第043回
『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。
この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。
https://mikikosroom.com/archives/49008426.html
なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。
フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。
特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。
なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。
https://mikikosroom.com/archives/24257587.html
み「ピカーン。
5時43分、今日も快晴じゃ」
ハ「二日酔いはないんか?」
み「ぜんぜん大丈夫。
車の運転はできんがな」
ハ「あるんやないか」
み「向かいのマンションの住人は、寝不足かも知れんね」
ハ「なんでや?」
み「覗きで」
ハ「やっとらんっちゅうに」
み「今日は、投稿日だでな。
数少ない読者が待っとる」
ハ「二日酔いで、やれんのか?」
み「コメントも、みんな書いてきてあるからね。
あとは投稿するだけ」
み「さて、朝飯じゃ。
見なはれ、このラインナップ。
なんと健康的なんでしょう」
ハ「朝なんやから、当たり前やろ」
み「醤油は持参じゃ」
ハ「生野菜に醤油、かけんのか?」
み「賞味期限が迫っとったで、持って来た」
ハ「ケチくさいオナゴや」
み「何か言うたか」
ハ「聞かいでええ」
み「冷蔵庫に入れといたら、氷がまだ残ってた」
ハ「まさか、これから酒、飲むんやないやろな」
み「飲むかいな。
チェックアウトのとき、酒臭かったら……。
武家のねーちゃんに睨まれる」
ハ「あぁ、あの無愛想なフロントな。
確かに、睨みそうや」
み「さて、一眠りするかな」
ハ「寝るんか!」
み「まだ、6時40分じゃ。
こんな時間に出かけても、どこも開いとらんわ」
ハ「わけわからん」
熟睡タイム。
Zzz。
み「うーむ。
よー寝た。
やっぱり、朝ご飯食べると、眠れるよね」
ハ「あんただけや」
み「今、何時?」
ハ「8時2分や」
み「おー、いい時間じゃ。
さて、うんこして参るかな。
覗くなよ」
ハ「いちいち断らいでええ」
み「これだけトイレットペーパーがあれば、下痢ピーでも安心じゃ。
大丈夫だけど」
み「さて、青い空が待っておる。
いざ出陣じゃ。
その前に、記念撮影してやろう」
み「パチリ。
覗きマンションとも、これでお別れじゃ」
ハ「ちゃうっちゅうに」
み「さらば、ワシントンホテル」
み「うーむ。
すばらしい好天じゃ。
単独旅行は、雨に祟られることが多かったからな。
梅雨時に行ってたからだけど。
やっぱり、5月にして大正解だね」
ハ「はなから、そうすればいいだけやないか」
み「5月は、会社の決算の申告月なの。
経理事務所から、いろいろ言ってくることがあるから……。
曜日の並びによっては、旅行に出るのが難しいわけ。
その点、今年はバッチグーだったね」
ハ「死語や」
み「さらばじゃ、ワシントンホテル。
世話になったぞ。
フロントは、愛想なかったけど」
ハ「いらんこと言わいでええ」
み「ここか……」
ハ「何や、バスで行くんか?」
み「うんにゃ。
これは、帰りの高速バスの乗り場。
最後の最後に、乗り場が見つからないで焦るとイヤだから、下見ね」
ハ「抜けとるんか、細心なんか、ようわからんわ。
あ、単に小心者なんやな」
み「うるさい。
石橋を叩いて割るじゃ」
ハ「割るなよ」
■雨の単独旅行
ほんとに単独旅行は、雨の記憶しかないくらいです。
松戸市立博物館に行ったときは、ものすごい土砂降りでした。
浜離宮も雨だったですね。
おかげで空いてたけど。
雨で困るのは、カメラです。
カメラがなければ……。
ツバ付きのキャップに、リュックを覆うポンチョを着れば、両手が空いて身軽です。
でも、カメラだと、傘は必須になります。
海中撮影用の防水カメラにしようかと思ったこともありますが……。
レンズに雨滴が付くからダメですね。
そうそう。
雨で思い出しました。
浜離宮に行く前、浅草の仲見世に寄ったんですよ。
もちろんコロナ前ですから、外人だらけでした。
で、気づいたのが、外人は傘を差さないということ。
といっても、結構な雨でしたから……。
びしょ濡れになってるわけではありません。
みんな、透明なレインコートを着てました。
あんなの、国から持ってくるわけありませんから……。
コンビニで買ったんでしょう。
でもコンビニでは、入口のもっとわかりやすいところに……。
透明傘が売ってますよね。
それを買わず、わざわざレインコートを探して買ったと云うことです。
なんで、外人は傘を差さないんでしょうね?
あ、外人と云っても、欧米人です。
アジア人は、顔を見ただけでは外人かどうか判断できません。
なので、アジアからの観光客が……。
雨で傘を差さないかどうかはわかりません。
で、いろいろネットを調べてみました。
その理由のひとつとして……。
欧米では、雨の日は荒天という状況になりやすいようです。
どういうことかと云うと、風も吹くわけです。
いわゆる、荒れた天気です。
傘なんか差してたら、壊れてしまいます。
なので、傘を差さない。
新潟の冬みたいなんでしょうね。
わたしも、萬代橋の上で、いくつ傘を破壊されたかわかりません。
そうそう。
昔の同僚に、面白い女がいました。
たとえ、降水確率が100%でも……。
出るときに降ってなければ、傘を持たないそうです。
傘って、差してないと邪魔ですからね。
これは、ひとつの見識だなと、感心しました。
わたしより酒飲みの女で、会社で酒臭かったですが。




