第46話:一瞬の霧散、ただの甘えん坊に戻る厄災たち
世界の理というものが、音を立てて砕け散る瞬間を、エティエンヌ・ボワイエは自らの両目で確かに目撃していた。
泥水に両膝をつき、割れた銀縁眼鏡の隙間から見開かれた灰褐色の瞳は、信じがたい現実を脳が受容することを拒絶し、狂乱の痙攣を繰り返していた。
呼吸ができない。
肺腑に吸い込まれるはずの空気は、恐怖のあまり喉仏の奥で固く結節し、声帯を震わせることすら許さない。
先ほどまで、この庭を支配していたのは、紛れもなく「神話の終末」であった。
上空を覆い尽くしていたのは、天を焦がす太陽の具現――幻鳥フェニックスの紅蓮の巨影。その神聖なる浄化の炎は、エティエンヌの魔力回路を跡形もなく焼き尽くし、山林そのものを消滅せんと猛り狂っていた。
大地を這い回っていたのは、触れるものすべてを永久凍土へと叩き落とす霜狼神フェンリルの絶対零度。吐き出す白い息だけで五十名の精鋭部隊の足を氷漬けにし、分子の運動すら強制停止させていた。
そして縁側の影から這い出た冥界獣キマイラは、空間そのものを噛み砕く咆哮一発で王都製の特注魔導兵器を微粒子レベルの塵へと還元し、冥府の壊死毒で魂を融解させようとしていた。
狼。獅子。不死鳥。
神話の時代より世界を二度滅ぼしかけた三代厄災が、完全なる本気の殺意を以て、侵入者である自分たちを消滅させようとしていたのだ。
死ぬ。
瞬き一つの後には、自分という存在がこの宇宙から消去される――そう確信し、泥水に額を擦り付けていた。
それなのに。
「――ただいまー! タマ、クロ、ピピ、マルタおばあちゃんから立派な大根いっぱい貰ったよー!」
その声が、響いた。
澄み渡る晩秋の木漏れ日を突き抜けて響き渡ったのは、あまりにも場違いで、あまりにも呑気な、一人の娘の明るい帰宅の挨拶であった。
そして――まさに、その声が庭の大気を震わせた、コンマ一秒後のことであった。
――スゥッ……。
音が、消えた。
いや、消えたのは音だけではなかった。
大気を焼き焦がしていた数千度の熱波が。
大地を凍てつかせていた絶対零度の氷嵐が。
空間を腐食させていたドス黒い猛毒の瘴気が。
まるで、熱い鉄板の上に落とされた一滴の水滴がジュッと音を立てて虚空へ消え去るかのように――跡形もなく、微塵の残滓すら残さず、一瞬にして『消滅』したのだ。
(な……!?)
