寝てる間の話
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「でも、アレよねー。アーサーも、罪なオトコ」
「そうだな」
「二人とも、一体なんのことを言っている」
「あら。もうわかってるくせに」
「そうだぞ」
「だから、なんのことだ!?」
「あら。もう自分でもわかってるくせに。いつまで気を持たせてるつもり」
「そうだぞ」
「そ……それはだなぁーー。こちらにも、いろいろと事情がある」
「どんな事情?」
「な……なんでもいいだろ!? そんなの!?」
「良くないわよねー。仲間の和というものが、あるんだから」
「そうだ。見ていて面白いが、もういい加減にしてやれ。あまりドが過ぎると、可哀想だぞ」
「そ……それは……」
「な~にぃ? アーサー、そんなに考え込むようなことなの?」
「あぁ。魔王を倒すまでは、ダメだ」
「そう。それじゃ早いところ、その魔王を倒しましょう」
「そうだな。ワタシも今以上に協力するぞ。どの道、絶対に倒さなければならない相手だ」
「そうね。わたしには、神様に叶えてもらいたい願いもあるしね」
「おっ。どうやら、気がついたみたいだぞ」
「あれ? どーしたんですか、みんな集まって?」
「どーしたはないだろ。いきなり頭から湯気を噴き出して倒れるから、びっくりしたぞ」
「みんな、巫琴ちゃんのことが心配だったのよ」
「気がついてよかった」
「なんだか、すみません。エミリさんもライムさんさんも、心配してきてくれて、ありがとうございます」
「いいのよ。これからこんなことで、巫琴ちゃんが倒れないように、わたしが少しお呪いを掛けてあげる」
「お呪いですか?」
「そう。魔法じゃなく、ただのお呪」
「ん? よくはわかりませんが、お願いします」
「いい。目を閉じて」
「はい」
「聖霊よ。この娘の純粋な魂を護りたまえ……。はい。もういいわよ。これでもう大丈夫」
「はい。ありがとうございます」
「それじゃ、ちょっと遅い時間だけど。みんなご飯まだだから、みんなで食べに行きましょ」
「はい! もう、お腹ペコペコですぅー」
「よし。みんなで食べに行こう」
「ワタシもさすがに腹が減った」
「それじゃ、和洋中のどれ食べます?」
「だから。お前はたまに、訳の分からないことをいうな。その和洋中というのはなんだ」
「う~ん。まぁ、気にしないでください。それじゃ、料理を食べに行きましょう!」




