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氷の奇公子 ~変人王子の生存術~  作者: 岸田減税
最終章 第二次ルイーナエ大戦
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第59話 制海権

帝国海軍少将シャルヴィルト・デイ・グランゴルは自らが指揮する第11艦隊を率い、第10艦隊、第十二艦隊と共同でフレイトゥム内海西方海域の制海権の奪取のため、軍事作戦を実行していた。


帝国海軍は合計460の艦艇によって成っている。

30隻を1艦隊とし、第1艦隊~第12艦隊まで存在している。更に中央艦隊は100隻を擁し、通常艦隊を少将が指揮、中央艦隊を中将が指揮し、海軍全体を海軍大将グナエウス・デイ・オケアヌスが統率している。


最近、第11艦隊に所属する6隻の分隊を少佐に任せ、連合艦隊練度確認任務を元帥閣下より仰せつかった。その為、西方海域を担当し、連合艦隊練度確認任務を完遂した第11艦隊を中心としたフレイトゥム内海西方海域制海権奪取作戦が行われたのだ。


帝国近衛軍近衛大将兼参謀総長フラウィウス・デイ・コンスタンティヌス

帝国海軍大将グナエウス・デイ・オケアヌス

作戦総監ガイウス・デイ・ウァレリアヌスの連名で指示された作戦だ。


作戦内容は纏めると次のようなものだ。

レクィエリア攻城戦においてカヴィーレスターンからアイティクィランドへ両国海軍によって繋がれている食料補給路を制海権奪取によって断絶せよ。


どうやら最高中央司令部は長期戦に持ちこめば犠牲を払いながらも確実に勝利できるというのに短期戦に持ちこんで損害を少しでも抑えたいらしい。中央からの命令と言われれば実行はするが完遂しても昇進の見込みもない作戦だ。気乗りはしない。


だが、気乗りがしなくとも我々は軍人だ。命令は完遂しなければならない。


シャルヴィルトは目の前のアイティクィランド・カヴィーレススタンの連合艦隊に目を向ける。


「計50隻といったところか。」


シャルヴィルトのつぶやきに副官の大佐が答える。


「はい。アイティクィランドが10、カヴィーレスターンが40ほどかと。アイティクィランド海軍はそれほど多くないので撃滅は容易でしょう。制海権の奪取も問題ないという中央の命令は的確でしたね。」


「中央は合理主義者ばかりだ。どうにも好かん。」


大佐は苦笑して顔を引き締める。


「閣下、そろそろかと。」


「うむ。分かっている」


攻撃命令を出せ。ということだろう。


シャルヴィルトは声を上げる。


「攻撃開始だ!」


シャルヴィルトの号令を受け、旗艦の帆柱に掲げられた信号旗が大きく翻った。すぐさま各艦へ命令が伝達され、帝国艦隊が動き始める。今回の作戦に参加しているのは第十、第十一、第十二艦隊の三個艦隊、定数では九十隻である。ただし、第十一艦隊からは連合艦隊練度確認任務のため六隻が少佐指揮下の分遣隊として別行動を取っており、シャルヴィルトが今回直接率いる実戦部隊は二十四隻。したがって、実際にこの海域へ投入されている帝国艦艇は八十四隻となる。それでも敵連合艦隊の約五十隻に対しては、なお大きな優勢だった。


 戦場となったのはフレイトゥム内海西方海域。西側の帝国艦隊と東側のアイティクィランド・カヴィーレスターン連合艦隊との間には、比較的開けた海域が広がっている。さらに、その東方にはレクィエリアへ向かう海上補給路が続いていた。現在の風は西寄りで、帝国艦隊にとっては追い風に近い。帆を大きく張れば東へ向かう速度を得られる一方、敵艦隊は帝国側へ接近する際に風の影響を受けることになる。


