家族化の進展
ライフスタイルの変化
住宅の構造変化
畳の価格高騰
核家族化が進展したことで、1世帯当たりの住居人数が減少しました。そのため、和室のような広い部屋を必要とすることが減りました。また、ライフスタイルの変化により、ソファーやテレビのある洋室で過ごす人が増えました。さらに、住宅の構造が変化し、洋室と和室を自由にレイアウトできる間取りが増えました。最後に、畳の価格が高騰したことも和室の減少につながりました。
これらの理由により、和室は減少傾向にあります。しかし、和室には、畳の柔らかさや香り、落ち着いた雰囲気など、洋室にはない魅力もあります。そのため、和室を好む人も多く、今後も一定の需要はあると考えられます。
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いかがでしょう?
一見、もっともらしいですよね。
特に、「ChatGPT」は文章量が多く、レポートなどに剽窃するには好都合そう。
でも、内容的にはどうでしょう。
「和室は、畳を敷いた床や縁側など、特定の目的に特化した空間です。一方、洋室は家具や配置を自由に変えることができ、多目的に使用できる」なんて記述は……。
むしろ、真逆じゃないでしょうか。
和室ってのは、普段は茶の間。
ご飯時にはちゃぶ台を出して、食堂になり……。
夜は布団を敷いて、寝室になるわけです。
あらゆる用途に使えます。
洋室の寝室なんか、ベッドがでーんと居座り……。
寝室としてしか使えないじゃないですか。
そんなとこで、食事したり出来ますか?
文章量が多いほど、むしろ怪しい記述が増えてしまう気がします。
でも、↑の答えを見ると、「使えそう」って思ってしまう人も多いのでは?
それでは、別の質問をしてみましょう。
設問は、「ぼんじりの美味しい食べ方は?」
●「ChatGPT」の答え
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ぼんじりは、焼肉の一部位で、牛のハラミ(横隔膜)の一部を指します。ぼんじりの美味しい食べ方はさまざまですが、以下にいくつかの提案を挙げます。
焼肉として楽しむ: ぼんじりは焼肉として最も一般的に食べられます。直火のグリルや炭火で焼き、適度な焼き加減に仕上げるとジューシーで美味しい味わいが楽しめます。塩やタレにつけずにそのまま食べても良いですし、お好みで焼肉のたれやわさびなどを添えても美味しくいただけます。
石焼きビビンバに入れて食べる: ぼんじりを焼いた後、石焼きビビンバの具材として使うのもおすすめです。石焼きの熱でご飯と一緒に炒め、卵黄やキムチ、海苔などと一緒に混ぜて食べると、ぼんじりの旨味がご飯全体に広がります。
しゃぶしゃぶで食べる: ぼんじりは薄切りにしてしゃぶしゃぶにしても美味しくいただけます。しゃぶしゃぶ用の出汁やポン酢などでいただくと、柔らかくて食べ応えのある味わいを楽しむことができます。
ステーキにする: 厚めのぼんじりをステーキとして調理するのもおすすめです。好みの焼き加減に調理し、ソースやハーブバターを添えて楽しむことができます。
これらはぼんじりの一般的な食べ方の一部ですが、実際には個々人の好みや料理方法によってもさまざまな食べ方があります。自分の好みやアレンジに合わせて、ぼんじりをお楽しみください。
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●Google「Bard」の答え
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ぼんじりの美味しい食べ方はたくさんありますが、おすすめの食べ方としては、
ぼんじりの塩焼き
ぼんじりの甘辛炒め
ぼんじりの煮物
ぼんじりの天ぷら
ぼんじりの串焼き
などがあります。
ぼんじりは、鶏肉の中でも脂肪分が多く、柔らかい部位です。そのため、焼いたり、炒めたり、煮たり、揚げたりしても美味しく食べることができます。また、ぼんじりは、鶏肉の中でも比較的安価な部位なので、家計にも優しい食材です。
ぼんじりを美味しく食べたい場合は、下処理をしっかりと行うことが大切です。ぼんじりには、皮と油壺がついているので、皮は剥がして、油壺は取り除きましょう。また、ぼんじりの骨も取り除くと、食べやすくなります。
下処理が終わったら、お好みの調理法でぼんじりを調理してください。ぼんじりは、どんな調理法でも美味しく食べることができるので、いろいろな調理法で試してみてください。
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これはもう、「Bard」の圧勝ですね。
ほぼ完璧に近い答えです。
それに対し、「ChatGPT」はお粗末千番。
「ぼんじりは、牛のハラミ(横隔膜)の一部」と、根本から間違ってます。
文章も、単に肉料理を羅列した感じ。
「生成AI(ジェネレーティブAI)」を使う場合は……。
2つ以上に聞いて、答えを比べる必要がありますね。
しかも、その答えについて、ネットで裏付けを取る必要があります。
「生成AI(ジェネレーティブAI)」を使う方が、手間がかかるんじゃないですか?




