表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うっかり死んだら異世界転生しちゃいました! でもここにはイイ男が全然いませーん! そんなところへ、ドSの王子様が現れました!  作者: 志村けんじ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
46/59

他人のふんどしで相撲を取るのは、腹が立ちますぅーー!


 おぉーー。なんだか、久しぶりの立派なレストランって感じー! いつもは、レストランていうより、ちょっとした食堂みたいなとこばっかりだったし、それなら、エミリさんの作るキャンプ飯の方が美味しかったし。どんな美味しい料理が出るのか、楽しみーー!


巫琴ミコトちゃん。ずいぶんと嬉しそうね?」


「はい。美味しいものを食べるのは、大好きですから! なので、エミリさん。いつもありがとうございます」


「いえいえ。どういたしまして」


「あそこの席が空いてるな。あそこにしよう」


「ワタシは、先にお手洗いに行ってくる」


「しかし、あそこが少し騒がしいな。なにを騒いでる?」


「あそこですかぁ。なんでしょう」


「ちょっと、見てくる」


「気を付けてくださいね。アーサー様ぁ。なんだか、ガラの悪そうな連中です」


「大丈夫だ。二人はあの席を取っておいてくれ」


「はい。それなら」


 ってか、あの人たち、一体なにを騒いでるんだろ? ちょっと聞き耳立てて聞いてみるか。


「ふざけるな! こんなチンケな料理で、俺様たちを満足させられると思ってるのか! 俺たちは、あの、アンデッド軍団を率いる呪われた将軍、デスナイトを倒した、勇者一行様だぞ!」


 ん? デスナイト? どこかで聞いたことのある名前のようなぁーー。なんだっけ?


「デスナイトって、あの巫琴ミコトちゃんが倒したガイコツのことよね」


「エミリさんにも、あそこの会話、聞こえてるんですかぁーー!?」


「そりゃ、あんなわざと大声で話してるんなら、聞こえるわよ」


「そういえば、確かに。こういうのを、他人(ひと)のふんどしで相撲を取るって言うんですよぉーー」


巫琴ミコトちゃん。本当に、たまに意味のわからないこというわよね」


「あっ……。あぁー。あたしの生まれた国のことわざなんで、気にしないでください」


「アーサー様。結局そのまま戻ってきましたね」


「どうしたの。アーサー様。騒ぎを止めなかったの?」


「あぁ。あまりにも話がバカバカしくってな」


「そうね。あんな嘘はいつかバレることを知らないのね」


「それにしても、腹が立ちますぅーー。あの連中を倒したのは、あたしたちなのに!」


「まぁ、でも、あんな小さな連中を相手にしても時間の無駄だ」


「そうね」


「えーーっ!? 二人とも、ホントにそれでいいんですかぁーー!?」


「かまわん。さて、なにを食べようか」


「さて、何にしましょうかしらぁーー」


 もぉーー! あたしは、なにか仕返しみたいなのしてやらないと、気が済まない!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