 シャルヴィルトは旗艦の甲板から海図と実際の海面を交互に見比べた。敵は約五十隻。アイティクィランドが十隻ほど、カヴィーレスターンが四十隻ほどである。帝国側は圧倒的な兵力を持っているが、だからといって全艦を一度に敵へ突っ込ませればよいわけではない。船は陸上の兵士のように自由には動けず、密集すれば味方同士が互いの進路を塞ぐ。特に風上を取っている側が無理に接近しすぎれば、敵に針路を読まれた瞬間に陣形を崩される危険もあった。


「第十艦隊を北へ。敵左翼を押さえさせろ。第十二艦隊は南へ回し、敵右翼の外側を取らせる」


 副官の大佐が海図を覗き込む。


「第十一艦隊は中央ですか」


「ああ。ただし、まだ正面からぶつかる必要はない。敵中央をこちらへ引きつける」


「敵を中央へ誘い込む、と?」


「そうだ。敵は数で劣っている以上、こちらの両翼を警戒する。第十、第十二が左右から圧力をかければ、敵は中央へ戦力を集めるはずだ。そこで第十一艦隊が受ける」


 シャルヴィルトが指したのは、敵艦隊の東側ではなく、そのさらに後方だった。


「そして敵がこちらへ寄ってきたところで、第十二艦隊に敵右翼の外側へ回り込ませる。中央と右翼を切り離す」


 大佐はしばらく海図を見つめ、それから頷いた。


「敵を撃沈することより、艦隊としての連携を壊すわけですな」


「その方が早い。今回の目的は敵海軍を全滅させることではない。レクィエリアへの補給路を断ち、制海権を奪うことだ。敵を一隻ずつ沈めている間に補給船が逃げれば、勝ったところで意味がない」


 命令が各艦へ伝えられると、帝国艦隊はゆっくりと形を変えた。北へ向かった第十艦隊が敵左翼との距離を詰め、南へ向かった第十二艦隊は大きく外側へ膨らみながら敵右翼の側面を狙う。その間に第十一艦隊は中央に留まり、あえて速度を抑えた。


 敵も帝国艦隊の意図に気付いたらしい。約五十隻の連合艦隊は中央を厚くし、左右の艦艇を詰めて帝国艦隊の包囲を防ごうとした。だが、それこそがシャルヴィルトの狙いだった。


「敵中央、前進します!」


「予定通りだ」


 西から吹く風を受けて帝国艦隊の帆が膨らむ。敵艦隊も帝国側へ進んでくるが、その進路は次第に南東へ流れていった。第十一艦隊が真正面から受けず、わずかに針路を変え続けたためである。敵は第十一艦隊を追おうとする。その結果、中央の艦艇が前へ出る一方で、左右の艦艇との間隔が少しずつ広がっていった。


「敵左翼、速度を落としました!」


「第十艦隊が押さえているからな。第十艦隊へ伝令。今の距離を維持させろ。敵を中央へ戻すな」


「承知しました」


 続いて南方を確認すると、第十二艦隊がすでに敵右翼の外側へ回り込もうとしていた。敵右翼もそれを察知し、進路を変えて対応しようとする。しかし、中央を追っている艦艇と右翼の艦艇では進む方向が異なる。わずかな判断の遅れが、艦隊全体に大きな間隔を生み始めていた。


「今だ」


 シャルヴィルトが旗艦の信号兵へ命じる。


「第十二艦隊へ。敵中央と右翼の間へ進入させろ」


 信号旗が上がった。


 南方の第十二艦隊が一斉に針路を変える。西から吹く風を受けた艦艇が加速し、敵右翼の外側から内側へ滑り込んでいく。敵は慌てて反転しようとしたが、すでに遅かった。第十二艦隊が入り込んだことで、敵中央と右翼の間には帝国艦艇の列が形成される。


