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柊くんの守護結界~やや年下によった物語~  作者: sh1r0
第1章 白銀の祈り

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第11話

 ロッカーに預けた自分の荷物を回収。夕焼け小焼け。さあ、家へ帰ろうか。



「ただいま。」


「おかえり~。」


 リビングで真由が制服のままゲームをしていた。いつもはすぐに着替えるのに珍しい。


「着替えないの?」



 すると、真由はおもむろに立ちあがり、その場でくるんとターンした。


 ブラウンのツーサイドアップがぴょこんと揺れる。


 っなに。どこでそんな綺麗なターンを身につけたんだ。



 無言で見つめあう二人。



 すると、真由はもう一度、その場でくるんとターンした。


 ブラウンのツーサイドアップがぴょこんと揺れる。


 まさかあの必殺技を発動する気か。サイクロンハリケーン。いや、サイクロンなのか、ハリケーンなのかどっちなんだよ。くそっ。南半球と北半球だからどっち向きに回ればいいんだ!?




 あ、わかった。


「制服、似合ってる。かわいい。ぐっど。」


「えっへへ~、ありがとっ。」


 王立学園の制服は機能性重視の設計だが、見た目のデザインも洗練されている。最小限の装飾しかないのだが、ちょっとした意匠が凝っていて人気が高い。


 市立学園では基本的に服装は自由なのだが、王立学園の影響なのか女子生徒はなんちゃって制服を着る人が多かったりする。



「今度から二回回ろっと。」


「いや、そこじゃないでしょ。」


「着替えてくるね!」



 ***



「今日夜お母さんちょっと遅いって。」


 隣に座る真由が画面を見ながら口を開く。


「そっか、夕飯どうしようね?」


 柊一家は4人家族だ。父の柊優人ひいらぎゆうと、母の柊結理ひいらぎゆり、妹の柊真由、柊結人の4人。両親は共働きだが、いつもは母が夕方頃に帰ってきて、ご飯を用意してくれる。


「お兄ちゃん、敵きてる。」


「あ。」


 二人でゲーム中である。やられると思ったが、真由がすかさず援護に入ってくれた。


「ナイスアシスト。助かった。」


「タイミングばっちりだったね。いいコンビ。相性抜群だね!」


「おう。」



 ***



「んで、夕食どうする?お腹すいてない?」


「んー、どうしようかなー。」


 時刻は19時過ぎ。いつもはもう夕食を食べている時間だ。


「久しぶりに二人で外食でもする?」


「うーん、すごい魅力的な提案!でも、お兄ちゃん今日もクエスト行ったんでしょ。疲れてない?」


「まあ、若干は。けど、大丈夫だよ。真由こそ疲れてない?」


「わたしは大丈夫だよ。うーん、どうしようかなー。」


 ちなみにゲームは中断している。休憩中である。


「あ、そーだ!」真由は何かをひらめいたようだ。


「ドリンクバーはつけるのね。」


「お兄ちゃん、23点。やっぱ疲れてるね、よしきめたっ!」


 23点。ちょっと悲しいな。確かにぼけとしては微妙だったな。それにしても、うーむ、23、にーさん、あ、素数か。



「このわたくしがつくってあげましょ~。」


お読みくださりありがとうございます。

後書きを追加いたしました。(2026年4月25日)

記号に関する表記を調整いたしました。(2026年4月25日)

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