表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

白い結婚のはずでした。

最終エピソード掲載日:2026/04/02
目が覚めると、知らない男の腕の中にいた。
薬指には揃いの指輪。ここは自分の寝室で、この人は自分の「夫」らしい。
精霊契約師フィオナには、三年分の記憶がない。
三年間、深い眠りについていた。政略婚の飾り妻だったと聞かされた。
けれど、それにしては。
枕元に毎朝届く花。好みの銘柄で淹れられた紅茶。
三年間、目覚めない妻の部屋の前で毎晩足を止めていたという夫。
断片的に戻る記憶が映すのは、「白い結婚」とは違う景色。
あの冷たいはずの夫が、なぜ枕元で泣いていたのか。
その答えに辿り着いたとき、フィオナは知る。
記憶を奪ったのは、他でもない自分自身だったことを。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