エティエンヌの皮膚が、急激な気圧と温度の変化に悲鳴を上げた。
焼け爛れそうだった首筋に、晩秋の柔らかな木枯らしがそっと触れる。
凍りつきそうだった足元に、湿った黒土の懐かしい温もりが戻ってくる。
空を覆っていた紅蓮の火炎の帳は、まるで最初から幻影であったかのようにサラサラと光の粒子となって霧散し、頭上にはどこまでも高く、どこまでも澄み切った、青く透き通る秋の青空が広がっていた。
門柱の脇に立っていたのは、一人の小柄な娘――マノン・デュランであった。
手編みの鶯色のウールベストに、生成りの木綿シャツ。
背中には、青々とした立派な葉を噴水のように広げた太い大根が三本も突き出た大きな竹背負い籠。
そして両腕には、収まりきらなかった泥つきの特大大根を一本、大切そうに抱え込んでいる。
山道を歩いてきたせいで両頬をほんのりと林檎色に染め、その唇には、家族の待つ我が家へ帰り着いた安堵と喜びに満ちた、満面の笑顔が咲き誇っていた。
マノンが一歩、庭の敷地内へと足を踏み入れた瞬間。
彼女の全身から、波紋のように広がっていった見えない波動――『波長ゼロの無害気質』。
攻撃魔力も属性魔力も一切持たない代わりに、あらゆる魔力毒を中和し、あらゆる狂気と興奮を絶対の静寂へと還元する、天性の無害化の領域。
その見えない風が吹き抜けた瞬間、庭に満ちていた終末の神威は、春の朝日に照らされた薄氷のように、完全に融解してしまったのだ。
だが――エティエンヌの理性を完膚なきまでに叩き割ったのは、現象の消滅そのものではなかった。
その直後に繰り広げられた、三匹の神話生物たちの、信じがたい「変貌」であった。
「ピピッ♪」
柿の木の枝先から、愛らしい、鈴を転がすような高らかな囀りが響いた。
見上げれば、先ほどまで天空を焼き尽くさんばかりに翼を広げていた炎の巨鳥の姿など、どこにもなかった。
そこにいたのは、ふんわりと丸い綿毛のような黄色い羽毛を風船のように膨らませ、黒真珠のような小さな瞳をキラキラと輝かせた、雀ほどの大きさの黄色い小鳥――ピピであった。
ピピは短い翼をパタパタと小気味よく羽ばたかせると、柿の木の枝を蹴り、迷うことなく一直線にマノンへと向かって飛翔した。
そして、マノンの右肩のくぼみへと、まるでそこが世界で一番安全な巣であるかのように、スポリと滑り込むように着地したのだ。
「ピピピィ♪ チチッ、ピピッ♪」
ピピはマノンの首筋に、自慢の金糸の胸毛をゴシゴシと力任せに擦り付けた。
細いくちばしでマノンの三つ編みの毛先を優しく甘噛みし、尾羽をパタパタと振って、「お留守番していたよ! 早く撫でて!」と言わんばかりに全身で甘えの感情を爆発させている。
あの、エティエンヌの最上位結界を一撃で叩き割り、全魔力回路を焼き切った神鳥の威厳など、爪の先ほども残っていなかった。
それだけではなかった。
「――にゃあ〜ん」
ウッドデッキの上から、信じられないほど情けなく、蕩けきった甘えた鳴き声が響いた。
エティエンヌがギョッとして視線を巡らせると、そこには白猫のタマがいた。
大地を永久凍土へと変え、五十名の兵士を足元から凍結拘束した、あの白銀の巨狼フェンリル。
その怪物が、全身の逆立っていた毛並みを瞬時にサラサラの極上シルクへと戻し、中型犬ほどもある丸々とした体を揺らしながら、トコトコと短い足で駆け寄ってきたのだ。
「グルルルルル……ゴロゴロゴロゴロ……ッ」
タマは太い尻尾をピーンと天に向けて垂直に立て、先端だけをクリンと丸めると、大根を抱えるマノンの足元へと突撃した。
そして、マノンの足首に自らの純白の頬を、顔の形が歪むほどの力強さで「ぎゅうぅぅぅっ」と擦り付けたのである。
右へスリスリ、左へスリスリ。
マノンの両足の間を八の字を描くようにすり抜けながら、喉の奥から地響きのような至福の喉鳴らしを響かせる。
