表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
80/80

再戦

「いや、僕もそれほど詳しくはない。僕はこの星から出たことはないからな」

出たことがない?!

・・確かに、言われてみれば。この星には、私たちが乗ってきたような宇宙船も見かけない。

それどころか、市民たちの技術文明も進んでいるようには見えなかった。

「でも、研究所には他の星から非検体が送られてきてるらしいですけど」

「それは、僕も認知はしている。王と、その直近の者の数名だけが、宇宙船を使い、移動をしている・・ということだけは教えてもらうことはできた。場所までは、ダメだったが」

ただの予想にはなるけど

多分、この城の地下?・・

それか、隠し部屋とかもありえるかもしれない

「でもだ。それも、王を倒せば、解決すること。あとは、じっくり捜索するも、配下を尋問するも、自由だ」

「そ、そうですね」

「・・これ以上、共有しておくことはないのなら。そろそろ、行くとするが・・」

カインは早く行きたくてたまらないようにも見えるけど。

一つだけ、聞くべきことがある


3分後・・

「さて、今度こそ行くとするか」

カインはそう言い、背中で伸びをする。

「は、はい!」


2人で階段を駆け上がり、王室へと目指す。

そして、勢いよく扉を開けた。


中は、金と白が組み合わさった柱で支えられ。

そして、赤いカーテンが掛けられて、カーペットが敷かれている。

道中もその片鱗はあったけど。

まぁ、イメージしていた通りの、ザ・王室って感じだった。


正面には・・ヴェルムしかいない!?

あれ?王は?

「ん〜?2人だけ?残りの2人はどうしたの〜?」

変わらずの掴みどころのない口調で語りかけてくる。

「王はどこ?!」

どこを見ても、姿が見当たらない。

隠れられる場所なんて、カーテンか玉座の裏ぐらいしかないし。もし、隠れていても、そのくらいだったら、さすがに分かる。

「さぁ〜ね。自分は、ここで待ってろって、言われただけだからさ!それと、君たちが来たら、相手をしておけって、ことも」


待ってろ?

言葉の意味をそのまま考えるなら、何か準備をしてる?

でも、1階と2階は見きれてないけど。

さっきの3階とこの4階には、そんな部屋はなかったはず・・

「君が何考えてるかは、知らないけど・・再戦開始!『ボンバー』」


いきなり、炎の球を飛ばしてきた。

「うわっ!」

反射的に回避に成功!

そして、火球は後ろの壁にぶつかると、爆散した。


「間一髪だったな。コスモス・・は大丈夫か?」

「全然、問題ないです!」

まぁ、別に避けなくても、良かったかな?

爆風の中に突っ込んで、そのまま無力化を狙えた可能性は、十二分にはあったからな〜



「う〜ん。やっぱり、自分って、不意打ちは向いてないのかな〜」

頭をポリポリ掻きながら、そう嘆いているみたいだ。

「そうみたいだね。で、どうする?」

「ま!シンプルにやり合うしかないか〜。吹き飛べ、『ボムズローリング』」


うっ!

1本の棒の両端に火球がくっ付いている物

それが、回転しながら、こっちに向かってきている。

「少し離れ・・」

「『リフレクト』!」

カインがそう唱えると、強力な空気の波動が発生させたようだ。

そして、いとも簡単に空気圧で弾き返した。

「わっ!危ないな〜」

跳ね返された技は、ヴェルムの方に向かって行きはしたが、避けられてしまった。


「(これで決められれば、良かったのだが)僕に、飛び攻撃は効かない!」

「そういえば、そうだったよね〜。うっかりしていたよ。なら、どうしようかな〜」


さっきの攻撃も、下で戦った時もそうだけど、全て遠距離魔法だった。

なら!・・・いや、油断はいけない!

絶対に、何か手段は持っている

「じゃあ、こうしようか。あんまり得意じゃないんだけど。と言うより、結構苦手なんだけどな〜」

ヴェルムは、かなりやるせない感情を露わにしつつ。

渋々、背中から、少し大きめの剣を取り出した。


やっぱりね。

近接攻撃もあるみたい

だったら・・

「まずは、私が前に出るので、後方援護、お願いします!」

空間バリアで無効化できる私が前に出るのが、一番の・・いいや、これしかない。

「そうだな、了承した!」

カインも自信に満ち溢れた表情をしている。

私の作戦に気づいてくれたのかな?


それじゃあ、突撃!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