女たちの井戸端会議
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「それでだな。オルケーノという魔女の対処法についてはどうする?」
「そうね。唯一わかっているのは、やたらと嫉妬深い魔女っていうことだけだしね」
「前にも言ったけど、その嫉妬深いというのは、けっこう厄介だぞ」
「そうよね。なんか逆上してきそう」
「モテない女の、僻みがあるかもしれませんよ」
「お前たち……。そうなると、主観というか、女同士のイジメとか……。そんな感じになるから、やめた方がいいと思うぞ」
「いやいやいや。女同士の悪口なんて、どこ行っても、こんな感じですよぉ」
「巫琴。お前最近なんか、キャラが変わってないか? なんとなく、最近毒舌が多くなったような……」
「う~ん。自分では意識してないから、わかりませんねぇーー」
「巫琴ちゃん。ここに来て、逞しくなったのよ。そう思いなさい、アーサー」
「いや。それだとなんだか、上手く言い包められたような……」
「そんなことより、アーサー。このオルケーノという魔女は、最初にお前が相手にしてみてはどうだ?」
「そうね。最初にアーサーを、生贄として差し出すのがいいかもね」
「そうですねぇ。その作戦は、有りかもです」
「有りって!? 巫琴!? お前まで!?」
「いや。最初は男のアーサー様が行くべきです」
「そうだな。それが一番だな」
「それじゃ、そうしましょう」
「そうしましょうって……。わかったわかった! オルケーノとは、最初にオレが戦ってやる!」
「それじゃあ、よろしくな」
「では、よろしくお願いします。アーサー様」
「よろしくって!?」
「もう、そこまで来てるわよ。気がつかなかったの、アーサー?」
「そうです。さっきから、趣味の悪い香水の臭いを、プンプンさせてますから」
「本当か!? オレには、全然わからなかったぞ」
「だから、肝心なところに気がつかないのよ、アーサー」
「そうです。もう、姿を見せたらどうですか、オルケーノさん」
「まったく、いつからアタシの気配に気づいてた、女どもよ」
「そんなの、ずっと前からですよ。ずーっと、その趣味の悪い香水の臭いを、そこいらじゅうで、プンプンさせてるんですから」
「なにを言う!? この高貴な香りが、お前たちにはわからないのか!?」
「そういう御託はいいですから、早く出てきてください!」
「わかったわ! 言われなくとも、早く出て行くわい!」
「うわぁーー。思ってた以上に、ババア」
「この小娘め!? 真っ先に、殺してやるわ!」
「そうはいきません! では、アーサー様、お願いします!」