さらに、前足をマノンの靴の上にちょこんと乗せ、金色の瞳を限界まで細めて見上げ、「ご飯は? 撫でてくれないの?」と言わんばかりに、あろうことかその場でコロンと横倒しになり、真っ白でふかふかのお腹を無防備に天へと晒してみせたのだ(ヘソ天)。
「ふにゃ……」
さらに、縁側の影から、黒猫のクロが音もなく滑り出てきた。
一撃の咆哮で王都の魔導兵器を粉砕し、三頭の幻影を蠢かせていた冥界獣キマイラ。
その凶獣が、琥珀色の瞳をトロンと緩ませ、マノンの足元へ音もなく擦り寄ってきたのだ。
クロはタマのように露骨に腹を見せることこそしなかったが、マノンの白い麻エプロンの裾に、黒い頭を「ゴツン」と強めに押し当てた(ヘッドバット)。
そして、マノンが抱えている特大の大根の泥の匂いを、湿った黒い鼻先でスンスンと物珍しそうに嗅ぎ、マノンの足の甲の上に自分の前足を揃えて重ね、控えめに「ゴロゴロ……」と喉を震わせ始めたのである。
「よしよし、みんな良い子でお留守番できたわねぇ。偉かったわね」
マノンは嬉しそうに目を細め、抱えていた特大の大根を左腕一本で器用に抱え直すと、空いた右手でタマの柔らかいお腹をワシャワシャと豪快に撫で回した。
タマは前足を宙でフミフミとリズミカルに掻き毟り、下あごを突き出して極楽の表情で涎を垂らす。
続いてマノンは、クロの顎の下を人差し指でコチョコチョと掻いてやる。クロは目を細めて顎を反らし、太い鍵尻尾の先をパタン、パタンと幸せそうに床へ打ちつけた。
肩のピピが、マノンの耳たぶに自分のくちばしを押し当て、甘えるように羽毛を膨らませる。
神威の残滓すらない。
殺意の欠片もない。
そこにあるのは、ただひたすらに温かく、どこまでも平和で、猫飼いなら誰もが知っている「大好きな飼い主が帰ってきた時の、ペットたちの狂乱の甘えん坊タイム」そのものであった。
「……………………」
泥水の中に這いつくばったまま、エティエンヌ・ボワイエの口が、カパリカパリと音を立てて開閉した。
声が出ない。
顎の関節が外れそうになるほど口を開け放ち、割れた眼鏡の奥の瞳は、焦点を完全に失って白目を剥きかけていた。
(な……な、な……っ……!?)
エティエンヌの脳髄の中で、彼が人生のすべてを懸けて構築してきた魔導理論、論理的思考、世界認識のフレームワークが、凄まじい音を立てて木っ端微塵に爆砕していた。
何を見せられているのだ?
自分は今、夢を見ているのか?
さっきまで、天を焦がしていた不死鳥が、ただの肩乗り小鳥になって耳を甘噛みしている。
大地を凍てつかせた白銀の巨狼が、地面に転がって腹を丸出しにして涎を垂らしている。
空間を叩き割った冥界の猛毒獣が、エプロンの裾に頭突きをして甘えている。
そして――それら神話の厄災どもを侍らせ、笑顔で毛玉を梳いているのは、生成りのシャツに大根を抱えた、どこからどう見てもただの田舎娘。
(調伏……? 支配……? ……違う! そんな次元の話ではない……ッ!!)
エティエンヌの背筋を、先ほどの死の恐怖など比較にならないほどの、本能的な「絶対の恐怖」が貫いた。
もし、この娘が強大な魔力で神獣たちをねじ伏せているのであれば、まだ理解できた。強大な力による支配。それは魔導の論理の延長線上にある。
だが、この娘の体からは、攻撃魔力も威圧の気配も、何一つ感じられないのだ。
完全なる無害。
完全なる平穏。
そのあまりにも圧倒的な「日常」の質量によって、神話の厄災たちの方が自ら魔力を縮め、牙を隠し、爪をしまい、ただの愛玩動物としての姿を必死に演じている。
(この女は……神獣を従えているのではない……。神獣たちが……この女に嫌われまいと、必死に『猫』の真似事をしているのだ……ッ!!)
