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『ナマケモノとペンギンの、動かないものとアイスを巡る日本国内ふわふわ旅 ―― 魚型ホバーで、ちょっとそこまで。 ――』

最新エピソード掲載日:2026/04/11
―― このナマケモノ、大仏と喋れるらしい……? ――

一国を買える魔力と、世界が守る希少種。そんな二匹の望みは「動かない大先輩への挨拶」と「ご当地アイス」でした。


近未来、タイパ至上主義の日本。 人々がテレポートで目的地へ消える中、魚型のホバーボード(フローター)に揺られ、あえて数ヶ月かけて日本を一周しようとする風変わりな二人がいた。

マゼランペンギンのルセル・ラウ(ルセ)と、ピグミーナマケモノのリト・レア(リート)。
その正体は、一国をも買える財力を持つ『深海氷晶(アビス・クリスタル)』の保持者と、存在自体が奇跡とされる希少種『星の落とし子(エステラ)』。

そんな超VIPな二人の目的は、いたってシンプル。
日本各地に鎮座する大仏、灯台、巨木といった、何百年もそこにある「動かない大先輩」たちへ挨拶をすること。 そして、その土地でしか味わえない「溶けてしまうアイス」を堪能すること。

鎌倉の大仏から始まった旅は、江の島の灯台、富士山を仰ぐ静岡の海岸、さらには北の大地の時計台や南の島の城跡へと続いていく。
『エステラ』であるリートの瞳には、無機物であるはずの像や景色が持つ「本当の意志」が映り、ルセはその声を信じて、人知れず最強の魔法を「ちょっとしたお節介」のために振るう。

過保護なSPのライが用意するご当地飯に舌鼓を打ち、限界オタクのシュバルツの熱狂的な監視をのんびりスルーしながら、二人は自分たちだけの「幸福(ラウレア)」をスタンプ帳に刻んでいく。

これは、効率を捨てた二匹が、日本の美しさと「無駄な時間の愛おしさ」を再発見する、世界で一番贅沢な寄り道紀行。




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