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僕の相方  作者:
6/9

憧れの人

私が先輩を始めて見たのは、事務所のライブだった。


その時の先輩は、漫才師だった。


先輩は、アイドルのように可愛かった。


でも、先輩は誰よりも凄かった。



私も、先輩みたいになれるかな。


そう思った私は、家族に無理を言い、期間限定で芸人になった。



芸人は、楽しかった。


芸人は、辛かった。


沢山の出会いがあった。



そして最後に、大好きな先輩と漫才ができた。




「終わっちゃいましたねぇ…」


「終わった…ね」


明かりの消えた劇場を眺め、二人で呟いた。


漫才は、最高の出来だった。


最後に野坂が引退挨拶をすると、涙ぐむ彼女のファンの姿もあった。


そして、僕宛のアンケートには『もう一度漫才が見れて嬉しかったです』と書いてくれた人もいた。


「先輩」


「何?」


「また、先輩に会いに来てもいいですか?」


もちろん、一人のファンとしてですけど、と野坂は笑った。


「…好きにしなよ」


つられて僕も笑った。

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