アーサーVSオルケーノ 1R目
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「どうやらオレは、酷いとばっちりを受けているようだが、このまま戦っても大丈夫なのか?」
「まぁ、逆上してるんで、いろいろとボロは出してくると思います」
「ボロね……。そうだといいんだが、これで実力以上のチカラを出されたらかなわん」
「あっ!? そーーいうことも、考えられますね」
「そういうことも考えられるって、お前!?」
「喰らえ! 涙の雨!」
うそ!? なにあの鋭い涙の雨の波状攻撃!?
「アーサー様! まずは防御です!」
「防御といっても、どうすれば!?」
「もぉーー!? しょうがないですねぇーー。 防御の傘! これで一時しのぎしてください!」
「わかった!」
「あと、魔法を籠めながら、呪文を唱えるのを忘れないでください! もうすぐ、防御が破られます!」
「わかった! 我が名は、アーサー。正義のために、いざ参らん!」
「今です!」
「うぉーーーっ! でぃりぁーー!」
「凄い威力の攻撃が当たりましたよ、アーサー様!」
「それでも、向こうはなんともなさそうだ」
「ふっふっふ。そんなものが聞くものか。この自閉の壁で、すべて跳ね返してくれるわ!」
「なんだかまだ二つしか魔法を出してないのに、魔法の名前が、随分と歪んでるわね」
「そう言ってやるな、エミリ。やつが可哀想だろうが」
「でもライム。アレはちょっと歪みすぎてない?」
「そこの二人! さっきからなにを陰でごちゃごちゃと言っている!? 聞こえてるぞ、お前ら! この男を倒したら、次はお前たちだからな!」
「あらヤダ。凄い地獄耳。これも魔法なのかしら?」
「まぁ、地獄耳というぐらいだからな」
「うるさい!? これは、アタシの若いときからのチカラだよ!?」
「認めたわね」
「認めたな」
「よっぽどツライ少女時代を過ごしたのね」
「やめろ、エミリ。可哀想だ」
「そう言いながら、あなた顔が笑ってるわよ、ライム」
「ダメですよぉーー。エミリさん、ライムさん。そんなイジメっこみたいな言い方したらぁーー。彼女、もう泣きそうですよ」
「うるさい!? 泣きそうになんか、なっていないぞ!」
「ほら、声も震えて、泣きそうになってます。可哀想です」
「わかった。自重しよう」
「ごめんなさい。オルケーノさん」
「では、アーサー様とオルケーノさん。戦いを再開してください!」




