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亀の瀬異聞録  作者: こうた
第十章「呪いの目覚め」

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第九話「黒川の野望」

第一記録庫・最深部。



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忘却封陣の光は消えた。



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静まり返った空間に響くのは、水滴の音だけだった。



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零は真之介を見つめている。



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その目には。



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もう親しみはなかった。



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「……君は。」



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「誰だ。」



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咲は唇を噛む。



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忘却封陣。



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その代償は。



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零から「真之介との記憶」を奪っていた。



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真之介は寂しそうに微笑む。



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「いい。」



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「また最初から話せばいい。」



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「また仲間になればいい。」



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その言葉に。



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零の胸がわずかに痛んだ。



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理由は分からない。



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だが。



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心だけは覚えていた。



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パチ……。



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パチ……。



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拍手。



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黒川が静かに歩き出す。



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「実に美しい。」



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「人は記憶を失っても。」



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「感情だけは残る。」



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第二黒帳を閉じる。



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「だから私は。」



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「世界を書き換える。」



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神崎が刀を向ける。



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「お前は何を望んでいる!」



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黒川は少しだけ空を見上げる。



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「私は。」



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「昔、医師だった。」



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全員が息をのむ。



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「疫病で。」



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「妻を失った。」



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「娘も失った。」



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「村人も。」



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「誰一人救えなかった。」



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「私は毎日。」



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「神を憎んだ。」



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「運命を憎んだ。」



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「人の死を憎んだ。」



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沈黙。



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「そんな時。」



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「一冊の本が現れた。」



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第二黒帳。



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表紙には。



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何も書かれていない。



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ただ一行だけ。



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> 『書き直したいか。』





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黒川は迷わなかった。



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「私は。」



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「妻が生きる世界を書いた。」



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「娘が笑う世界を書いた。」



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「誰も死なない世界を書いた。」



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しかし。



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ページを書き終えた朝。



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目の前にいた妻は。



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もう妻ではなかった。



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娘も。



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笑っていた。



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だが。



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瞳だけが真っ黒だった。



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「私は。」



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「そこで理解した。」



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「人は。」



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「記憶だけでは生きられない。」



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「魂が必要だった。」



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真之介が静かに言う。



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「だから諦めればよかった。」



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黒川は首を振る。



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「諦められなかった。」



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「なら。」



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「世界そのものを書き換えればいい。」



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「誰も悲しまない世界を。」



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「最初から作ればいい。」



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その瞬間。



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闇の奥から。



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低い声が響く。



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「黒川。」



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黒川は跪いた。



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「はい。」



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「時は満ちた。」



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「第二黒帳を。」



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「ここへ。」



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黒川は迷わない。



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第二黒帳を。



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闇へ差し出す。



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しかし。



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その時だった。



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第九が動く。



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「渡すな!」



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黒い霧が走る。



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第九は黒川へ飛び込む。



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第二黒帳を奪おうとする。



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闇の中から。



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黒い腕が伸びる。



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ズブリ。



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その腕は。



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第九の胸を貫いた。



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咲が悲鳴を上げる。



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「第九!」



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第九は苦しそうに笑う。



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「やっと……。」



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「思い出した。」



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真之介が駆け寄る。



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「何を!」



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第九は最後の力で。



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真之介の右腕を掴む。



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黒い文字。



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『記』



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その一文字が。



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少しだけ薄くなる。



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「真之介。」



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「最後の記録だけは。」



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「書かせるな。」



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「核を……。」



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「壊せ。」



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その瞬間。



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黒い腕が第九を闇へ引きずり込む。



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「まだ。」



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「お前の役目は終わっていない。」



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第九の姿は。



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闇へ消えた。



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静寂。



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真之介は拳を握る。



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黒川も。



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初めて動揺していた。



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「今のは……。」



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「計画ではない。」



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闇の存在は。



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黒川にさえ説明せず。



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独自に動き始めていた。



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真之介は刀を強く握る。



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「黒川。」



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「お前も利用されている。」



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黒川は答えない。



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ただ。



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闇を見つめていた。



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そして。



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闇の奥から。



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ゆっくりと。



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巨大な扉が開き始める。



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誰も知らない。



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さらに深い場所への扉が。



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第十章 第九話「黒川の野望」 終



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次回・第十話「呪いの戦端」


第十章のクライマックスです。


黒幕が初めてその姿の一部を現す


第一記録庫が崩壊を始める


第九の運命


真之介の右腕の呪いが進行


そして呪いが亀の瀬だけでなく日本各地へ拡散し、次章「呪われた時代」へとつながる大きな転換点が描かれます。

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