堕天使オルバリンの強さ
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よし。ちょうどアーサー様の背中に来れた。
「巫琴!? どうした!? 倒せたのか!?」
「そんなわけないわよ、アーサー!」
「そうだ! 巫琴のその焦った顔を見ればわかる」
「巫琴。さっきの敵はそんなに強かったのか!?」
「はい。堕天使オルバリンって言ってましたけど、たぶん四天王の一人です」
「そうだ! オレは魔王様の四天王の一人、堕天使オルバリンだ! いつまでそうやって逃げられるかな」
「くっ!? もう後ろまで追って来てたのか!?」
「さて、その小娘を引き渡してもらおうか!」
「もぉーー! さっきカラスみたいだって言ったこと、そんなに気にしてるんですかぁーー」
「違う!? そんなわけないだろうが!?」
「図星ね」
「あぁ、図星だな」
「あの黒い翼は、カラスにしか見えないもんね」
「そーですよね。アレはカラスにしか見えないですよね」
「って、お前たち!? そんな余裕も言ってられんぞ! もう、馬を降りて戦うぞ!」
「ほぉー。こうして広いところで戦ってくれるとは、こちらとしては好都合だぞ!」
「さて、それはどうかな! 旋風刃!」
やったぁーー! ライムさんいきなりの魔法力の入った旋風刃。
「フン。そんな攻撃、いくら強かろうが空に逃げてしまえば躱すことなど容易い」
「あら、そうかしら。悪しき魂を天へと帰すため、精霊の名の下に、我に光の弓矢を与えよ」
あっ!? エミリさん、新しく、聖霊の弓矢を出してる!?
「巫琴ちゃんのあの弓矢ほどの威力はないでしょうけど、こっちの弓矢の狙いは正確よ」
エミリさん、それで三本の矢を一気に放った!
「だから、無駄だと言っているのだ!」
オルバリンのあの黒い翼の羽ばたきで、エミリさんの聖霊の矢を跳ね返したぁー!?
「それならこれはどうだ! 我が名は、アーサー。正義のために、いざ参らん!」
アーサー様の魔法剣攻撃! アーサー様、神速を使って空まで跳んだ!
「無駄だ! 黒き羽根の矢の嵐!」
「駄目だ!? アーサー様、防御してください!」
「ぐおっ!?」
「フレデリック! アーサー様が地面に落ちる前に拾ってきて! ペガサスの翼!」
「わかりました、巫琴さん。大至急、行ってきます!」
よし! アーサー様は無事に拾えた!
「フレデリック、早くこっちに来て!」
ここから。
「ライムさん、エミリさん、あたしのまわりに集まってください! 虎も狼も、ポーラもビクターも早く!」
「それじゃー、魔法を掛けますよ! サンダーートルネーード!」