「敵中央、孤立し始めました」


「ならば、ここからは船を潰す」


 シャルヴィルトは第十一艦隊を前進させた。


 それまで距離を保っていた両軍の間隔が急速に縮まる。敵艦の甲板上にも兵士の姿が増え、弓兵や弩兵が船縁へ並んだ。帝国側も盾を構え、接舷戦に備える。帆船同士の戦いでは、敵船を遠距離から撃沈することは難しい。船体を破壊するよりも、敵の甲板を制圧し、乗員を降伏させて艦を奪う方が現実的だった。


「射撃開始!」


 帝国艦隊から一斉に矢が放たれた。続いて敵からも矢が返ってくる。矢が盾や帆柱、甲板へ突き立ち、船体を揺らすほどの衝撃が続いた。しかし、双方とも船体を盾として利用しているため、遠距離射撃だけでは決定的な損害にはならない。


 そして両軍の距離が接近した。


「接舷!」


 鉤縄が次々と敵艦へ投げ込まれ、船体同士が激しくぶつかった。帝国兵が縄を固定し、甲板から敵船へ飛び移る。敵兵もそれを阻止しようと槍を突き出し、盾を並べる。船と船が繋がった瞬間、海上は一気に陸上戦と変わらない乱戦へ変わった。


 しかし、敵にとって最大の問題は兵士の強弱ではなかった。艦隊の連携そのものが崩れていたことである。


 一隻の敵艦が帝国艦と接舷すると、その隣の艦が援護へ向かおうとする。しかし、その艦の進路には別の帝国艦が入り込んでくる。援護しようとした艦が今度は別の帝国艦に接舷され、さらにその隣の艦まで動きを止められる。五十隻の敵艦隊は、五十隻が一つの艦隊として戦っているのではなく、各所で孤立した小さな戦闘を繰り返す状態へ変わっていった。


「敵旗艦を確認!」


 見張りの声を聞き、シャルヴィルトが目を向ける。


 敵中央の後方に大型艦がいる。その周囲には護衛艦が密集していた。


「旗艦へ向かいますか?」


「いや。護衛艦を削れ」


 大佐が一瞬、意外そうな顔をした。


「敵指揮官を捕らえれば、早く終わるのでは?」


「指揮官を捕らえることが目的ではない。あの旗艦が命令を出しても、それを各艦へ伝える手段がなければ意味がない。護衛艦を潰し、旗艦を孤立させろ」


 命令を受けた帝国艦が敵旗艦へ向かう。だが、直接旗艦へ突撃するのではなく、その周囲を守る艦艇へ次々と接舷していった。敵旗艦から信号旗が上がる。しかし、命令を受けた艦のいくつかはすでに帝国軍との戦闘に巻き込まれており、残った艦も周囲の味方艦との間隔が開いていた。


 その頃には、第十艦隊も動き出していた。


「第十艦隊、前進!」


 北側で敵左翼を押さえていた三十隻の艦艇が、徐々に中央へ針路を向ける。敵左翼がそれを阻止しようとするが、第十艦隊は無理に敵を撃破しようとはしなかった。数隻が接近すれば、その数隻を受け止める。敵が中央へ戻ろうとすれば進路を塞ぐ。敵が北へ逃げようとすれば追う。


 結果として、敵中央には北から第十艦隊、正面から第十一艦隊、南から第十二艦隊が迫ることになった。


「敵が退き始めました!」


「どこへ?」


「東です!」


「ならば逃がすな」


 シャルヴィルトの命令に応じ、第十二艦隊が東側へ回り込む。レクィエリアへ続く補給路を塞ぐ位置だった。敵に残された航路は狭くなり、艦隊としてまとまった撤退は不可能になる。


 やがて敵旗艦の周囲からも抵抗が弱まり始めた。


「敵旗艦、白旗!」


 見張りの声が響いた。


 シャルヴィルトは敵旗艦を見つめた。


「降伏を受け入れろ」


「はっ!」


 白旗が確認されると、その周囲にいた敵艦も次々と戦闘を停止した。なおも逃走を試みる艦はあったが、北には第十艦隊、南には第十二艦隊、西には第十一艦隊がいる。東へ進めば、その先にはレクィエリアへ続く帝国軍の作戦海域が広がっている。