その真実に思い至った瞬間、エティエンヌの全身の毛穴から、凍りつくような冷や汗が噴き出した。
底が知れない。
世界の理そのものを己の波長で塗り替え、天災をただの甘えん坊へと堕落させる、人知を超越した絶対の調停者。
ローランの警告も、ギルバートの忠告も、すべてが正しかったのだ。
自分は、触れてはならない、この世界の最深部にある「聖域の主」の逆鱗の前に、自ら首を差し出しに来たのだ――。
エティエンヌが絶望の淵で震え、自らの処刑宣告を待つ罪人のように縮こまっていた、その時であった。
「――あら?」
マノンの足が、ピタリと止まった。
猫たちを撫で終え、ようやく大根から顔を上げたマノンの視線が、庭の惨状――泥水の中に座り込み、武器を失って震え上がる五十名の兵士たちと、中央で這いつくばるエティエンヌの姿を捉えたのだ。
「……あらあら? まあまあまあ!」
マノンはパチクリと丸い瞳を瞬かせると、心底から驚いたように声を上げた。
そして、両腕に抱えていた特大の大根を、新しく張り替えられたばかりのウッドデッキの端へと、傷がつかないようそっと下ろした。
背中の大きな竹籠も、肩紐を外して丁寧に縁側の柱の脇へ置く。
籠の中から突き出た大根の青々とした葉が、秋風にサワサワと揺れた。
荷物を下ろし、身軽になったマノンは、白い麻のエプロンを両手で軽く整えると――。
タタタッ、と小走りで、泥濘の中に這いつくばるエティエンヌたちの元へと駆け寄ってきたのである。
「ひ……っ!?」
エティエンヌは反射的に首をすくめ、両腕で頭を庇った。
来る。
神獣たちの主が、侵入者を処刑するために自ら歩み寄ってくる。
魂を消滅させられるのか、それとも永遠の苦痛を与える呪詛を刻み込まれるのか――。
だが。
エティエンヌの耳朶に飛び込んできたのは、冷酷な死刑宣告などでは、断じてなかった。
「旅の方たちですね!? まあまあ、なんてことでしょう……! こんな山奥まで登ってきて、熱中症で行き倒れちゃったのね!!」
「………………は?」
エティエンヌの思考が、完全に停止した。
ねっちゅうしょう?
いきだおれ……?
恐る恐る、泥まみれの腕の隙間から顔を上げる。
目の前にしゃがみ込んでいたのは、眉を八の字に下げ、心底から痛ましそうに自分を見つめるマノンの顔であった。
その瞳には、侮蔑も、冷酷さも、敵意の欠片すら存在しなかった。
あるのは、道端で行き倒れた重病人を見つけた医療従事者の、純粋極まりない心配と焦燥感だけであった。
「こんなに顔色を真っ青にして……! 唇も紫色じゃないの! それに、額からこんなに冷たい汗をびっしり流して、手足までガクガク震えているわ……!」
マノンは心底から心配そうに、エティエンヌの額に自らの素手をそっと当てた。
ひんやりとした泥水と冷や汗で濡れていたエティエンヌの額に、マノンの温かい、土の匂いのする手のひらが触れる。
「――っ!?」
その瞬間、エティエンヌの全身を、信じがたい衝撃が貫いた。
マノンの手のひらを通して注ぎ込まれてきたのは、体内の焼き切れた魔力回路の痛みを、まるで冷たい清流で洗い流すかのような、圧倒的な『調停の温もり』であった。
過負荷で痙攣していた神経が、スーッと鎮静化していく。
触れられただけで、魂の奥底の激痛が和らいでいく奇跡。
(な……なんだ、この手は……!? 温かい……毒気を、すべて吸い取っていく……!?)
エティエンヌが呆然とする中、マノンの脳内では、王都の調剤薬舗で十年間培ってきた「善良な医療助手としての臨床経験」が、凄まじい勢いでフル回転していた。
(間違いないわ! この人たち、王都からの旅人さんね!)
