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来々軒繁盛記 ~ 寒くなったねぇ。ここで、熱いラーメンを一杯、食べていきなヨ  作者: 白河夜舟
第14章 鳴人の修行、親父の決断、彼女の思い

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89/100

88 わたしも、鳴人さんを信じる事にしたんです

 いつも通り、スープを仕込んだだけです。

 それが理由。

 本当に、それだけ。

 銭湯に行く途中で、れんげちゃんは閉店時間の事情を話してくれた。

 聞けば、なんの事はない。単にスープの量を普段通りに仕込んだだけの事だった。

「昨日は、鳴人さんもまだ慣れておらなかったでしょうし、練習用に仕込んだスープの分も作り直しませんでしたから」

 なんでもないように話す彼女だが、いつもより足どりが遅い。

 かなり、疲れているみたいだ。

「じゃあ、どうして今日は普通通りに?」

「マスターが、鳴人さんを信じて、麺茹でをお任せしたから。

 わたしも、鳴人さんを信じる事にしたんです」

「信じる?」

「はい。マスターは、お怪我をなされても、いつも通りにお店を開ける事に決められたんです。だから、わたしも、できる限り“いつも通り”にしたんです」

 いつも通り、か。

「じゃあ、どうして普段より店を遅くまで開けていたの?」

「それは…わたしの手際が、悪くて…ゴメンナサイ…」

 いや、それは断じてありえない。それこそ、俺はれんげちゃんを信じているから。

 俺もれんげちゃんを、信じてる。

 だから、手際が悪かっただけなんて、信じないよ?


 短いけど、ここでカット。

 話の転換点な、もんでね。

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