 日が西へ傾く頃には、フレイトゥム内海西方海域を覆っていた戦闘の音も収まっていた。


 敵連合艦隊は壊滅した。


 沈没した艦、航行不能となった艦、帝国海軍に拿捕された艦、そして降伏した艦。五十隻ほど存在したアイティクィランド・カヴィーレスターン連合艦隊は、もはや海上補給路を守る戦力として機能しない。


「閣下、勝利です」


 副官の大佐がそう告げた。


 だが、シャルヴィルトは戦場を眺めるだけだった。


「そうだな」


 それだけ答えると、海図を広げる。


 そこにはレクィエリアが記されていた。


「拿捕艦の処理は後方に任せる。損傷艦のうち自力航行できるものは後送。航行不能艦は乗員を収容してから処分させろ」


「では、第十一艦隊は?」


「東へ向かう」


 大佐が海図を見る。


「レクィエリアへ?」


「そうだ。制海権を取った以上、ここで停泊している理由はない」


 シャルヴィルトは海図を畳んだ。


「今回の作戦は、敵海軍を倒すために行ったものではない。レクィエリアへの補給を断つために行ったものだ。ならば次は、その結果を陸上で利用する」


 旗艦では出航準備が始まっていた。負傷者が運び出され、損傷箇所の応急修理が進められる。戦死者を収容する時間さえ、最低限しか与えられていない。


 海戦に勝利したからといって、帝国軍の戦争が終わるわけではない。


 むしろ、この勝利によって次の作戦が始まる。


「帆を上げろ」


 命令が伝わる。


 西から吹き続ける風を受け、帝国艦隊の帆が一斉に膨らんだ。


 第十艦隊、第十一艦隊、第十二艦隊。


 三個艦隊は戦場を離れ、東方のレクィエリアへ向けて進み始める。


 その航路上には、もはや彼らを阻む敵海軍はいない。


 フレイトゥム内海西方海域の制海権は帝国の手に落ちた。


 そして帝国軍は、その勝利を祝うこともなく、次なる戦場――レクィエリアへ向かった。

豆知識(異世界恋愛の幻想を砕かれたくないなら見ないでください)

現代の創作貴族: イケメンと美少女が華麗に恋の駆け引きをして、婚約破棄でスカッとする世界。


現実の中世貴族: 一生風呂に入らず激臭で、太っている奴が偉く、マナーは暗号。婚約破棄は「核ミサイル発射」と同義の全面戦争のゴング。

結論: 創作の悪役令嬢や平民ヒロインが本物の貴族社会に放り込まれたら、恋をする前に外交問題で一族もろとも物理的に消滅する。


どういうことかといいますと...

1. 衛生観念の現実:華麗なドレスの下は「一生ノー入浴」

創作では薔薇の入浴剤でお風呂に入っていますが、歴史上の多くの時期(特に中世後半〜近世)のヨーロッパ貴族は「水は病気を媒介する悪」と信じて一生レベルでお風呂に入りませんでした。香水はオシャレではなく、体臭をゴマかすための兵器です。豪華なドレスの中はシラミとダニの巣窟で、それを捕まえるための「ノミ取り首輪」が最新ファッションでした。


2. 体型の現実:「デブ=富と権力の証明」

現代の創作貴族はみんなスタイル抜群ですが、現実は真逆です。当時は「食べ物があること」自体がステータスなので、限界まで太っている人間こそが最高に偉く、美しく、権力がある証拠でした。現代風のスラッとした美男美女貴族は、中世の基準だと「飢え死に寸前の哀れな貧困層」にしか見えません。