マノンは、周囲にへたり込む兵士たちの姿を見回しながら、確信を深めていた。
身につけているのは、薄い銀色の、いかにも重たくて風通しの悪そうな金属の鎧。
中央のこの男に至っては、分厚い絹布を何重にも重ねた、見るからに熱がこもりそうな長袖の豪華なローブを着込んでいる。
晩秋とはいえ、日差しはまだ強く、山道を登れば体感温度は一気に跳ね上がるのだ。
(山登りの基本も知らないで、あんな重たい金属の服を着込んで、無理な強行軍で山道を登ってきちゃったんだわ。途中で水分も塩分も補給しなかったせいで、極度の脱水症状と熱中症を起こして、足がもつれて泥の中に倒れ込んじゃったのね……!)
兵士たちの足元に白霜が残っているのは、「あまりの暑さに耐えかねて、山の泥水に足を突っ込んで冷やそうとした名残」と解釈された。
地面に砕け散っている金属粉は、「転んだ拍子に持っていた水筒やお弁当箱を落として粉々にしちゃった」と解釈された。
そして、五十名全員が武器を持たずに震えているのは、「体力の限界で、持っていた荷物を全部投げ出してへたり込んでいる」と、完璧に脳内変換されたのである。
「もう! 王都の人たちは、これだから無理をしちゃうんだから!」
マノンはプンプンと頬を膨らませ、まるで行儀の悪い子供を叱る母親のように言った。
かつて王都の薬舗で、過酷な労働環境に耐えかねて倒れ込んできた同僚や、無理な旅程で熱中症になって担ぎ込まれてきた貴族の従者たちを、何十人も介抱してきたマノンである。
目の前で行き倒れているこの男たちの姿が、かつての激務ですり減っていた自分自身の姿と重なって見えて、放っておくことなど到底できなかった。
「田舎の山道を甘く見ちゃダメですよ! こんな重たい服を着て、水分も取らずに登ってくるなんて、命知らずにも程があります! ……あんなに息を乱して、過呼吸まで起こしかけているじゃないの!」
「あ……あ、の……」
エティエンヌの口から、掠れた、情けない声が漏れた。
熱中症。
行き倒れ。
自分たちは、世界を滅ぼす神獣の神威に当てられて失禁しかけているのであって、決して山登りでバテたわけではない――そう言おうとしたが、喉が引きつって言葉にならない。
何より、目の前の娘の瞳に宿る、純度百パーセントの「善意の怒り」に気圧されて、反論する気力すら湧かなかった。
「いいですか、無理に動いちゃダメですよ! 急に立ち上がると脳貧血を起こして倒れちゃいますからね! 手足を伸ばして、楽な姿勢で座っていてください!」
マノンは立ち上がり、エプロンの紐をキュッとしめ直すと、平屋の土間へと向けて駆け出した。
「今、冷たい井戸水と、身体を整えるものを持ってきますからね! みんな、そこでじっとしているのよ!!」
パタパタパタッと、軽やかな足音がウッドデッキを駆け抜け、土間の引き戸がガラリと開く音が響く。
残された庭先。
泥水の中に座り込んだままの五十名の魔術兵と、主席宮廷魔術師エティエンヌ・ボワイエ。
そして――。
ウッドデッキの端。
マノンが置いた大根の横に、行儀よく前足を揃えて座り込んだ白猫と黒猫、そして手すりの上に止まった黄色い小鳥が。
泥まみれの人間たちを見下ろし、まるで「我が主がそう仰るのだから、大人しく座っていろ」とでも言いたげに、冷ややかに、けれど極めて静かに、琥珀色と金色の瞳を細めて見つめていたのであった。
「……………………」
エティエンヌは、震える手で泥まみれの顔を覆った。
何が起きているのか、もはや彼の大天才の頭脳を以てしても、一ミリも理解できなかった。
ただ一つだけ、確かなこと。
自分たちは、殺されなかった。
神獣の爪によって八つ裂きにされる代わりに――大根を背負った素朴な娘によって、「熱中症の重症患者」として、全力の手当てを受けようとしていたのである。




