悪夢のゴミ拾いウォークは偽善なのか？

人々は、河のほとりをひたすら歩いていた。いや、歩かされていたというべきか？
目的も主催者の素性も分からないままに突き進まなければならないという状況は過酷であり、人々をすさませていった。仲間内での犯罪が横行し、暴言と暴力とが支配していった。その一言であるとある夫婦。夫婦は高齢にさしきり、身体がもうかどうかもあやぶまれたが、その中で生き残り、このゲームの謎を解き明かしてゆく。SFサバイバルミステリーです。よろしくお願いし申し上げます。