3. マナーの現実:ミス=「スパイ」か「家柄の詐称」で即終了

貴族の礼儀作法は、お上品に見せるためのものではなく、「私は生まれた瞬間から最高教育を受けてきた本物の特権階級です」と証明するための暗号(セキュリティーコード)です。歩き方、お辞儀の角度、フォークの持ち方ひとつで、相手が本物か、あるいは平民上がりの偽物かを見破ります。創作のように「平民のヒロインがちょっと特訓してマナーを身につけ、夜会で絶賛される」なんてことは100%不可能です。1秒でバレて「不審者」としてつまみ出されます。


4. 婚約破棄の現実:「恋愛の終わり」ではなく「世界大戦の始まり」

これが一番の「ファンタジー」です。創作では、バカな王子が「お前との婚約を破棄する!」と言ってヒロインと結ばれますが、現実の貴族の結婚は国家間の「軍事・経済同盟の調印」です。一方的な婚約破棄は、現代で言えば「同盟国への宣戦布告」や「国家間条約の踏みにじり」と同じです。破棄した瞬間に、相手の家門やバックにいる同盟国が激怒し、領地に軍隊がガチで攻め込んできます。もちろん、相手を文字通り「滅ぼす」まで戦争は終わりません。チョロい断罪イベントをやっている暇があったら、全速力で防衛戦の準備をしなければいけません。


5.衣服の現実:重厚なドレスは「一生洗わない」

創作では毎日違うドレスに着替えていますが、当時の豪華な衣装(ベルベットやシルク、金糸の刺繍)は洗濯という概念がありません。水につければ一発で生地がダメになるため、一度仕立てたドレスは死ぬまで(あるいは何世代も)洗わずに着回します。染み付いた汗、皮脂、こぼしたスープの汚れは、ブラシで払うかアルコールで軽く拭くだけ。外見は豪華絢爛ですが、近くに寄ると古い油と生乾きの雑巾が混ざったような凄まじい悪臭を放っていました。


6. 財政の現実:きらびやかな生活の裏は「ヤクザ顔負けの強奪」

創作の貴族は「領民を慈しむ優しい領主」として描かれがちですが、現実はただの合法的な搾取者です。貴族が優雅に暮らせる理由は、領民から収穫のほとんどを税金としてムしり取っているからです。「結婚するから税金」「道を通るから税金」「粉ひき小屋を使うから税金」と、ありとあらゆる理由をつけて平民を限界まで追い詰めていました。逆らう領民がいれば、優しい笑顔など見せず、私兵を使って物理的にボコボコにして従わせるのが日常です。


7.騎士の現実:白馬の王子様は「脳筋の戦闘狂」

創作の騎士は、令嬢をエスコートする優雅なイケメンですが、現実の騎士は「人を殺すプロ(重装歩兵)」です。彼らは幼少期から「いかに効率よく人を殴り殺すか」だけを叩き込まれたサイコパス気質の武闘派です。マナーや教養など二の次で、文字が読めない騎士もザラにいました。戦争になれば、敵の領地で民家を焼き、略奪し、女性を襲うのが「当然の権利」とされていた時代です。現代人の価値観で見れば、白馬に乗った王子様どころか「治安最悪の武装集団のボス」です。


8.寝室の現実:プライバシーゼロの「雑魚寝ライフ」

創作では、令嬢が一人きりの豪華な天蓋付きベッドで物思いにふけっていますが、お城にプライバシーはありません。当時は「暗殺」の危険が常にあったため、貴族が一人で寝ることはまずありませんでした。天蓋付きベッドの周りには、護衛、召使い、お気に入りの側近たちが床や簡易ベッドで雑魚寝していました。夫婦の夜の営みすら、カーテン1枚隔てた向こう側に他人がいる状態で行われるのが普通です。常に誰かの視線と息遣いがあるため、現代人が行けば一晩でノイローゼになります。


これが中世貴族の現実です!

この現実の話は「大好きな高級チョコレートの成分表を見たら、中身が全部ドロと油とプロテインだった」と言われるレベルのテロ行為です。読んでしまった方には申し訳なく思います。

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